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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

43話 創世Ⅴ:その名はギャーゴ!

創世編は終わらない




タイクーンが叶えた世界。

「デザグラの犠牲者が生き返った世界」は叶ったわけだが、犠牲者の中にはならず者もいたようで、彼らが暴れまくっている現状。


英寿たちは「運営が何かやったのでは」、景和も「運営が本当のことを黙っていた」と言っていますが、まあ単に考え不足というか…。

運営は言われた通りきちんと彼の願いを過不足なく叶えていて、そこから生まれる可能性を一切考慮していなかった景和くんにも非はあるよ。

まあ、考えてパッと思いつくことでもないし、運営も一言言っておくべきだとも思うし、無法者たちにコア与えてるのは明らかに悪意があるんですけど。


それもそのはず、ジットの二つ名は「バッドエンド請負人」。

バドエン厨の期待に応えて世界をぶっ壊すのが目的らしい。

前からうっすら思っていたんだけど、「過去が変われば未来も変わる」的なアレは今作では考えなくてもいいのかな?


バドエン割と好きなんですけど、なんか違うんだよな、ジットさんのやっていることって。

暴力!力で押し切る!負け!!みたいなのってバドエンの中では割と低質じゃない?そうでもない??


現状が気に食わない景和はジットに直談判。

両親・姉も生き返ったものの即死亡したという事実がそれに拍車をかけているようで。

ちなみにこの、景和の携帯の発信履歴を映す→そこに人物を反射させるって演出お洒落で好きなんですけど、ちょうどそのタイミングで大雨警報のテロップが入って液晶画面が全部隠れるという事件が。このやるせなさをどこにぶつけたら良いですかね?


もう一度願いを叶えるためには英寿を倒して、ツムリが女神となるための障害を排除するようにと言われる。


彼はまず家族の仇であるターボンのもとへ。

乗り込んでいって一刀で斬り伏せる。

ターボンを裏で支えていたケケラは景和を次のヘッドに祭り上げる。景和も戸惑いながらもこれを受け入れる。豪華な椅子に座る彼と、その周りで楽しそうにしているケケラとベロバの画、あまりにも良すぎる。


彼が傀儡だと自覚するまでにはどれくらいかかるかな。




景和がヘッドになったことは全国区のニュースにもなる。

これを受けて道長はけじめをつけると言って出かける。

まずはズタボロの大智のもとへ。

怪我はそのままなのに記憶だけリセットされたらしい。同情はしないが哀れである。

なんか打開策知ってそうなこと言ってたけど、この先彼はどうなるのかしらね。




一方、鞍馬家。

ターボンたちが拘置所を襲ったおかげで久々に外に出た光聖。

消火器を手に参戦して来た祢音と共にその場を脱出。


祢音は父に、スポンサーとしてDGPに関わってきた責任をとるため、この現状を解決するために何かすべきなのではないか、自分は他人を犠牲にして生まれてきた分、誰かを幸せにするつもりだと言う。

更に、「あかり」のことを忘れようとはせず、こまめに彼女の最期の場所に行っていたのも、彼女のことを愛して、彼女の8年を無かったことにしたくなかったと思っているからではないか、と言いおいて彼の元を去る。


しかし、ひとりになった祢音のもとに現れたのはあかり誘拐&殺害犯の沼袋一男。

彼女を再び拉致した沼袋は、鞍馬家に3億円の身代金を要求。その後ろに付いているのはもちろんベロバ。

この人も本当になんでもやるよね。



身代金要求を聞いた鞍馬夫妻。

あかりとの8年、祢音との11年を振り返り、「どちらも心の底から愛していた大切な娘」と結論を出す。


光聖が向かったのは英寿のもと。

自分の幸せのために戦う、そのための力が欲しいと土下座して要求。

英寿も彼の心意気に応える。


光聖はその後、祢音のもとへ。

手にはIDコアとバックル。

自分を奮い立たせるような変身ポーズと雄叫びがかっこいい。

観客が遂にフィールドに降りて来た。テンションも上がるってものですよ。


ギャーゴが纏うファンタジーフォームの力は「愛する者を守る力」

この一文がめっちゃ好きだ。

明らかに戦闘慣れしていない、それでいてひたむきで必死な、泥臭い戦い方がかっこいい。


あとはその想いが、愛が、正しく祢音に伝わるかどうか。





次回:ナーゴ、参戦

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