最終話 黎明Ⅰ:ここからがハイライトだ!
- _ ぬぺ
- 2023年9月1日
- 読了時間: 3分
大団円ってやっぱりいいなぁ。
ツムリに撃たれて倒れた英寿。
ツムリの正体は黒ツムリがツムリに憑依して操られていたというもお。一応同一人物なのでそういうことができたみたいです。
黒ツムリは街に英寿の死亡を宣言。
狼狽える仲間たちを余所に、リガドΩは容赦なく彼らを邪魔者として排除しようとする。
景和・道長・祢音の3人は各々の最強フォームで臨むが、時間を操るというチート技を持つリガドΩには効果なし。
変身解除して倒れ、さらに巻き戻しで変身能力を失われても尚、英寿が遺していった「願い続ければ夢は叶う」という言葉に縋るように立ち上がる。
3人の「願い」に応じるように現れたのは、ブーストライカーに乗った仮面ライダーギーツ。
「神様」となった彼は3人の願いに応えて再登場。創造の力を使って仲間の変身セットを蘇らせ、共に初期フォームで戦闘開始。
相手の時間操作は「神様に時間の概念はない」という理由で無効化。チートにはチートで返すってか。
必殺技をスエルに叩きこんだ英寿。
爆炎が収まったあと、そこに立っているのはスエル……の服をまとった英寿であった。
神様となった英寿は、3人に今度こそ新しい、誰もが幸せになれる世界を作ると宣言。
幸せに制限も総量も無い世界。
その頃、DGP運営はギロリを中心にしてこの世界から撤退。それがオーディエンスの総意でもあると。
自分の天下が終わることで焦り、ツムリに泣きつくサマスであった。何も応えてくれないどころか同情すらしてい無さそうな黒ツムリ。これが積み上げてきたものの差か。
その後。
とある場所には、小さなお社ができていた。
祀られていたのは、「誰でも幸せになれる世界」を実現させ、同時に「自分のことを誰も覚えていない世界」にした浮世英寿。
ツムリが管理しているそこには、大量の絵馬が奉納されていた。
世界平和を望み、ようやく「警察官」という具体的な目標ができたらしい景和。
白馬の王子様を探しつつ、この時代に残ったキューンと共に動画投稿者としての活動にいそしむ祢音。
美味しい肉が食べたい、と言い、職場の人とも友好的な関係を築いている道長。
願い事が無限に出てくる沙羅。
ジャマトと人間の共生を望んで研究に剥げむ大智。
それ以外にも、たくさんの見覚えある名前の絵馬。
そしてジーンは、DGP愛好家の間でDGPを復活させようという動きが起こっていると報告。
今までのような女神に頼ったものではなく、誰かの願いを叶える応援になれば、ということらしい。女神ができる前の、コインを優勝賞品にしていた頃のものに近い物になるのかな。
復活した際にはツムリに再びナビゲーターを頼みたい、という依頼にツムリは笑顔で承諾。
そして神様になった英寿は、絵馬を眺めながら「きっと叶う」と呟くのでした。
願った分だけ、人の幸せは存在する
Ace with us
ということで全49話、お疲れさまでした!
キャラクターをすごいスパンで入れ替わらせつつも、「desire」の名の通り、「願い」を軸に走り切ってくださったなという印象です。
英寿の最後はちょっと意外だったけれど、2000年生きていることに対してもう疲れ切っているんだろうなというのはちょくちょく見えていた一方で、人の営みを眺めるのはすごく好きなんだろうと思っていたので、意志のある状態で神様になったのは考えてみれば当然の帰結なのかもしれない。
丁度DGP運営への皮肉にもなっているわけだし。
それにしても今作ほど推しが決めがたい作品はないなぁ。
強いて言えば五十鈴大智かもしれない。美味しいところいっぱい持って行ったなあという意味で。
1年間本当にお疲れ様でした。
また神様と愉快な友人たちに会えますように。
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