34話 慕情Ⅱ:ギーツの矛先
- _ ぬぺ
- 2023年5月7日
- 読了時間: 4分
正体見たり
英寿が復活し、一時的に利害の一致によって手を組んだギーツ&バッファ。
目の前に居る敵:チラミを一緒に攻撃して撃破。
2度目のGM退場である。
DGPが続行不可能になったところで、DGP創始者:スエルが登場。
お前さん透明人間だったんだ。
彼は嬉々としてデザイアロワイヤルの開幕を宣言。
映画のバトロワよろしく、仮面ライダー同士で殴り合いをしてもらうとのことです。
勝者は願いを叶えられるというところはDGPと共通しつつ、敗者は二度と願いが叶わないというペナルティ付き。
「叶わない」というのはシンプルに二度と参戦不可能なのか、てことは死ぬよね?的なやつなのか、(本人の意志とは関係ないとはいえ)転生というチートじみた手段で何度でも挑んでくる英寿への対抗策なのか。
とにかく、無作為にベルトをばらまいてゲームを開始し、再戦の権利無しとするのは……スエルと女神のシーンを見てもなんとなく察しましたが、運営としてはこの時代でのDGPは終わりにしたいっぽい。
ところで運営側は意地でも女神を手放したくないみたいだけど、この人たちにはなにか利益があるのかしらね。
単純にオーディエンスを手放したくないとかそれ以上にあるのかしら
でもって今回は全員の立場表明回と言っても良い気がする。
▶ケケラ
チラミのドライバーを回収して手を組んだ先はベロバ。
中年男性と女の子という構図なのに、間違いなくベロバの方が人生経験積んでいる大人に見えるのがすごいよね。
ケケラさんは景和強火担として彼の復活を要求。代わりにとっておきの不幸を見せてくれるらしい。
ということで彼はDGP存続派。まさかあの面倒見のいいおじさんポジの彼がここで本性現すとは思ってなかったよ。
▶ベロバ
ケケラからの要求を呑んで一緒に見物中。
こちらもDGP存続派。
というかこの2人は愉快犯です、完全に。やなやつ。
▶祢音
DGP存続派。
何もなくなった彼女にとって未来のことを考えるのはまだ少し難しいみたいです。
でも「ファンに迷惑をかけたくない」というのが一番の気持ち。それゆえに「鞍馬祢音を知る人がいない世界」を望む。
電王完走勢としては、彼女の存在自体が危うくなりそうで怖いですが、そこはキューン次第かな。
キューンの意志はどうなのか分からないけれど、祢音がまた苦しむことは望んでいなさそう。
▶道長
DGP否定派。
こちらはブレない。仮面ライダーは揃ってぶっ潰す。
▶大智
現状不明。
嬉々として参戦している以上、ベロバたちと同じノリで肯定派に回ってもおかしくない。
完全に悪役が板についている。明らかにベロバさんの悪影響が出ています。
プレイヤーの中で彼だけ特に重い物を抱えていないので、めちゃくちゃ楽しそうです。おもしれー男……と思いながら見てます。次回主役なの楽しみ。
▶沙羅
ケケラによって参戦。その名も仮面ライダーハクビ。
弟がこれ以上危険な目に遭わないこと、というのが望み。
ただ、現状経験値の差が如実に出ているうえ、彼はケケラからすれば景和のバフ要員なので事実上サポーター無し。一番不利な状態をここからどう覆すかって感じだと思う。
▶景和
ケケラによって復活・参戦。DGP存続派。
望みはおそらく今まで通り「DGPによって失われた命の復活」。
ただし、女神のことを中途半端に知ってしまったため、「DGPで失われた命の責任は女神に背負わせる」という結論に達している様子。
これに関しては景和の方に情報が行っていないので勘違いするのは仕方ない。情報を付けたしてやりたいが、彼は家族が絡んだ瞬間バーサーカーになるのでそれも難しいというかなり最悪な状況。
これ、去年大二くんで見たよ……大丈夫かな。
(大二くんの扱い云々より、「情報が彼には不足している」ことが伝わっていない視聴者が多かった印象)
▶英寿
DGP否定派。
望むのは母親の幸せ。ゆえに運営ごと潰すつもり。
とか言いつつ蕎麦を食った仲間たちを助けているので、そもそも運営が提示して来たルールに従わないつもりとみえる。この後運営を直接叩きに行くんじゃないかな。
また道長と手を組みそうですが、その場合今作最高戦力が手を組むことになるので、運営も結構危ないかも。
現状、肯定派は割と冷静な人が多いがこの先待っているのはライダー同士の殺し合い、
否定派はおそらくルール無用、
2つの派閥がギスギスしている後ろでオーディエンスと大智が良いところ持って行っている印象。
それを含めて全部楽しもうとしているスエルさん、かなり趣味が悪いです。まあ視聴者も同じ目線だよねって言われたら頷くしかないけどね。
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