33話 奇跡!無限の想い!
- _ ぬぺ
- 2022年2月23日
- 読了時間: 4分
更新日:2022年9月3日
残り39日。
【実録】
突如として出現した2体のガンマイザー。
アデル曰く、新たに出現する度に強くなる代物。
しかも、2体出撃している=2体欠けている=対応する英雄眼魂も使えない という最悪の状況ができあがる。
2体いて、うち1体は吸い込まれちゃうの、着ぐるみ調達とかできなかったのかなーと邪推してしまうのだが…。
パワーアップしたガンマイザーの強さは並々ではなく。
最終決戦かな?というレベルでナパームがドカドカと使われます。すげえ。
アランはガンマイザーの攻撃によって環境が破壊されたことに激怒して特攻。
タケルが垣間見た情報によれば、ネクロムにはパワーを全て開放し、使用者の存在と引き換えに使用できる技があるらしい。
自分が普通の人間と同じ状態だということをすっかり忘れるほどの怒り。
流石にそれは止めたタケル。
なんとかガンマイザーを撃破するも、融合していた1体が離脱。謎のブラックホールのような能力を以て15の眼魂が吸収される。
この時に吸い込まれそうになってタケルにしがみつく英雄たちがまあ可愛いんだわ。
最後に残っていた俺ゴースト眼魂もダメージを受けて崩壊。そのままタケル死亡。
遺された人々は、現実から逃げるように各々にできることを始める。
最初は現実から目を背けるように、途中で悲しみに浸ってしまい、「これじゃ故人が浮かばれない」と気を取り直す姿がリアル。
そんな彼らを「立ち直り早くね?!」と評価するユルセンに、改めて彼岸の雰囲気を感じる。
「迷いはない。」
「戦うだけだ。この世界のために。」
想いは生き続ける。
タケルの想いを継ぐことを決意した大天空寺の面々は、目下の最大の障害であるガンマイザー討伐に向けて動き出す。
アカリが幼児化事件の時に使われた時間逆行の能力を解析し、新たなバズーカを作成。このバズーカがこんなに長く使われることになろうとは…。
御成・ナリタ・シブヤ・カノンはガジェットを総動員してガンマイザーの気を引く。
アランは眼魔世界とのゲートを開き、そこにアカリが新バズーカを撃ちこむ。そうすることでゲートの接続先が時空のひずみになる。そこにマコトがガンマイザーを放り込むことで相手を両世界から追放し、二度と襲ってくることはない。
文字通りの総力戦、彼らが持ちうるすべてを出した戦い。
が、そううまくいくわけもなく。
ガンマイザー、驚くほどあっさりと帰還。コイツ本当に何でもありだな?
しかし、不幸中の幸い。
前からそのような描写はあったとはいえ今回で確信しました。
タケルは、この世界において現在「英雄」と同じ扱いになっている。
即ち、彼の遺品を持ち、彼を強く思う人がいれば、現世に帰ってくることができる。大天空寺の仲間たちが言っていた通り、彼らはもう心が繋がっているのだから、帰って来るハードルもぐっと下がるのでしょう。
(これはコメント欄で見るまで気づかなかったのですが、アランがゲートのためとはいえ印を結んでいたのも良かったよう)
仲間たちが自分を想う笑顔を見て、無事に帰ってきたタケル。
光り輝く最終フォームに一時的に変身し、ガンマイザー2体を撃破。
それに伴って眼魂も全て帰ってきたのでした。
次回、遂に最終フォーム完全お披露目。
【以下雑記】
タケル殿、2度目の死亡と復活。
前も言っていたように、2度目があるなというのは尺を見て察していたのでまあそうでしょうね、くらいしかいうことは無いです。
ただ今回、ちょっと情報詰め過ぎだったというか、駆け足すぎたというか…。
全体的に「今回のノルマ:タケル死亡→復活」というのがうっすら透けて見えてしまって。
タケルは今回一度退場させたい、そのためにめっちゃ強いガンマイザー出すよ(そのために設定も開示)
復活させるためには「想い」が必要なので熱いイベント一回入れておこうね
みたいな雰囲気がね、うっすらするのよ…。
いやこんな歪んだ見方しかできないのは本当に申し訳ない。
生死をわりとしっかり区別する中、唯一「主人公だから」という理由でイレギュラーが許されているのがタケル殿だと思っているのだけれど、それを納得させられるだけの力があまり発揮できていない気がする。それに付随して、今回の仲間たちの嘆き悲しみも若干上滑りしていく感じが否めず…。
ゴースト、全体的に世界観の作りこみや設定は結構充実しているし、ビジュも良いし、役者も良いのだけれど、それの調理の仕方を時々派手に失敗していて、しかもそれが重要回…というケースが散見されるのがもったいないなぁと思う次第です。面白い回はめっちゃ面白いんだけどね?フミばあ回、子供化回は相当好きよ。
今回のみんなでタケルの遺志を継いでガンマイザーに立ち向かっていくあたりとか、結構燃える展開だと思うんだけどな…
前回も言ったけど、30分に押し込めちゃうのが悪手なんやろな。
とは言え別に飽きが来たとか愛想つかしたとかいうわけでは全くないので、これからも普通に楽しませていただきます。
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