35話 ミッチの箱舟
- _ ぬぺ
- 2021年12月4日
- 読了時間: 5分
ついにこの回が来てしまったか…
貴虎
単独行動開始
責任者としてこの世界の終わりを見届けろ、とのこと
ロシュオ、なまじ会話が成り立ってるだけあってその価値観や在り方の異質さが際立ってる気がする。
対グリンシャ
そのマント外れるんだ…
まあ牛には赤マントヒラヒラよね。鉄板。
お姉さん
他の鎧武メンバーと共にユグドラシルタワーに拉致
ロシュオ
人間に見切りをつけた彼
苦しみを長引かせないように、と本格的にクラックを稼働
世界中にヘルヘイムが侵攻することに
価値観のズレ~~!(頭を抱える)
ガイム本拠地
前回消滅したミサイルはただ並行移動しただけと判明
えぐいな…
というか、前回は濁したミサイルの発射先、ガッツリ「アメリカ」って言ったね
本拠地に一番近い沢芽市のライダーが動かないと始まらない
他国の軍隊も動けない
何より人質は助けなきゃ
と言うことで行動開始。湊さんが来てから大人の意見が入るようになったので割と安心して見ていられる。
戒斗・湊コンビは絶対に危ない橋渡らないタイプなんでね
町
絶望と後悔、って字が背中に見えそうな雰囲気の貴虎
戦うアイテムもない、協力者もいない、一縷の望みであった紘汰は自分を殺しかけた湊さんと一緒
これは堪える…
最後まで貴虎と紘汰がゆっくり話す時間なかったのよね、今回。
早めの対話を…
ユグドラシル
相手はすでにこちらの構造把握済み
とっとと突破したい紘汰と全力で止める戒斗&湊
元から考えずに動きがちな紘汰にお姉さんの件でさらに拍車かかってるのよねぇ…
「ミッチならルートを知ってるかも」
ここで哀れみみたいな顔を見せる2人がしんどい。
彼らが本当のことを言わないのは優しさじゃないんだよね
「怒ってくれるのはその人のことが心配だから。大人になったら誰も怒ってくれない、『ああそういう人なんだ』って見放されるだけ」みたいなことを中学校の生活指導の先生から言われたことを思い出した
いつまでも理想を追いかけてる、可愛そうな子供って思われてるんだろうな…
しびれを切らした湊から「騙されてる」と聞いても、純粋に仲間を馬鹿にするなと言いたげに怒る紘汰
王道の主人公像だよね、何と言うか。
顔を見合わせて「ほら、やっぱり俺らよりミッチだよな?」みたいな顔する2人。
戒斗と湊、割と考え方とか合ってていいコンビよね
ミッチ
ノアの箱舟を例えに出し、レデュエと話し合って鎧武の仲間たちは救出
残った人たちはレデュエの機械を利用して生命力を抜き取り、王妃を復活させるエネルギーにする
町
「迎えに来ました」
怖い。ストーカーじゃん。
オーバーロードと取引して新たな未来を創ると舞に宣言
「チームガイムのメンバーは、みんな大歓迎です。」
ああそうか、紘汰は正式にはガイムのメンバーじゃなかった
取引の内容
「生き残る価値のある人だけを選んで、残すべきだ」
この「価値のある人」、おそらく「ミッチに逆らわない人」とほぼ同義
彼が独断と偏見で駒になりそうな人間を選ぶんだろうな
まだ単純に強者が生き残ったオーバーロードの方がマシかもしれない
「紘汰が許すわけないよ」
地雷踏んだな
「そもそも紘汰さんがおかしいんですよ!勝てるはずもない相手に歯向かって、そんな戦いに大勢を巻き込み、責任なんかとれるはずもないのに、後先考えず。」
あっどうしよう、ここはめっちゃ分かる、うん。
責任とか何も考えずに突っ走るよね、紘汰。
ちなみにここの回想は12話のワンシーン。
ユグドラシルにたてつくためにベルトを捨てよう、戦いをやめようと提案したあとのシーンですね
「見つめ合った後、歩み寄る二人
あぁ、あっち側とこっち側に分かれちゃったんだなぁ、って
ロケを川辺でやったのも狙ってるでしょう
今なら戻れる、二人とも一緒に居たのに、その「今」をとり逃した」
と過去の私は書いてます。分かってるじゃねぇか。
それでも紘汰についていくと言う舞
「私が信じてるのは紘汰じゃない。希望だよ。」
同じ目的に向かって歩ける仲間を信じたい。
遠回しに紘汰本人のことはディスってない?というツッコミはさておき…
つまり、自分と同じ考えを持って進む紘汰と仲間は信頼できるが、ユグドラシルと同じ考えを持つ今のミッチは信頼できないということ
ここまでハッキリ言われたのは初めてか
「希望だと?それが、舞さんと僕を隔てる壁なのか?」
「なんだ。そんなに脆いもの、簡単に壊せるじゃん」
その間、ミッチが選んだ救出組は部屋に潜入
レデュエに見られたのでただじゃすまないぞ…?
フルーツパーラー
やっぱり食欲がわかない紘汰
ベルトもつけてないのに、か。ますます人外化が進んでるね
前回よりも残してる量が多いの細かい
それにしてもカレーばっかりね
非常食のレトルト使ってる感じかな?
ミッチと紘汰
全員を救う、という紘汰の行動は夢物語に過ぎない
そうやって行動してきた結果、今犠牲を生んでる
ユウヤの件があった時点で、「彼のような犠牲者を出さない」ことではなく、「彼を犠牲にしたからこそ多くの命を救う手段を手に入れた、何事にも犠牲が付き物だ」と学ぶべきだった
それができずに綺麗ごとばかり並べて、みんなを引き込もうとするのが今の紘汰
そうやってできもしない理想を掲げてみんなを巻き込んで、自分の現実的な計画に必要な駒はどんどん彼が持っていく
おかげで犠牲は増える一方
何よりも大切な舞さえもその中に巻き込まれて本質が見えてない
「希望っていうのはたちの悪い病気だ。それも人に伝染する。紘汰さん、貴方はね、そうやって病原菌をまき散らしてるんですよ。」
希望、みたいないい感情は人に移るなんて表現はよく聞きますが、それを理解したうえで「病原菌」と例えて非難する、この言葉選びにすごくセンスを感じる
「光実!!」
ついに名前を呼んだか
1話からずっと兄弟みたいに仲良しで「ミッチ」呼びしてた彼が、ついにですよ
次回はますます不穏な予感。
余談ですが
YouTubeコメント欄では結構な人たちが
「ミッチ、お前その台詞前作主人公に言ってみろ。ぶっ飛ばされるぞ。」
みたいなこと言ってて笑った。
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