残り54日。
【実録】
ディープコネクト、再び。
単独で乗り込んだユキを追って会社に行くと、かなり好意的に迎えてもらいました。
社長室で接待してくれたのは社長のスティーブ・ビルズ。
彼は実はイゴールに振り回されている立場であり、自分の会社を取り戻してほしいのだとゴーストに助けを求める。
なんとかユキの父親には会えたものの、別人のような冷たい目に怯えるユキ。
「あんなの、お父さんじゃない」「お父さんに会いたいなんて思わなければよかった」
「魂が同じなら、きっと心は通じます」「ユキさんの心はどうしたいんですか?」
この辺の説得はさすがタケル殿という感じではあった。
どこか押しつけがましさは残っているけど(随分マシになった方だとは思う)、相手にまっすぐ語りかけるような感じ。
決意を固め、再び父親に会いに来たユキ。
元はイゴールが召喚した眼魂なので、ゴーストが印を結べばあるべき姿に戻る。
ユキが伝えたかったのは、父親が亡くなった日の事。
父親に誕生日のサプライズを仕掛けようとしていたため、驚かせるためにあえてそっけなく振る舞っていた彼女。
父親が仕事に行っている間にウキウキで誕生日パーティーの準備をしていたが、そのまま父親が帰ってくることはなかった
「あの日、冷たくしてごめんなさい。私、お父さんを驚かせたくて」「お父さん、お誕生日おめでとう」
泣きそうだけどどこか晴れやかな笑顔で、ようやくいろんな思いを消化できたんだなぁと思ったのでした。
そしてディープコネクト社。
勿論社長の発言は全て演技。うまく立ち回ったことで、いったんはゴースト陣の注意を逸らすことに成功した模様。
うーんイゴールくん小賢しい…。
【アラン】
こちらは福嶋フミさんことフミばあを亡くしてショックのアラン。
悲しみを処理しきれず、「心があるからこんな気持ちになるのなら…」と呟くアラン。
それを静かに見守る仲間たち。
アランの考え方を変えるきっかけとして「葬儀の参列者のコメント」を入れるのが演出としてうまいんだ。
個人を偲ぶっていうのは、きっと「みんなの心に生き続ける」という台詞を最も体現する時間だと思うから。
最後にアランの後押しになったのは、フミばあが遺した服。
思い出したのは、今まで自分の心に語りかけてくれた仲間や大切な人たちの台詞。
「人間も悪くない」
たこ焼きを食べながら戦うという意味の分からないシチュエーションですが、なんだかかっこよく見えるのですごいのである。
「私の心は…この世界の宝物を守りたいと叫んでいる!そして、いつか私の世界もこの世界と同じように、美しい世界に、人間の手で、変えてみせる!」
本当の意味でようやく吹っ切れたアラン。
いつものエネルギー切れも「心の思うままに」という精神力で解決。(何だったんだこの縛り…)
戦いが終わった後の彼の顔が、本当に晴れやかで。
アランにはこれから本当に幸せになってほしいものです
【以下雑記】
👻今回はアランとユキの話をなんて綺麗に重ねたのかと。
大切な人を亡くした人同士。でも、大事な人に言いたいことを言えた人と、言えなかった人。それでも2人とも最後の顔は晴れやかだったのが印象的。主人公が「死んで一度生き返る」というご都合主義だけど、それ以外の部分はできるだけそうならないようにしているんだろうなという印象。
👻颯爽とバイクに置いていかれる御成。「それでもヒーローですか?!」で不覚にも笑ってしまった。
👻次回、アランに戦闘訓練を施した幹部登場。…これが噂に聞いていた高岩さんですか!!!!かっこいいな!!いやこれはアランも強くなるわけだ。あと100%勝てないから諦めようみんな!!!
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