43話 トキかけナゾかけ
- _ ぬぺ
- 2023年1月8日
- 読了時間: 3分
情報が多い!!通常運転!!ヨシ!!!
まずははるかから。
頑張って漫画を描いたものの上手くいかない。
周りに感想を求めても、今一つ文脈を読み取ってくれない猿原・読解力不足の雉野・全肯定botジロウと何も当てにならない。
その頃犬塚翼は。
暴れていた彼は獣人だったことが判明したため、ようやく指名手配が取り下げられました。ようやく街を胸を張って歩けるようになったね…!
彼が頑張って記憶を探った結果、獣人の森から彼を救い出したのはウサギの着ぐるみだったことが判明。
その着ぐるみは椎名ナオキではないか、と(すさまじい画力の持ち主の)翼の絵から読み取ったはるかは翼と共に出版者:冗談社へと出向き、ナオキと会う。
最初は逃げ出したナオキだったが、相手は逃走のプロ:犬塚翼。伊達に1年強逃げていたのではないのである。
そこにやってきたのは、金の模様の入ったムラサメ。彼が狙うのは椎名ナオキ。
逃げ惑ったナオキでしたが、途中でこけてウサギの頭が外れる。
中から出てきたのはまさかの鬼頭はるかでした。
もう既に情報が多いのですが。
はるかとはるかが帰宅すると、そこにいたのは猿原と猿原。
仲間が2人いるとのことで状況説明開始。
どこかバブルの香り漂うファッションの2人は、別時空の未来から来たはるかと猿原だった。
別時空でもドンブラザーズとして活躍していた2人だったが、いつまでも終わらない戦いに疲れたはるかはキビポイントを消費してタイムスリップ。休暇と称して自分の漫画家としての最盛期にトリップしたのであった。
過去の自分になったはるかは、「椎名ナオキ」というペンネームを用いて新作を制作。
しかし、彼女は手違いで別時空に飛んでおり、この時空のはるかの妨害をすることになってしまったのであった。
それからは、未来の自分たちの運命を知っているため、人知れず彼らのサポートをしていたという。
しかしあまりにも帰ってこないはるかを心配して、彼氏の猿原がこちらの次元にやってきて彼女を回収しようとしていたのであった。
うーんなるほど、分からん。
まあ公式も
この謎は……もはや回収する気も起きません。
これこそが伏線は回収するよりもっと撒け!の真骨頂。
謎を回収しながら謎を増やすという井上敏樹大先生の超高等テクニック。
って言ってるし、良いか。
なおどさくさに紛れて明かされ、他のもろもろでかき消されていますがタロウは夢というものに関してやや冷ややかな様子。
本人に悪気はなさそうですが、ちょっと強めの言葉でバッサリ言っていて意外。でも仲間から避難された後にソノイに夢について確認してるの可愛い。不安になっちゃったのかな。
戦いは金ムラサメとの戦いとなり、いつものドンブラザーズ+脳人+別時空のオニ&サル+ムラサメの混戦になりつつ、最終的にはムラサメ同士の巨大戦で幕切れとなりました。
別時空のはるか・猿原はそろそろ時間切れとのことで元の世界に帰還。
彼女が書き残した「新初恋ヒーロー」は、最後のコマをはるかが仕上げたことで出版され、ベストセラーとなった。
盗作問題は放置されたままだが、ひとまずはるかとナオキの話はこれにておしまい。
結局ナオキを超えられなかったな、というはるかちゃんが良い。なんだかんだでナオキのこと尊敬していたんだろうな。彼女の「それとこれとは別」で考えられるところ、素敵だと思う。
なお、別時空のはるかは「自分の漫画にヒントがある(意訳)」と言い残していった。
以前軽くほのめかされた「今作の特性上、『終わり』が存在しない」ということも気になっているんだよね…。逃げ出したくなるレベルで戦いが終わらない、って何気に怖いよ?
次回:6人同時変身?!本当にドンブラザーズですか?!?!
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