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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

38話 復活!英雄の魂!

残り21日。



【実録】

タケルと英雄たちの話。

そしてジャベルが本格的に物語に戻って来ています



【天空寺タケル】

ムゲン魂の解析が一通り完了。

やはり、ムゲン魂はタケルの感情に呼応する眼魂であり、共に成長する眼魂。

そして、唯一のガンマイザーに対抗しうる手段。


一方で、現状英雄たちの力不足は否めない。

実際に、ガンマイザーたちとの戦いでは全く太刀打ちできないまま終了。


「我らはお主の成長を誇りに思っておるのだ」

「だからこそ、我らの役割は終わったと言える」


中間フォームが後半に用済みになるなんて展開はあるあるですが、ここまではっきりと明言されるのも珍しい。

英雄たちとしては、“タケルの独り立ち”みたいな認識なんだろうけど、タケルからすればせっかく繋いだ心を無碍にされたように感じてしまっても仕方がない。

ちょっと突き放すような言い方だしね。


そんな最中、揺れ動くタケルたちの元に現れたのはジャイロ。

そして戦闘中にタケルに応えない英雄たち。


「俺はみんながいたから強くなれた!どんな壁にぶつかっても、乗り越えることができた!」

「だから、分かるんだ!」「みんなはまだまだ強くなれる!」

「みんなには俺がついている!」


タケルの熱い信頼に応える英雄たち。

一度目の復活のあと、じっくりと積み重ねてきた「英雄たちと心を結ぶ」の締めくくりとも言えるのではないでしょうか。

最後は英雄たちと共に修行に励むタケル殿のシーンで終わり。

仲の良い友人に見せるような安心しきった笑い方がすべてを物語っている感じで大変良かったです。


ともすれば忘れられがちな中間フォームを、“英雄たちとの絆の象徴”“主人公の成長の証”として調理しきったのは上手いな…と言うしかないです。

更に、フォーム入れ替えをフルに使うことで絆を強調したり、派手な立ち回りを見せたりするのは坂本監督の良さがバチバチに出ていて見応えがあった

セイバーの時にも思ったけど、誰かの意志の乗ったフォームは作劇に組み込みやすいんだろうな



【ジャベル】

アランに敗北し、自暴自棄になって山で暴れまくっていた彼。

そんな彼に手を差し伸べたのは御成。


強さだけが取り柄だったゆえに自分が生きていく意味が分からない、と嘆くジャベルに、持っていた弁当を差し出す


「(生きる意味は)生涯をかけて見つける物ゆえ」

「いろんなものを見て、経験して、考える。そうすれば、おのずと道は切り開けるものですぞ。」

「拙僧はいつでも相談にのりますぞ!」


こういうときの御成は本当に頼りになる。

ちゃんとお坊さんなんだなって。騷がしい兄ちゃんだけじゃない、きちんとした人格者なんだな…と。


ジャベルも町に繰り出し、見聞を広めることにした様子。

少しずつ、いい方向に動き出した気がする。



【眼魔世界】

遂にガンマイザーと一体化したアデル。

その姿のモチーフは明らかに蓮。


「汚い泥中から清純な花を咲かせるハスは、極楽浄土に見立てられ、仏教と強く結び付いた。」

「極楽浄土に咲く花」

(日本大百科全書より)


現在のラスボス候補にこれを持ってくるとはタチが悪い。

まあ、極楽浄土そのものになろうとする傲慢さや、死の淵から帰ってこようとする主人公が極楽浄土を打ち破るという形はかなり洒落が効いているとも思うけど。



【以下雑記】

👻坂本監督回で素面ジャイロさんを動かしてくださりありがとうございます…。やっぱキレが違うわ

👻相変わらずバトルするWマコト。アクションが本気で相手の命を狙いに行っている感じでとても好きです

👻ジャイロさんにメンチカツ!!ありがとうございます!!!どうもゲキレンジャーの民です!!!!!


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