36話 兄弟の決着!斬月VS斬月・真!
- _ ぬぺ
- 2021年12月4日
- 読了時間: 7分
どうも、ここ最近毎度悲鳴から始まっていますぬぺです。
ミッチ対紘汰 割って入る貴虎
「大切なものを守るために、僕が一人で戦う羽目になったのも、兄さん、貴方がいなくなったからだろう?」
彼がいなくなった理由の1つに自分が噛んでること忘れてます?
なんかもういっぱいいっぱいだよね、ミッチ
助けに来たレデュエ
「こんなところで壊れてもらっちゃ困る」
おお、ついにちゃんとミッチを駒発言したか
どさくさに紛れてサラッと言う感じが上手い(しかも後半にそれを裏付けする形なのが上手いのよほんと)
チームガイム
「ミッチは俺たちの友達でいるために嘘を吐いてた。」
序盤は本当にそうだったんだけどねぇ…
今は自分の出世欲と認められたい気持ちと、もとからあった仲間を守りたい気持ちとがごっちゃになってミッチ自身もわけ分かんなくなってるんじゃないかな
騙されて悔しいけど、「人を騙し続けるのはもっと辛いんだ」
紘汰も舞もいい子過ぎない?普通に人間不信になるレベルだよコレ?
まぁ、これだけいい子の集まりだったからこそここまでの軋轢が生まれてるんだけどさ
そんな紘汰をいさめる戒斗
厳しい優しさだよね、戒斗って
そんな彼ですが現在レデュエにやられた傷ありです。
今までと同じならあそこから植物生えてくるけど、攻撃したのがオーバーロードなのでね…
もしかしたら何か違う効果があるかも
あの煙も暗幕以外の何かの効果があってもおかしくないし
貴虎と湊
ようやく現状把握。
「恨んでいないのですか?私を」
「過去の経緯はどうであれ、今は人間同士で争っている場合ではない。力を合わせてオーバーロードに立ち向かうと言うなら、君もまた、貴重な味方だ」
いい人なんだよな主任!
紘汰や舞とはまた違うベクトルでいい人なのよ。
「では、オーバーロードに手を貸している人間は?」
「…敵。そう判断するしかない。」
2人とも固有名詞は出さないけど、ミッチの話だって分かってる
この雰囲気が辛いな
ユグドラシル
ミッチとレデュエで家族の話
家族はいるの?という質問に対して「家族…?ああ、親兄弟か」と返すレデュエ
あの言い方からするに、フェムシンムの言葉には「家族」に相当する言葉が無いのかな?
何と言うか、「家族…確か辞書に書いてあったのは…そっか、親とか兄弟のことか」みたいな雰囲気を感じて
「家族」という言葉がないってことは彼らの家族の形は人間とは少し違ったものなのかな?
私の感覚だけど、「親」「兄弟」って「家族」に比べて少し格式張っているというイメージなのね
だからフェムシンムの家族間のつながりは人間よりも弱いのかなって印象を受けた
レデュエの「最初に殺した」という発言も(レデュエ自身の命に対する価値観を抜きにしても)、私たちがとらえるよりも軽いんじゃないかなと感じた
この辺、文化人類学とか専攻してる人に話聞いたら面白そうね
信じている人に裏切られたときの顔、相手が精神的に壊れる瞬間
これが楽しくて堪らない
そういうレデュエに「馬鹿にするな」と返すミッチだけど、少なくとも前者を楽しいとはまだ思えない
信頼できる仲間とは敵対、オーバーロードとは手を組んだものの価値観の違いを思い知らされる
なんかもう見てて胸が痛い
舞と戒斗
コメント欄に「辛い時にはいつも舞と話すよね、戒斗って」っていう指摘あって驚き
そうだ、なんで気づかなかったんだろう
ミッチは敵だと割り切ることはできない、なぜなら「それは弱い考えだもの」
「私は友達を諦めるような、弱い人間にはなりたくない」
無意識下かもしれないけど、沢芽で生まれ育って、実家を奪われたという共通項や、彼女の考え方に心惹かれてる戒斗に「一緒だよ」はかなり効いてますよ。
「お前は、お前なりに強い」
戒斗は舞を強いと思えた
それが強さだと思えるならずっとそうしてればいい、と言ってた時からだいぶ進歩したね
でも遠回しに、それは自分には無いとも言ってる
自分は持ち合わせないから羨ましいのか、自分には必要ないと思っているのか、その両方か
紘汰と貴虎
栄養はとりあえず摂っとけ、とロックシードを渡す。優しい。
呉島家は両親不在だったため、貴虎が光実の親代わりだったとか
そうか、ここも葛葉家との対比なんだ
いっぱい肯定してもらって成長した紘汰と、(兄側に悪気はなかったとはいえ)否定されて育ったミッチ
