41話 激動!長官の決断!
- _ ぬぺ
- 2022年3月21日
- 読了時間: 4分
残り19日。
【実録】
残り20日を切った。
それぞれに期限を意識し始める。特にアカリが顕著。かなり焦っています。
一方のタケルは一人、完全にのほほんとしております。
ベートーベンからも指摘されているけれど、おそらく彼に「怒る」という選択肢がない。例によって、余裕ぶっているのでも無理しているのでもなく、特になんとも思っていない可能性が濃厚。
(それを踏まえて最近自分の感想を読み返したのですが、かなりズレたこと言っているな…と頭抱えました。うぅ。)
一応、不安な点はあるみたいだけれど、それも「人外」に近づきつつあることに対する不安。
ライダーのフォームは生者に近づいているのにね…
【眼魔世界】
今回、遂に種明かし。
まずはイーディス長官。
彼は仙人ではない。テンションが違うのは表向きの顔とタケル向きの顔かなと思っていたのですが、どうも違うらしい。
本人がそう言ったときには全く信用していませんでしたが、マコトとアランが言うならそうなんだろうな…。普段からの誠実さの積み重ねって大事な。
イーディスと仙人はどういう関係か気になるところですが、これは掘り下げられるのかな…。ほら、電王のオーナーと駅長という過去があるのでね。
アドニス大帝の友人であり、科学者。
そして眼魔世界の成り立ち。
もとより、その世界には「グレートアイ」と呼ばれる存在があった。
全知全能、叡智そのもの。ただし、その正体は誰も知らない。
アドニスはグレートアイに選ばれてそれと接続。「大いなる力」を得て使役していた
しかし、ある時眼魔世界に病が流行。
多くの国民、妻と長男を喪ったアドニスは二度とこのようなことが起きないようにと望んだ
それに技術面で協力したのがイーディス長官。(正確には彼にも彼の理想があるようですが…)
グレートアイの力も借りて、眼魂を用いて精神と体を分離し、半永久的に生きられるシステムの構築に成功した。
しかし、そのシステムには欠陥があった。それが、タケルたちが見た炭化する人間。
だが、未知のものを利用したシステムを作ったこと、さらにグレートアイを守護するために作ったガンマイザーの存在が仇となり、システムの改良は不可能となる。
世界を維持するために必要なエネルギーが少なくなったため、アデル・イゴールの一派は人間界へと侵攻を開始。
他所から奪ってきたエネルギーで自分たちの世界を維持しようと躍起になっている。
対抗手段として残っているのは、グレートアイによって世界の再生を行う事。
唯一その資格を持っていた根源への接続者:アドニスはどうすべきか迷っているうちにアデルに暗殺される。
自分の行ったことを一から否定するのは確かになかなか難しいのだろう。
代わりにイーディス長官が作ったのがガンマイザーの対となる存在:英雄眼魂を使ったグレイトフル魂や、根源に接続しうる力を秘めたディープスペクター。
だが、それもガンマイザーから干渉されて使用不可なのが現状。ガンマイザーは着々と自我に目覚めつつある。
彼には現状、打つ手無し。
そして現在。
遂に動き出したアデル。
他者の意見も存在も全て自ら切り捨てたにも関わらず、「みな私を裏切り不完全になる」とこぼす彼にはいろいろ通り越して憐れみすら湧いてくるのだが、それはさておき。
根源への接続を試みるも、跳ねのけられる。
ガンマイザー曰く、彼には足りないものがあり、その鍵はタケルにある。
それならば、とアデル自ら出撃。
タケルに自ら接触しに行くこととなる。
【以下雑記】
ようやく全貌が見えてきました、眼魔世界。いや引っ張ったな
とはいえ、どれもある程度ヒントが出された状態だったので開示された情報量の割に衝撃は小さかったかなという印象。
個人的にはイーディス長官≠仙人なのが衝撃だよ。
ガンマイザーに対抗しうるのは現状、ムゲン魂のみ。
これは全く根拠のない考察ですが、グレートアイに詳しく、その偉大さをそれを前にした時の自分たちの限界を知っているイーディス長官が作ったものではグレートアイやガンマイザーに真の意味で抵抗するのは難しいのでは。
ムゲン魂はタケルの、人(=自分)の無限の可能性を信じた故に出来上がったもの。だからこそ文字通り無限のパワーを発揮するのではないでしょうか。
グレートアイの力を借りずに出来上がった、作中唯一のアイテムだからというのもあるのかもしれない。
次回、何よりも気になるのは握手しようとするアデルとタケル。
アデルがラスボスだと思っていたのですが、ここで和解するとは…。ラスボス、何?グレートアイ?もしかしてビンタおじs…ではなく、イゴール?
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