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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

32話 慟哭F:最後の審判

展開がぐるんぐるんしており




女神=ミツメの、他人の幸せを集めて利用する力を使って生まれた英寿。

その事実に呆然とする英寿だったが、そう呆然としたままでいるわけにはいかない。

数週間ぶりに帰還したジーンにも説得され、一旦冷静になった様子。



しばらく物語から離れていたジーンは、調査の末にデザグラが今の形式に落ち着いたのはミツメがナビゲーターの座を退いてからだと突き止める。

つまり、「ミツメ力を得る → 英寿誕生 → デザグラ運営が力を把握 → 女神誕生」という流れがほぼ確実になる。英寿本人の一番の不安の種であった「今の状態は母の意志か否か」という点が解消されました。

さらに、2000年間常に英寿のもとにたどり着いていた金貨も昔のデザグラの賞品だったと判明。それなら(偶然にしてはできすぎというツッコミはあれど)なんど転生しても英寿の元に金貨が現れる説明にはなる……かな?

そしてジーンの助言のもと、ひとまずビジョンドライバーを使って創世の女神に会いに行くことを決意。


まずはニラムに交渉しますが、さすがに首を縦には振ってもらえず。

ということで2本目のドライバーを持つ道長のもとへ。



久方ぶりの両者通常フォームでの戦い。見応え抜群でしたね。

というかバッファさん、ジャマト側についてから目の片方がひび割れor緑に発光がデフォルトになってるのめちゃくちゃよくないですか。私はすごく好きです。




そんな道長たちはというと、もとが一枚岩ではないうえに状況が二転三転しているのでかなり内部でごちゃごちゃしております。


アルキメデル(ジャマト)はそろそろベロバとの決別まで秒読みって感じ。

一応彼女も言う通りジャマトの活動資金はベロバさんが出していますが、もうここまで無法地帯になっていると別にそんなこと関係なくなっている気がするし、そもそもベロバさんはジャマトのこと大事にしていたわけじゃないし。

今回の描写では今のアルキメデルがジャマトであることをベロバが知っているかどうか微妙な感じだったのが個人的にはやや引っかかっている。


さらに道長とベロバさんも少々お話タイムが。

道長のことをやけに気に入っていますが、それは彼が負け組だから。負けた人間も平等に扱われるのが理想である彼女にとって、勝ち組には興味はないと。

彼女も350年近い人生で何があったのか気になるけどね……。


なお大智くんは未だ若干蚊帳の外。

まあ彼はこのあと何があっても楽しそうに有利な場所に動いてくれるんだろうなって確信がある。本格的な活躍は次回からのお楽しみかな。

最近はベロバと道長のおまけみたいな扱いだったので、そろそろ派手に暴れてほしいなぁと思っている。彼いいキャラしてるから。




さて、バッファ対ギーツの行く末ですが。

バッファが押し切り勝利、ギーツが変身解除させられたものの、英寿は瓦礫の隙間から銃撃。ビジョンドライバーの回収に成功。英寿の目的はこれなので、バッファは放置しそのまま創世の女神のもとへ。

英寿と道長ってライバル的な立ち位置に置かれているし、今回の東映ブログにもあるようにギーツを変身解除できたのは道長だけ、初のジャマ神は道長と徹底的に「唯一つりあう相手」に置こうとしているのは感じている。けどその一方で、2人の見ているものが違いすぎて、それが結果的に「やっぱりギーツすごいよね」に誘導される感じもするのがなんともいえぬ気持ち悪さがある。好きです。




創世の女神と遂にまみえた英寿。

語りかけるも母からの反応は無い。ここの泣きそうな英寿にこっちも心臓がキュッとなる。ようやく彼が年相応に幼い顔をしたなあというか。普段が余裕たっぷりだからこそこんな顔されるとギャップで持って行かれるね。

東映ブログさんにはグリーンバックだからこそのお芝居の裏話があり……もう少し詳しく聞きたかったかも。


そこに現れたのはニラム。

既にゲームとして破綻している今シーズン。もうこの時代から撤退することは決定事項であるようで、ビジョンドライバーを回収して来た英寿は褒めつつビジョンドライバーは寄越せと迫る。

もちろんこの2000年で最も真実に近づいているであろう英寿は拒否。女神の嘆きの声を聴き、運営への疑惑がさらに大きくなっている彼の決意は固い。

ということでギーツ対ゲイザーのバトルが勃発。


外に移動して戦っている最中、偽女神が最後の審判を下す。

結果、黒の円の上に乗っていた人たちは漏れなく落下 → 死亡。

ギーツとゲイザーもその例外ではなく。駆けつけたジーンによって耐空し、ゲイザーとしばらくは交戦したものの、横から現れた道長が2人をまとめて攻撃。2人とも落下扱いとなり死亡。

この世にいるライダーがバッファのみとなったことによりジャマ神が決定。

端からこの展開を狙っていたというジャマト陣営の狡猾さには言葉も出ませんが、勝者が決まってしまったので仕方がない。


道長の「ライダーをぶっ潰す力」が叶う新たな世界が始まる。



ということで、街にはジャマトが溢れる。

スエルさんが動き出し、新たなゲーム「デザイアロワイヤル」が幕を開ける。




まさかの新章の幕開け。

前回ライダーを減らしたいだろうという話はしたけれどまさかここまでとは思っていなかったよ。

そしてスエルさんも動き出すとはね……。というか彼まだ現役だったんだ。今作運営側が時空を行き来しているうえに長命なので年齢を考えることすら意味がないのは理解しているのですが、完全に過去の人みたいな扱いだったからさぁ。

それにしたって松岡さんの声にこんなエフェクトかけるかい、普通。


「ロワイヤル」って名前も気になるよね。

ここで映画にかぶせてくるの絶対にわざとでしょう。

あれはGMコラスの暴走によって生まれたものだったけれど……スエルさんは果たしてどんな人なのやら。





次回:バッファパワーアップ

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