命運は二つに一つ
最終ゲームがスタートした。
町の一区画が空へ浮遊。空には創世の女神を禍々しくしたような何かが浮かぶ。
1日に一度、町のあちこちにカラフルな円形のタイルが出現。
住民はその上に乗り「審判」を待つ。1つの色が指定され、その色のタイルは消滅。人々は落下して死亡、というゲーム。
一応、ギリギリのところまで逃げたり、落ちた後に誰かに助けてもらったりすることは可能。助かってしまった人は天使ジャマトにとことん追い詰められるという血も涙もない仕様。
巻き込まれてしまったのは桜井家。
目の前で人が亡くなっていく状況に加え、姉が居る事、さらに追い詰められた住民がなりふり構わなくなっている状況から景和もかなり精神的に追い詰められている様子。
そんな中、英寿はとある仮定に行きつく。
転生がスタートした時の「エース」の母は彼が探し求める未来人のミツメ、父親は同じ時代の人間なので古代人。
しかし、ニラム曰く生物としての構造が異なる古代人と未来人の間で子供ができるはずなどない。
あるとしたら、英寿にある心当たりは1つだけ。創世の女神の力を使うこと。
そして目の前にある偽の女神は、空から落下した人をシャボン玉のようにして吸い込んでいる。
ケケラが語り、英寿が行きつき、大智が見た答えを言うと。
世界の幸せの総量は決まっている。
誰かが幸せになる分、誰かが不幸になるのはこの世の理。
だから、デザ神として自分の望む世界を作るくらいの幸福を手に入れるために、ゲーム中で死亡した人たちの幸せを吸い取ってひとつの大きな幸せにして、デザ神に与える必要がある。
ミツメは何らかの理由で(作中の言い方から察するに愛のパワー的な?)、その幸せの量を草さする力を手に入れた。それを使って古代人の間に「子供をもうける」幸せを掴んだが、彼女のその力を逆に運営に目につけられ、今は「創世の女神」としてその能力を使役され続けている。
自分の誕生そのものが他者の犠牲のもとに成り立っていたとショックを受ける英寿。
景和も、「家族で一緒に暮らす」というささやかな幸せが奪われたことへの怒りが爆発して英寿に食って掛かる。
とはいえここは完全に八つ当たりなのがなぁ。景和の気持ちも分からなくはないが。
おそらくこの辺はベロバたちが覗き見た映像から察するに、「別にミツメは望んでDGPに関わっているわけではない」とかいう理由付けで納得させるんじゃないかなぁ、と思っている。
怒りのまま再び街に出た景和。
そこで道長と出会い戦闘。戦うも穴から落下、他の人と同じく泡となって女神の中へ。
現状、残っているライダーは英寿と道長のみ。
ナーゴ戦線離脱、タイクーン死亡という状況。
明らかにライダーを減らしたいように見えるので、次回のギーツとバッファの戦いは確実にどちらか死亡するだろうなと思っています。
そのうえでライダー1人対ジャマトの構図に持ち込みたいか、ニラムが出動する理由を作りたいかって感じかな。
今回ラストでアルキメデルさんが現在のお気に入り:ダンクルオステウスジャマトに自分自身の血のみならず自分の身体を丸ごと与え、ジャマトの姿はアルキメデルのものに変化。
(春海さんのお芝居が最高に好きなのでえっ退場?!って一瞬涙目になったんですけど、アルキメデルの姿に変わった瞬間涙引っ込んだ。万歳🙌)
タイミング的にもこのダンクルオステウスジャマトが英寿の最終形態覚醒のきっかけになるのかしらね?
次回:おかえりジーンくん!
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