48話 終結!悲しみの連鎖!
- _ ぬぺ
- 2022年4月12日
- 読了時間: 5分
残り2日。
【実録】
全員で眼魔世界に突入。なおナリタとシブヤはお留守番。ナリタくん、もう少し掘り下げる回があっても良かったのでは…?
遂にアデルとの最終決戦である。
ついてきたマコトはやはり偽物。
それを訝しむ本物マコトも尾行しつつ、全員でアデルのもとへ急ぐ。
襲ってきたイゴールも全員で撃退。
お手製の銃で撃破するアカリ、修行の成果を遺憾なく発揮する御成はともかく、なんか生身なのに正確に敵を打倒していくカノンちゃんは…何??
操られていたイゴールは、お馴染みアカリビンタでもとに戻しました。
それを「愛」だと受け止めたイゴール。
そのまま、アカリをガンマイザーから庇って眼魂が破壊されました。
…?????
いや唐突過ぎない?愛…あい???
何はともあれ、彼は多分肉体はタンクトップ状態で残っているのでそんなに心配しなくても良いでしょう。めんどくさいことにならないといいね……
アランはアデルと対峙。
タケルに負担を負わせないために、アデルと心中しようとするが、そこは人の子としての情が勝った。
アランはいい子過ぎるんだよ。出てきた時からずっと。
当初は人としての機敏を全く知らなかったから、外道に見える言動も多かったけれど。
駆けつけたタケルは以前自分でも言っていた通りに暴走。
それを止めたのは「家族としての繋がり」を持つアランの絶叫。
「私の心は、兄上を助けたいと叫んでいる!!」
「やっとわかった。俺は、アランとアデルの心を繋ぎたい。家族の想いを繋げたい。」
ようやく固まったタケルの心。こうなればうちのタケル殿は無敵です。ゆえにこれは勝利フラグ。
そして、同時にアデルの地雷のど真ん中をぶち抜きました。
アデルの放った技からタケルを庇ったのはマコト。
息も絶え絶えになるマコトのもとに現われたのは偽物マコト。
ここまで、偽物マコトが本物に近い自我と心を有していたことに確信を持っていたマコトは偽物に自分の後を託そうとする。が。
「俺はお前だ。お前が俺の想いを繋げ。アリア様を頼む。」
「これが、俺の生きざまだ」
2人のマコトは1人になり、マコトも復活。
前回一体化するとは言ったけれど、ここまで平和的に終わるとは思っていなかったです、正直。
偽物マコトも登場したときに比べてすごく穏やかな顔つきで。
感情の機微が分かりにくいガンマイザー本体の代わりに、彼らの変化を描き出してくれた良キャラだったと思います。
中の人も長期間の1人2役、お疲れさまでした。
これで、今までの要素は全部清算。
ちょっと1話で詰め込む量がおかしくない?というツッコミはさておき。
本題、アデルとの決戦に行きましょう。
英雄たちとガンマイザーとのバトル。
英雄たちも、タケルの想いに応えて、彼と繋がって、本当に強くなった
英雄の助けを借りて、アデルと接触。
彼が見たのは眼魔世界の成り立ち。
どうも、昔の眼魔世界は日本の縄文時代に近い世界だった様子。
元からグレートアイと繋がる力を持っていた大帝は、その力を足掛かりとして世界を発展させ、今のような世界を作り出した。彼の理想は、争いの無い、平和な世界。
この時点で空の色などは人間世界とはかけ離れたものになっています。グレートアイの力を借りた弊害?
世界も発展してきたところで病が流行。母:アリシアが死去し、大帝は死の無い世界を作ろうと決意する。
その時点で、アデルは自分達を顧みなくなった父を「喪った」と感じており、大帝とのすれ違いはここから始まっていたと思われる。
そこに戻ってきたアリアが合流、アデルの知らない過去を見せる。
以前も描写があった通り、大帝はアデルを可愛がっていた。
そもそも、死の無い世界を作ろうと思ったのもアデルをはじめとした子供たちの為。
純粋すぎる彼の事は常に気にかけていた。それがアデルには伝わっていなかっただけ。
父親に愛されていたことをようやく知ったアデル。
あれこれやってきて、自分のやっていることが間違いだと気づきながらも引き返すことができなかった理由は、おそらく父親に対する歪んだ感情があったから。
そこが解決した今、もう彼が頑張る必要はどこにもない。
(ゴースト、この手の「最後の一押し」が多い気がする)
今までの過ちを認め、ガンマイザーを手放すアデル。
しかし、遅かった。
既に自我を得て暴走気味なガンマイザーは遂に行動を開始。
アデルを取り込み、今まで繋がった人間たちの力をもとに独立した存在になる。
倒すためには、取り込まれたアデルごと倒すしかない。
ここに来て「倒すしかない」という人の血の通わない展開になるとは思っても見なかったよね……
「アデル、お前のやったことは許せない!でも、お前の今の想いは、アランやアリアさんが受け継いでくれる!だから、俺がお前の悲しみを断ち切る!」
人の心は繋がる、繋がれば誰かに思いを託せる
フミばあからアラン然り、
偽マコトからマコト然り、
龍からタケル然り。
最後は「カナシミブレイク」でフィニッシュ。
攻撃の軌跡が本当に綺麗。
アデルも最後に姉と弟に思いを託して消失。
もう彼はド派手に爆散すると思っていたので、穩やかに、綺麗な最期だったことに少しほっとしている自分がいる。
しかし、ここで話は終わらない。
偽マコトが持っていたディープスペクター眼魂の中のガンマイザーが行動を開始。
フレイヤの身体を使ってグレートアイと接続し、再び登場。
(ここでようやく気付いたんだけど、フレイヤって映画見ないと何なのか全く分からない感じなのか??)
その見た目は簡単に言うと「アナザームゲン魂」。
次回、遂に決着です。
ここからは独り言。
無事にアデルとの決着がついたわけでございますが。
めちゃくちゃ面白いんだが詰め込み過ぎだな???
アデルたち家族のお話も、タケルの説得も、2人のマコトの動きも、一つ一つ取って見ればめっちゃ面白いんだが、正直1回に詰め込む量ではない。
マコトの話とかは、前回消化しておいた方が良かったのでは…?という気もします。
前も書いた気がするけど、この作品、時々ペース配分を致命的にミスってるんだよな……。
何はともあれ残り2話。来週には見終わっちゃうのが寂しくてたまらん。
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