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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

37話 イとニとザとシ

決闘大好き戦隊ドンブラザーズじゃん……。




最近の脳人はたるんでいた。


ソノザは編集長としてはるかを指導。内容が的を射ているのがまた可笑しい。

ソノニは犬塚に接近。態度は完全に恋する乙女。

ソノイはおでん屋の常連になっているし、店でドンブラザーズと会ってもなんだかんだ一緒に食事を楽しむ始末。


これは脳人的に明らかにアウトである。




そんなわけで投入されたのがソノシさん。

肩書は脳人の監察官であり、立場的にはソノイたちの上。


赤と黒の2色コーデがまずお洒落。チャイナな雰囲気もありつつ、軍服っぽい雰囲気も好き。

赤い宝石のイヤリングお洒落だし、赤い瞳に濃いめルージュの口元が合わせてセクシーだし、爪まで真っ赤で最高だし、個人的には片手だけ白い手袋なの最高に最高です。


性格は傲岸不遜。

当然のように人の上に立ち、周りの人やものを下げまくり、他人への攻撃はどこからともなく取り出した真っ白い粉による「消毒」。なぜか他人に自分の耳垢(金粉)を吹きかける。

やりたい放題で仲間からは「ヒトツ鬼レベル」と称されるのに、全体的に品のある立ち居振る舞いでその印象が大分緩和されているように見える。

女性的な動きや口調が多いにも関わらず、全く女性的・オネエ的に見えないのが不思議。東映公式にも書いてあったけど、この辺は演者さんの絶妙な匙加減が功を奏している気がする。

なお戦闘モードの時にはちと言動が荒っぽくなります。良。


ここまでの怒涛の文章でお察しの通り、ソノシさんは私の性癖に全力でぶっ刺さってきました。先週ビジュ解禁の時点でヤバいぞ…と思っていたのですが予想をはるかに上回ってきた。ありがとうございました。




さて、ソノシさん。

まずはどんぶらに乗り込んで粉をまき散らしてドンブラザーズに宣戦布告。

さらにソノイ達にもいい加減にドンブラザーズとの決着をつけるように命令。ついでに名乗りも要求。

全員不満そうですがそれが在るべき姿です。



脳人3人はこれが気に入らない。

秘密裡に(は見えないが)ドンブラザーズと接触してソノシに勝つための作戦を立てる。


ソノシを倒すため、彼をヒトツ鬼にしてしまえばいい。

単に脳人を鬼にすることはできなかったのだが、鬼になりそうな人間から鬼を回収して植え付ければよいとのこと。


そんなわけでタロウの言う鬼を持っていそうな人間のもとへ。


決闘あるところにこの男あり。脳人たちに倒されたなんてしったこっちゃない。

謎の忍者おじさん、またまた登場!!なんなんだあんたは!!!おかえりなさい!!!!


彼から鬼を回収して準備万端。いざ決闘を始めよう。




まずは見たこともない名乗りからスタート。


「清廉潔白完全主義、ソノイ!」

「美しい花には刺がある。愛を知りたい、ソノニ!」

「思い込んだら一直線、ソノザ!」

「「「脳人三人衆、見参!」」」


もちろんドンブラザーズも名乗ります。

イヌ不在とか、ジロウが乱入して2人分名乗っているとか突っ込むのは今更なのでパスします。




戦闘中、ソノイがタロウに勝利。

倒れたタロウにソノシが駆け寄り、心拍と瞳孔を見て正式に死亡を確認。


が、相手はあのタロウである。

「死んだ」と嘘を吐くことで仮死状態になっていた。


油断したソノシの後ろから鬼を投げ込んでソノシは鬼化。

脳人三人衆が全力で相手をするが、ソノイは結局仲間である彼に手をかけることができず。

鬼は通常戦・巨大戦ともにドンブラザーズが相手をして勝利。

ソノシさんは無事に帰還し、脳人・ドンブラザーズ双方に敵意をむき出しにしながらその場を去りました。



ソノシさんは「登場→やりたい放題→脳人・ドンブラザーズの逆襲」って形をとるのは間違いないだろうというのは先週の時点でなんとなく思っていたのですが、まさか初回30分で終わるとは思わなかったわね。

この先どうなるんだソノシ……?


そして彼のおかげで逆に結束力が上がったドンブラと脳人(除:イヌ・ジロウ)。

TLでもぼちぼち見かけるようになったけれど、明確に鬼の終わりが存在しない今作、一体ラスボスは誰になるのかしらね。

話を聞いている限り、脳人とドンブラザーズの全面対決はいつか必ずするんだろうけど、それを最終決戦にするのはなんか違う感、あるよね……




最後に。

「妻が帰ってきました」と笑顔で仲間たちに報告していた雉野つよし。

彼の家に鎮座していたのは、真っ赤なドレスをまとったドールでした。


わー、フリルが繊細で可愛らしいー(現実から全力で目をそらしながら)


奥さん第一の彼が、何かしらの形で狂うのは想定内だったのですが、やはり実際に出されるとインパクトがすごい。

一番個人的に怖かったのは、ドールの雰囲気。顔立ちは致し方ないとして、髪型も服装も、「みほ」が身に着けていたものと被る所が一切ない。

これがつよしにとっての理想の女の子なの??だとしたら彼にとってみほちゃんは本当に何だったの???


みほもみほで、「夏美の理想像」なわけだし、それぞれが偶像を愛していたことで成り立っていたのが雉野夫妻だったってことですか、怖すぎませんか?下手なホラーより怖いんですが…??

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