11話 俺は今、ラブホテルにいます
- _ ぬぺ
- 2022年4月6日
- 読了時間: 3分
急展開じゃん
前回のデートの続き。
海夢・新菜の2人は涼しい土地を求めて漫画喫茶に入店。
海夢ちゃんが漫画喫茶に慣れてるの、余りにも解釈一致
そんな中、彼女が持ってきた漫画は、『超売れっ子高校生ラノベ作家の俺が毎晩サキュバスに迫られて困ってます』。
日常系4コマ漫画。
サキュバスであるリズが、高校生でありながら作家として多忙を極める要を寝かそうと四苦八苦するというお話。
リズはドジっ子系らしく、要を寝かせるために歌った子守歌で自分が撃沈したり、安眠枕で爆睡したり、チョコレートで簡単に釣れたりする。
めっちゃ可愛い…こっちの世界にも無いの、これ…??
海夢の推しは勿論リズ。ハーフツインテが性癖らしい。
しかし、コスはしないとのこと。
そのハーフツインテは可愛い子の特権だから自分には似合わないと思っている様子。
十分可愛い子がなにを言っておられる…?
「喜多川さんなら、似合うと思いますけど…ダメなんですか?」
「でしたらしませんか?好きなんですよね、リズきゅん。俺は良いと思いますよ」
そ、そういうところだぞ五条新菜……!!!!
サラッとそういうこと言う!!
そんなだから今出てきてる女性キャラの大半が君に惚れてるんだぞ!!!
実際に漫画に目を通し、日常系とリズきゅんの可愛さを理解したところで問題発生。
この漫画、デフォルメ系なのである。
キャラは全部2頭身。
それゆえ、衣装も全体的に簡略化されている。ぱっと見、ブルマと涎掛けに見えちゃうデザイン。背中に至っては彼女のロングヘアーのせいで一切見えない。
すなわち、五条くんの服飾への知識とセンスが問われております……!
デートはここまで。
五条くんの戦利品は、ちょっとおしゃれなじんべえでした。ぶれないな…
無事に衣装も出来上がり。
彼らは今、ラブホテルにいます。
その経緯は
リズきゅんの衣装完成!撮影しよう!
スタジオで撮りたいね、良い感じの部屋ないかな
なんと5900円ぽっきりで使えるところがあったよ!
実はラブホテルだったよ!!
えぇ(困惑)
完全に海夢ちゃんのミスです。みんなも説明書や案内は隅まで読もうね。
一応、ロケーションはシンプルな部屋で撮影もOKで最高でした。
一人残された五条くんの神経がすり減っておりますが。
肝心の衣装。
ほとんどが五条くんのオリジナル。
フリルをふんだんに使ったデザイン、ふんわりした袖とか、♡の形の背中とかめちゃくちゃ可愛い。前から思ってたけど五条くんのセンス半端ないな??
きちんと羽や尻尾と合わせることを考えたうえでのデザインなのも良いし、
「よくある淫魔のセクシー路線とは違う方向で」というコンセプトから暗に全巻きっちり読破してきた彼のマメさが出ている。
これはありなのか?という五条くんの不安も、
「コスは自分で考えて補完するのもアリだし、それが楽しい」
との海夢ちゃんの発言で解決。
「五条くんの衣装、一番いいよ」
それをさらりと言える海夢ちゃんよ。
このアニメまじでいい子しかいない…かわいい……
いざ、撮影。
小道具までしっかり用意している五条くん。いつの間にかこっちまでノリノリになっている…
最後に撮ったのが子守歌のシーン。
普通に撮ったら物足りないとのことで、要視点で撮影。
すなわち、寝ころんだ五条くんの上に乗っかる形での撮影。
あっ(何かを察した顔)
が、2人は現在純粋にコス撮影を楽しみまくっているのでなんにも気づきません。
それはもう、何にも。
我に返ったのは隣室の声が聞こえてきた時。
現状把握→狼狽え→事故で消灯というスピード感。
そして消灯→電話が鳴るまでの緩慢に時間が進んでいく感じ。
スピードの緩急がすごく楽しくて、こちらも思わず手に汗握りながら見てしまった
結局、電話のせいで何もなく。
お互いがかなり気まずいまま終わりましたが物理的にはかなり近づいたように見える1日…!
次回最終回まで見届けたいと思います。
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