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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

48話 9人のドンブラ

キュウレンジャーぶりの9人戦隊ですね(遠い目)




雉野はともかく、タロウが鬼に吸収された。

雉野の扱いよ…。まあ今までの積み重ねですね。


残ったメンバーは一時撤退。

翼は仲間の正体を知り「いろいろと面倒になった」と離脱。分かる~~~!




まずは翼から。

無事に夏美を取り戻したものの、キビポイント消費の代償として再び指名手配され、逃亡者へと逆戻り。

ソノニに助けてもらいつつも今まで通り譲ってもらったアパートに避難中。

夏美への説明に困りつつ、彼女が「みほ」としての記憶は夢のようなものとして認識していたことが判明しております。




続いてジロウ。

友人たちが幻だったと知って失意の中。

そこに現れたのが闇ジロウ。ずっと互いが一緒にいた。


「今こそ俺たちはひとつになる時だ。自分の足で歩くために」


竜と虎が戦うのは勇敢さを示すものであり、一つになると最強の証であるという話を聞いたことがありますが。

光と闇のジロウは1つになった。衣装は光ジロウの服の一部に虎柄が入り、上方もオールバックに変化。

その後のまっすぐ前を見つめるカットだけで、「これは光ジロウであり闇ジロウだ」と納得させてくれるし川さんの演技力よ。




さて、ドンブラ陣営は。

どんぶらでのバイトを始めたソノザと、ドンブラにやって来たソノイ・ソノニ、猿原で作戦会議。

人数的にもこちらが不利なのは目に見えている。

しかもその後の出撃ではるか・翼両名も鬼に吸い込まれて腹の中へ。


完全に詰みに近い状態だったが、ソノイが作戦を立案。

敢えて1人以外が鬼に吸われて油断を誘い、その間に残った1人が不意打ち。結構捨て身の作戦です。

そして残る1人は信用問題を考えて猿原に決定。



いざ戦いへ。最初は鬼が縛られていて作戦が上手くいかなさそうだったものの、鬼が無事に鎖を破壊したことによって無事作戦実行。そんなパターンあるんだ。

作戦通りソノニ・ソノザは鬼の中へ。

咄嗟に「真一!」と呼ぶソノイが良い。

そしてそれを聞いた猿原は、「剣が苦手だ」と言い訳をしつつ、自ら鬼の中へ。

どんぶらで静かに剣を渡すソノイと、自分の身をなげうって剣を渡す猿原との対比が綺麗。その心の内は同じなのも含めて。


剣を受け取ったソノイ。

案の定油断した……というか思ったよりもノリノリで油断して目隠しとかしちゃった脳人たちを脇に置いてソノイは攻撃。鬼たちを一刀で切り伏せる。

というか目隠ししても強いんです系かと思ったら全然そんなことなかったね。みんな明後日の方向攻撃してて笑ったよね。



無事に帰って来た仲間たちにジロウも合流、巨大戦も難なくクリア。


どんぶらに帰って来たドンブラザーズも脳人も和気藹々と過ごしていたのでした。

「みんなで信頼して協力し合って戦い、勝つ」

まるで戦隊のようである。戦隊だけど。


それを外で見守るタロウと翼。

タロウが鬼に吸われたのはわざと。全員のチームワークを引き出すためのちょっとした芝居。翼に見抜かれても「答えたくない」と逸らかしますが、初期では考えられないくらいの良い笑顔である。

ソノイもそれはなんとなく理解したらしい。いい話だけど、やっぱりタロウの理解者は脳人なんだね……




次回:まだ増えるんかい脳人!

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