34話 なつみミーツミー
- _ ぬぺ
- 2022年10月23日
- 読了時間: 3分
にんげんこわい
まずはソノイ。
嫌がるお供たちに正装させ、リムジンに乗り込んでおでんの屋台へ。
タロウから教えてもらったから美味いことは知っているが、具の名前は分かっておらず、「丸」「三角」「四角」って注文する3人が可愛い。ところでさつまあげって丸いものではないの…?と思ったのだが四角が普通なの?土地柄?(調べたんだけどあまり出て来なかった)
そしてその屋台にいたのはタロウ・はるか・猿原の3名。
こんなところで出くわすとは思っておらず、戸惑うお供たちと全く意に介さないタロウ。
ソノイに辛子を勧める。
勧められるまま辛子を口に運ぶソノイ。直接。そのまま。
当然ながらあまりにも辛く、涙を流し……復活。
もとの青くて詩人(ルビ:ポエマー)なソノイが帰ってきました。抱き合って喜ぶソノニ・ソノザが可愛い。
彼ら、最終的にはどうなるのかな。倒されないと嬉しいな。
さて、本題は雉野と翼。
まずは雉野。
2回も鬼になったことを恥じている様子。
悶々としているのが彼らしい。そこに寄り添うみほちゃんは優しい。
翼はここ最近の流れでみほ=夏美と確信しており、雉野に頼んで彼女の料理をごちそうしてもらう。
得意料理は自分が教えてあげたものだったため完全に確信。
会話の途中で彼女の口癖「などと申しており」を口にして鎌をかける。
別れた翼。
みほは後を追って、
「翼!」
夏美も復帰。
慌てて追いかけた雉野が見たのは、自分の妻を抱きしめる友人。
しかも友人は慌ててみほを連れて逃げてしまう。
夏美は「みほ」期間の記憶が無いらしい。
おそらく、雉野のことも何一つ覚えていない。
前回予告で夏美を抱きしめる翼の画を見たときは「これが見たかったんだよ…!」と思ったんだけれど、いざ出されてみたら、いや嬉しい画なんだけど、そうじゃないというか。
雉野さんの呆然とした顔が脳裏をちらついてそれどころじゃない。
修羅場になるのはなんとなく予想していたが、ここまでする?
そして合体やら共同戦線やらを考えると、まだイヌブラザーが正体ばれしていないのは不幸中の幸いというかなんというか。
後日。
雉野は翼と会っていた。
彼が連れ去ったきり、帰ってこない妻を返してくれと。
完全に雉野視点で見ると、翼は妻を拉致監禁した容疑がかかった男だし、「翼に裏切られた」と思ってもおかしくない。
のだが、客観的に見ると明らかに雉野のほうがやべーやつオーラがすさまじいのはなんだ。これが積み重ねか。
雉野の狙いは、ただ翼と交渉するのではなく。
彼を警察に突き出すことだった。
多分、彼が謝ったとしても警察を止めるつもりなんて微塵も無かったんだろうな。
逮捕されていく彼を見て狂ったような笑みを浮かべる雉野。
ネットでも散々言われているけど、彼のやったことは自分を、自分のまわりを守るための正当な手段なのだが。
それを上回る彼の狂気。
褒め言葉なのかは分からないけれど、鈴木さんがトチ狂った犯人役をやる火サスを見たいと思った。
次回:牢獄のいぬときじ
Комментарии