48話 創世Ⅹ:ツムリの鎮魂歌
- _ ぬぺ
- 2023年8月20日
- 読了時間: 3分
もう次が最終話なんて信じられない
スエルが仮面ライダーリガドΩとして再登場。
オーディエンスの力をその身に宿し、終幕のデザイアグランプリを始める。
黒ツムリが「お悔やみ申し上げます」と言いつつ、人々に変身セットを配布。
変身者に指定された人々は、黒ツムリの号令で強制的に変身。「ジエンドライダー」という名前らしい。
変身者には相手の幸福度合が数字として提示され、相手の幸せを得るために戦うことになる。
戦い終わった市民たちを見る限り、戦ったことでごっそり幸福がどこかに行ってしまっている気がするんですけどね。
さらに、スエルが大量に召喚したゲームマスターによって常時プレイヤーは監視されており、少しでも戦いから逃げようとしたり、オーディエンスの気に食わない行動をしようとしたりすれば即退場。
英寿たちライダー陣営も事態の対処に当たろうとするが、多勢に無勢なのが現状。
それでもできることを、ということでそれぞれに町に繰り出す。
景和と道長は変身してライダーたちの動きを止め、
ウィンはゲームマスターの元へなぐりこみに行く。
さらにどこからともなく大智も参戦し、ジャマトを使役してサポート。ジャマト自身は悪ではない、というのが改めて提示されて嬉しい限り。
向日葵持って、幼稚園生みたいなスモック着てカメラにファンサしてくれるの可愛い……
祢音は父親にスポンサーとしての立場からかけ合えないかと相談。
そして英寿は、「ゲームマスターが復活した」という情報を聞きつけて久しぶりに浮世邸へ。
久しぶりに姿を現したのはギロリ。Aパートのカットで意味ありげなGMが一人いた時点でこれはもしや…?と思っていたのですが、やはりそうでしたか。まあ厳密にはOPクレジットで気づいてしまったんですけど。やっぱりOPは薄目で見るくらいがちょうどいいな。
英寿はギロリの手引きでスエルのもとへ。
そもそもギロリは、「仮面ライダーは平和を守るもの」「全てのグランプリ関係者に平等なゲームを」が信条の人。英寿との対立も、彼が強すぎるゆえのパワーバランスの崩壊を止めたかっただけ。
つまり、現在の一部のオーディエンスだけが楽しんでいるゲームは彼からすれば疎ましいもの。ということで、英寿に力を貸してくれました。
戦闘を開始したギーツとリガドΩ。
自在にバックルを出せるリガドΩと創世の力を使いながら対抗するギーツ。
すると、突然リガドΩの動きが止まる。
裏で動いていたのは鞍馬親子。
過激派オーディエンスの元に行って、「元の時代に帰れなくてもいいのか」と脅しをかけておかえりいただいたという。リガドΩの原動力はオーディエンスにあるため、これで彼の出力も落ちる。
一気にギーツに有利な戦局に変化したものの、リガドΩはベルトを起動。英寿の時間だけを巻き戻して変身能力を失わせる。
そこに現れたのがツムリ。
彼女はまっすぐ英寿のもとに向かうと、銃口を突きつける。これでOPのシーンは全部回収したかな?
ずっとこの時を待っていた、というツムリ、それを受け入れて不敵に微笑む英寿。
そして鳴り響く銃声。
ここに来て謎がひとつ増えるとは思わなかったけど……。
あのツムリは黒ツムリかも、っていうのが一番妥当か? 直前に白ツムリと入れ替わりで部屋に入ってくる黒ツムリのシーンがあったわけだし。
それか、スエルが指摘していた、「人のまま神になった故、倒せるようになった」を逆手にとった何か?
ヒントらしいものが何も思い当たらない……。
次回最終回ということで、遺されたライダー陣営が何かを願えば英寿が望ましい姿で復活してくれる…あたりじゃないかと予想しております。
次回:黎明、再び
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