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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

38話 慕情F:九尾の白狐!

「世界は君の思い通り」




前回、ブーストマークⅢに覚醒して大暴れした英寿。

すんでのところでスエルが女神もろとも撤退したため、英寿はそのまま地面に真っ逆さま。気絶してしまう。


気絶している間、脳内では狐面を被った自分自身と問答。

東映公式にも書いてあるけど、狐面英寿の意匠とかスタジオの小道具梳かめちゃくちゃ雰囲気出ていて良かった。


問答の末に出た結論が、「全てを破壊し作り変える」。

いったいどこのディケイドなんだと思ったのは私だけじゃないはず。

決意を胸に英寿は帰還。




その頃、デザグラ運営陣は今後の方針を話し合っていた。

スエルの言う「次の女神」は勿論ツムリ。彼女はそもそも次代女神としてデザインされていた存在らしい。

それを聞いたツムリ本人の「酷い」というコメント……すごい他人事だなと思ったけどこの言葉選びにはどれくらい意味があるのかしらね?


リアリティー重視のニラムはこれに反発するも、いつの間にやらスエルのもとについていたサマスがニラムを粛清。ニラムはあえなく退場となった。

個人的にはサマスさんがスエルに味方するフラグみたいなのが無かった気がするのが大変気になっておりますが…………




グランドエンドが本格的にスタート。

ライダーたちの元から変身アイテムは失われ、それぞれライダーの知識も失う。


キューンは約束の通り祢音の元に行って説得するが、祢音はずっと不審者…という顔で彼を見るばかり。

結局諦めざるを得なかった彼の心中を思うといたたまれない。登場時はストーカーとそれに気づかない無垢な女の子、って感じの2人だったのに、いつの間にかこんな関係になっていてなんだか不思議な気持ちだ


ジーンとキューンは双方、この時代に未練を残しつつも運営と共に撤退。




無事に戻ってきた英寿は女神のもとへ。

2000年の時を経て、親子の再会である。

英寿の転生理由は、女神の血を引くがゆえの祈りの力から生まれたものだったらしい。


ミツメさんが出てきた時点から演者と声が別とのことで、じゃあもうミツメさんが喋ることはないのかなと思っていたので、ここできちんと会って話す時間があったことに驚き。

しかも、ミツメさんはあまり口は動かさず、声はしっかり聞こえることで人外感がアップしており最高でした。つくづく、この作品は演出に恵まれている。



女神の崩壊と共に地上に戻ってきた英寿。

新たなバックルを切り離して両端にセットし変身する「仮面ライダーギーツⅨ」の誕生である。

大方の予想通り、九尾の狐モチーフ。真っ白で神々しい見た目が「集大成」って感じで良いですね。

個人的にはギーツを初めて見た時にひとめぼれした横顔のラインがそのまま保たれているのがとてもとても嬉しいです。


英寿はそのままスエルを撃退。

人差し指を立てて「シーッ」とした後BGMさえ止まったり、女神が世界を作り変える鐘の音に合わせて破壊と創造を繰り返す戦闘スタイルもバチバチにかっこいい。




世界は作り変えられ、ここからは英寿の世界となる。

運営はいなくなったものの、ジーンがほのめかした通りケケラ&ベロバの愉快犯コンビはこの時代に残留しているためそちらに片を付けねばならない。

それにツムリちゃんの問題もあるけど、運営がここに戻ってくる理由付けが大変になるのでは。どうするのかしらね?





次回:ジャマトの攻撃は終わらない

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