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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

46話 なつみのよのゆめ

人の心、ニチアサでは高頻度で行方不明になる




前回、獣人となった桃井タロウ。

最初は普通の獣人になったものの、それを見かけたみほから声をかけられ、ビンタされたことで「桃井タロウ」部分が目を覚まし、なんとか自分の本来すべきことを思い出す。


戻って来たタロウは再び翼と共に獣人の森へ。

翼が椎名ナオキの漫画と、いつまでも満月のまま変わらない空を見て当たりをつけていた通り、月、それもプールに映った水の中の月が出入口。

久しぶりに神輿に乗って登場し、謎の金色の光で折り紙を一斉に消したあと、「ドン家のもの」として、獣人たちに彼ら自身は罪ではないが、彼らの行動が罪であること、これ以上平安を脅かされたくないのであれば、二度と森から出ないことを言い渡される。


これがまた神々しい。

東映ブログによれば、今回のメットオフは途中で変更された演出だったらしい。ありがとうございます。




その裏でかなり動いていたのが脳人たち。

脳人としての在り方にたてつく行動を繰り返したソノイ・ニ・ザの3名。ちなみにその行動は順に「おでんを食べた」「恋をした」「漫画にはまった」である。可愛い。

なおドンブラザーズの方は実は「脳人」「盗作」「無銭飲食」「他人の荷物勝手に開けて食う」「自分のために他人の命を差し出す」「二重人格」です!楽しいね!!



もう今までの場所にはいられなくなった彼らが逃げてきたのはどんぶら(敵のアジト)。そういうとこだぞおまいら。

どうやったら事態が解決するかという問題の結論は、「誠意を見せる」というところに帰結。ただ、「誠意」が何か分からない。マスターはお金だと言い、それを全力で否定する猿原。しかし「俳句教えて」にはあと少しで落とされそうになる猿原。



屋上で座り込んで考えた結果、彼らが出した結論は「許しの輪」。これを使って今まで彼らが斬ってきた人間を復活させようというのである。


ということで、タロウたちが奮闘している裏でソノイは今までの被害者を助け出して帰還。

同時に合流したタロウ・翼と他の仲間たちと共にそのシ・ゴ・ロクを討伐したのでした。



さらに、獣人の森で捕まっていた人たちが助かったことによって獣人は不可殺の存在ではなくなった。それはみほも同じ。

猫の獣人たちと共に戦った彼女は、結局多勢に無勢だった様子。ミレーの「オフィーリア」のように川を流れて行ったのでした。

次回以降の雉野のメンタルが心配で仕方がない。





でもって地獄を見たジロウ。

翼と寺崎によって真実を知らされました。

簡単に言うと、彼が今まで慕っていた育ての親も友人も全部偽物で、彼の事を本気で思ってくれる人なんて1人もいないというわけである。

でもってこれを「おもしろいから」という理由で採用した井上大先生。鬼か??


今まではジロウにはくっきりと見えていたルミちゃんたちも、寺崎に寿命が来たのと同時に消失。透けて行きながらも、最後までジロウにエールを送り続けていたのでした。


ジロウから見れば寺崎さんに何もかも裏切られたわけだけだし、実際に彼がやってきたことはあまりにも残酷だけど、ジロウに同級生の友人を与えたり、曲がりなりにもきちんと育て上げたりと本当に酷い人ではなかったんだと思う、というかそう思いたい。




ここに来て「何もかも失った人」が増えてしまった。そんなことある??

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