弟の手本になるべく頑張った、
けれど結果として周りに利用され裏切られた
だからミッチは兄を手本に、反面教師にした
「多分ミッチは、自分で物事を決められずにいる。本当に自分が何をしたいのか考えるより先に、昔ついた嘘に追い詰められてる。こうするしかないって、縛られてるんだ」
ここでこれが紘汰の口から出るのも結構な皮肉だよね
肉親よりも真実に近い答えが友人から出てくる
最近のミッチをいかに貴虎が見てやれていなかったかが分かる
貴虎も紘汰も今のミッチの原因は自分だと思ってる
呉島家
家は荒れてて、植物は枯れてる
「決着をつけよう、光実」
フルーツパーラー
住民の避難完了、残るは人質のみ。
そんな中行方不明の貴虎
湊さんは知ってるみたいだったけど…足を踏み入れるべきではない、と言う彼女はどこに向かうつもりだったんだろうか
紘汰対レデュエ
呉島家の戦いを娯楽だと言い切るレデュエ
「あいつはただ見ているだけで面白い。私がいじるまでもなく勝手に踊って壊れていく、最高によくできた玩具だ」
こっちも本性完全に出し切りましたね
気になったことと言えば、
カチドキアームズのパンチで「何?!」と言ったレデュエ、これはこの時点で知恵の果実の力の存在に気付いたのかどうか
(その後に口に出してるけど、そこで確信に変わっただけという見方もできる。その場合、果実の力が極アームズだけでなく紘汰の体そのものに宿っているということが立証される。まぁ、ただ単にパンチの強さにびっくりしただけと言う可能性もぬぐえない)
知恵の実の力を紘汰が持っていることに気づいたレデュエ、ロシュオに対してどんなアクションを起こすのか
くらいかな
ちなみにBGMは紘汰と戒斗のデュエットキャラソン
港 呉島兄弟
プロジェクトアークを引き継ぎ、人類の半分を救済する手はずを整えたという光実
「褒めてくれたっていいくらいじゃないか」
そうだよね、お兄さんに認められたいのが本音だよね
「お前は俺の影だ。俺が犯してきた過ちの全てだ。」
自分が兄としてうまく教育できなかった、ちゃんと彼自身を見てやれなかった、反面教師になってしまった
本来なら自分より優れた才能で活躍してくれるはずだったのに
だからこそ本物になるために兄を消さなくちゃいけない
苦しそうなのよねミッチ
自分が影だと言われてしまったのも苦しいし、お兄さんを手にかけなきゃいけないのもそうだし
noblesse oblige 高貴さは(義務を)強制する
それこそが本当の名誉
「他人のために傷ついて、利用されて、そんなもの、嬉しくもなんともないよ!」
語尾に「よ」。
いつもの喋り方じゃないのよ。幼いんだよ。お兄さんの前だから。
「あんたは誰よりも優れた人間なんだろ?だったらさ!最後は僕のために犠牲になってよ。それがあんたの務めだろ!」
兄が優れてるのは事実だから。自分じゃ到底勝てっこないから。本当は家族で争いなんてしちゃいけないから。
でもnoblesse obligeだから。兄自身が言っていたことだから。今自分が兄を倒すことに正当性があると教えたのは他ならぬ兄自身だから。
こんなに言い訳しないとお兄さんを倒せないくらいには光実は壊れきれてないけど、そうまでして兄を倒さないと自分の足もとが崩れてしまうと思っているくらいには壊れてる
ぶっちゃけて言うとnoblesse obligeなんて言葉が出てくるのは今回が初めてのはずなんだけど、それを唐突にどうした?と思わせない手腕、これだけの台詞でこんなにいろいろと考えさせられる展開の脚本とそれを演じきった役者さんたちに脱帽です。すごいよ。
ちなみにこのバトル、新旧メロンの戦いですが、自分のフォームの上位互換であるはずの光実と互角に戦う貴虎さんのポテンシャルはすごい。
光実がまだうまく扱いきれてないっていう可能性を考慮してもすごいよ?
トドメをさそうとするもできない貴虎
光実ほど壊れてないからな、兄さんは
その隙をつかれて面割れ・水落ち
(ほらそこ、水落ちは生存フラグって思ったろ?私も思った。)
光実の顔が泣きそうなのが辛いよ…
次回:サッカー回
おい鎧武、コラボ回入れるタイミング下手にもほどがあるだろ???うん????(まだキカイダー回を根に持っている)
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