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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

3話 じゃ、付き合っちゃう?

お買い物編。



少々気まずい夢から始まった第3話。いやー、親と一緒じゃなくてよかった(しみじみ)


おかげさまでかなり行動が不審者になっている新菜くん。

思春期男子だな~。


加えて女子に囲まれるという今までになかった展開と、通りすがりの同級生の「海夢と付き合っているのでは?」という噂が聞こえて完全に不安になる新菜くん。

彼女のためを思って、とりあえず海夢を避けることに。

なお全く気づいていない海夢ちゃんは必死に探し回っています。

学校のあちこちで名前を叫ぶのはやめてあげて…



放課後。

コスプレ用の買い物に付き合ってほしいという彼女から逃げるように別の道に行くも、あっさり捕獲。


なるべく人前で仲良くしていると思われたくなかったという新菜くん。


「既にアタシら、友達じゃん」

「ほら、行くよ、五条くん」


木漏れ日の、影の中から、日の当たる明るい所へ、問答無用で誰かを引っ張っていける。

それが海夢ちゃんの長所。



池袋でお買い物。



まずはユザワヤで布地購入。

五条くん作の三面図・買い物リストを確認。

すごい、あんな書き出すんだ…

買い物リストもかなりしっかりしている。これでコス衣装製作初めてなんだからすごい。


布地は雫たんの設定を踏まえてちょっと厚めのものをセレクト。

すごい、ちゃんとしてる…(戦慄)


ちなみにコス衣装代は海夢のバイト代から出します。

しっかりしている安心感。



その後も小物やアクセサリ類を購入。



次に回ったのはカツラ屋さんのスワローテイル。

ユザワヤと共に、実在するお店らしいです。原作では原作者さんの取材レポが載っていて、実在するんだ!とコスプレに縁の無い田舎者はびっくりしたものです。


割と適当な海夢に変わって五条くんがセレクト。

ディープヴァイオレットのロングを購入したうえで、カットしてもらうことになりました。



「五条くんがいてくれて、マジよかった。サンキュ。」



なおその後に下着屋さんへ。ガーターベルトを購入。

めっちゃきまずそうな五条くんである。可愛い。



最後は夕飯のラーメン。

なお、外でヌル女の感想を話し合っていたら完全に怪しまれました。

オタ話は時と場所を選びましょうね…R-18なら特に。



帰り道は他の人のコス写真を見ながら。


海夢ちゃんの推しはジュジュ。女児アニメを中心にコスを行っている人である。

正体も年齢も謎。これ、割と身近にいるパターンでは?


反応の薄い五条くん。

彼にとっての「綺麗」は、初めて雛人形を見たときの感慨。

だから簡単に使いたくないとのこと。

海夢ちゃんには「超面食いじゃん」とからかわれていますが、雛人形は顔の端正さは勿論、その人形を作った人形師さんの技術の結晶だからな…。それに圧倒される気持ちは分からなくもない。


この話をするにあたって、「気分を悪くしたらすみません」と先に謝れる五条くんが好きです。


「五条くんが自分でそう決めたなら、良いと思うけど?」

「そーゆうこだわりとかって、大事じゃん?」


いつものように全肯定botな海夢ちゃんが好きです。



「したかったんだよ、お礼。五条くんに。」


自分の推しに本気で向き合ってくれたこと。

自分の趣味に本気で付き合ってくれていること。

今までそんな人が1人もいなかったから、本当に嬉しいらしい。


その台詞に合わせて、ヘッドライトに照らされる五条くん。

今回は光の使い方がとても綺麗で。

いつだって明るい方に五条くんを連れてきてくれるのは海夢ちゃんなのです。



別れ際にイベントの話になった2人。


「に、に、に、に、二週間後…?」




今日も海夢ちゃんがいい子過ぎました…

次回。ついにコスプレ…と、ピンチ。

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