41話 サンタくろうする
- _ ぬぺ
- 2022年12月18日
- 読了時間: 4分
🐟🐟🐟🐟🐟鮭を食え!!!🐟🐟🐟🐟🐟
クリスマスも近くなってきた現在。
毎日のように決闘をしていたドンブラザーズと脳人たち。本当に決闘大好きよね、君たち。
しかしある日、休戦の申し入れがされる。
理由は脳人の慣習であるサンタさんになる時期が近付いていたから。
脳人は人間に支えられて生きているため、その感謝を伝える意味も込めて回り持ちでサンタをやっているらしい。
今年の子どもたちは「お家にソノイたちが来てくれるかも」と思いながらクリスマスイブの夜を過ごすのか、羨ましい。
そんなソノイさんたちですが、「サンタ」というのをよく知らない。
最初はドンブラザーズに教えを請おうと思っていたが土壇場で恥ずかしくなって撤回。
結局街の女の子を質問攻めにするという一番やばい行動に出ました。
ソノイの言動を怪しんだドンブラザーズによって、改めてサンタに関する情報交換が行われる。
ちなみにタロウは本物のサンタに遭ったことがあるらしい。
しかし、「町のあちこちにいる」というのは店の店員であり、
家に入ってタロウのおもちゃを回収していったサンタは泥棒だと丁寧に教えられる。
ピュアだよね、タロウって。
何でも本物のサンタは介人の知り合い。昔は共にヒーローでいようと誓い合った中らしい。
多分だけど、本物サンタと仲よくなってるのはゼンカイの世界線の介人でしょ。
で、その本物サンタさんは今はヒトツ鬼となって暴れまわっていました。
家々にゴミ捨て場から拾ってきたがらくたを詰め込んだプレゼントを配り歩いてたらしい。ブラックサンタの方が可愛く見えてくる。
サンタさん本人と会って動機を聞いた一行。
近年の子どもは今までの子とスタイルも変わってきていた。
彼がプレゼントしたけん玉と達磨落としは現代っ子には響かず、そのままゴミ箱に直行。
そもそも北欧にいるとされるサンタさんが日本の伝統玩具持ってきている時点でだいぶ面白いのだが一旦スルーしよう。
ショックを受けたサンタは今度は子どもたちへの調査(ストーキング)を開始。
欲しいものが「ゲームソフト」だと聞きつけたサンタさんは当日、プレゼントを持ってやってくる。
しかし、室内にいた男の子は母親に「兄が欲しい」と無理難題を言っているところだった。
ということでサンタさん、満を持して変装。
12月の夜中に、半そで半ズボンで虫取りセットを装備した、兄を名乗るおっさんが爆誕。
当然そのまま警察に連絡が行き、逮捕されました。
この番組は子供の夢をなんだと思っているんだろうか。
そんなわけで彼は闇堕ちしたという。えぇ……(困惑)
連れてきていた女の子を、はるかと猿原がけしかけてサンタさんに更生を促すが、逆に「若い者が何を言う」と反発されて失敗。
結局は実力行使で彼を沈めたのでした。
その後。
クリスマスまでの間に、サンタに大切なものは笑顔と体力、と教えられた脳人は鍛錬を積んだうえでサンタとなり、子どもたちにプレゼントを配っていた。
サンタ的には色気のある笑顔はNGだぞ!
そして本物のサンタさんは。
やはり、過去にタロウの家に来ていた。
何がどうなってそうなったのかさっぱり分からないのだが、サンタは当時、配るプレゼントが無かったらしい。
だからタロウの家に行き、おもちゃを分けてほしいと頼んだ。
お礼として、友達のいないタロウと一緒に遊んであげた。
タロウはそれ以来、お小遣いを貯めてはサンタに渡す用のおもちゃを調達していたという。
本人はそういう言い方していたけど、本心では玩具をいっぱい持っていればサンタさんが来てまた遊んでくれると思っていたんだろうな……。
タロウの言葉でもう一度サンタをやり直す気になったサンタさん。
お馴染みの赤い服に着替えた後、タロウのおもちゃを受け取って、彼の頭を撫でてから、トナカイのそりで夜空に飛び立っていったのでした。
撫でられている時のタロウの顔よ!!
圧倒的にこういう経験なかったんだろうな、本当にサンタさんのことすきなんだなって。
なんかトンチキクリスマス回だと思ってたらしっかりめに刺していったわね?!
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