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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

46話 最後の行き先

トッキュウジャー終わるなんてやだよぅ



【行き先 キャッスルターミナル】

侵攻を開始したシャドーライン

総力戦に出たレインボーライン

日常を謳歌する4人


最終決戦に向けた最後の一歩です



【シャドーライン】

単独で挑んできたライトは、離れた城から返り討ちにしたゼット。

同じ剣を投げても、ただ相手に届くだけなライトと、足元のコンクリートにクレーターを作るゼットの差よ。


ゼットは闇を以て地上を制すべく、城の中に闇を貯蔵。

ネロやモルクが満足する域を遥かに超えた量をため込んで一気に放出。


キャッスルターミナルは一体の獣と化し、地上には濃い闇が拡がっていく。

レインボーラインのターミナルがデカい魔人になって動くなら、シャドーラインも然りだよな、確かに。


何よりも、今までトッキュウジャーが守ってきたものがいとも容易く闇の中に沈むのはなかなか心に来るね

それを空から見下ろすしかないライトの心中が思いやられる


「脆いな、キラキラは。手に入らねぇくせにこんな簡単に消える。つまらねぇ。」


悪態をついているように見えて、どこか羨ましさや憧れがにじむような言い方に胸が苦しい



【レインボーライン】

闇に体が耐えきれず、一時撤退したライト。

明たちの説得に応じる形で、一休みしてから再戦することに。


現在の戦力はライトと明だけ。

「今度は絶対に俺を置いていくな」

「トカッチに教わった約束の儀式だ」


この人たちは、何があっても他人を守るために約束するんだね…

自分の為じゃなくて。


更に非戦闘要員だった車掌・チケット・ワゴンも参戦宣言。

「お前のおかげで、闇も大して怖くなくなりましたよ」

「旅は道連れと言うでしょう?」

「激しく、道連れちゃって」


ライトも明も、爽やかな笑みを浮かべているのがね。

一視聴者として「他の4人は良いの?」ってなっていて、どこか不安なままなのに晴れやかな笑顔なのがね、ライトとの変な温度差を感じてしまって結構ダメージがデカい。


明は途中で襲ってきたネロの相手を担当。


ライトはゼットと対峙。

キラキラが失われているために勝利のイマジネーションが見えないライトと、

ライトに影響を受けて勝利のイマジネーションが見えているゼット。

必然的にピンチに追い込まれるのはライト。


なんとかネロの隙を突いて勝利した明は闇の中心地に合流すべく駆け付ける…が。


「…レインボーラインが消えた?!」



【トッキュウジャー】

昴ヶ浜。

4人の小学生はいつも通り。坂の途中に建っている家に住む鈴樹家もいつも通り。


でもどこか違和感が拭えない。

1人1個用意したミオのチョコレートはなぜか1つ余る。

(ミオがみんなのためのおやつを持ってきてくれるの、分かる。)

鈴樹家も、誰か、「きらきら星」を歌う人がいたような気がする。


「ねぇ、私たち、本当に4人だっけ」


違和感を確かめ合っていた4人が見つけたのは、木の上に貼られた写真。


ワゴンさんがこっそりと明に託していた写真。

3話で「ワゴンさんの自撮りには何か写り込んでそう」と言っていたのだけれど、微妙に外したな…。

前回、明が秘密基地のはしごから降りてきていたのはこれで、

4人が全部忘れてしまったことをそこまで彼が嘆いていなかったのもこれか…。


「なんかさ、俺たちに似てない?」

「やっぱり、もう一人いる」


写真を頼りに思い出したのは


「「「「ライト!」」」」


「なんで忘れてたんだろう」

「行かなきゃ。私たちだけ、元に戻るなんて絶対にダメ」


しかし行くためにはパスが必要。

そのパスの出所は、5人が作った手作りの定期券。

それならば、もう一度パスを作ればいい。


定期券

家↔秘密基地

というのが今までのパス。


新しいパスは、思い出の写真の裏側に。

定期券

秘密基地↔ライト


「秘密基地」から出発して、必ず「ライト」の所に行って、また戻って来るという決意。


「必ず」

「いける」

「今すぐ」

「絶対」

「「「「ライトのもとへ」」」」


大人の姿に戻ったことによる弊害がたくさんあるのは彼らもよく分かっているはず。

それでも手放しで喜んでいるのは、やっぱり「絶対5人で助け合う」ことが掟だからなんだろうな


レインボーラインと合流、そのまま闇の中に突っ込む4人。


「全速全身!」

「ライト」

「今行く」

「待ってて」


全員でレバーを握る4人の姿にグッとくる。


王道の展開とはいえ、やっぱり燃える。

新しい定期のところなんて泣いてしまった。写真が写真のままパスとして反応するのも良いな…。



次回、最終回。しっかり見届けます!


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