2話 邂逅Ⅰ:宝さがしと盗賊
- _ ぬぺ
- 2022年9月13日
- 読了時間: 5分
第2戦、開幕。
前回無事デザ神となった英寿。
デザ神という名前の絶妙なダサさに加え、彼の英語表記がAceであったことに軽く頭を抱えている。
英寿の望む世界は、「俺が世界スターになった世界」。
それゆえのタキシード着用なのです!みたいな感じだったがなんだか説明になっているような、なっていないような。
とりあえず顔の良い兄ちゃんとタキシードの組み合わせはとてもいいということだけは理解した。
とはいえ、彼の望みは、完全に願いが叶う範囲を確認したいがためのもの。
今回はツムリちゃんは対象外であることを確認しております。
完全に2回戦でも勝つ前提で話を進めているぞ、この男。
第2戦が始まったところで、まずは諸々のルール説明。
ナビゲーターのツムリちゃんがご案内。
(高橋脚本のナビ担当ヒロイン、みんなちょっと浮世離れしてて可愛いな…)
敵はジャマト。
どうやら敵はグランプリ運営が準備しているわけではないらしい。
あんまり信じてないけどまあそういうことにしておこう。
そのジャマトの侵攻から人々を守るために作られたのがデザイアグランプリ。
命を懸けて戦う代わりに、優勝すれば何でも願いが叶う。
ゲーム中の死亡者は、一般人なら復活する。
ライダーは例外とか言ってたけど、それも怪しいな……
生き返れないにしても、何かはあるんじゃないかな、多分。
なお、グランプリが1回終わるごとに人々の記憶はリセットされる。
対象外なのは、IDコアを手にした人のみ。
IDコアは1人1つ支給。
グランプリの参加者は無作為に選出、みたいな話が前回ちらっとされていたけど、道長くんみたいに生き残ったけど負けた人とかは自動的に出場継続になるのかね。
(まあ、正直前回がっつり絡んだ祢音と景和が同時選出されている時点でやや怪しいと思ってるけどさ)
ゲームエリア内には所謂セーフエリアが存在する。
そこでみんなの面倒を見てくれているのがギロリ。
ツムリ(目を瞑る)に対するギロリ(目を見開く)というネーミングであったことに今更気が付く。
2回戦、まずは宝探しゲーム。
毎回ゲーム内容違うの単純に楽しみだな
エリア内に登場したジャマトを倒すと手に入る宝箱からバックルを入手。
物によってかなりの戦力差があるらしい。
東映公式では所持アイテム一覧をまとめてくれているのがとても助かる。
出てくるアイテムは完全にランダムっぽい。
実際、明らかにギーツ用デザインのやつを今回パンダくんがしっかり使いこなしてるし。東映公式でも言ってたけど、めちゃくちゃ似合ってて笑った。
それを思うとしっかり自分の愛用品を確保してる道長君、豪運では?
今回の登場バックルは
🚰WATER(ギーツ)
水鉄砲。蛇口をひねって装備。
ハンドルで水圧調整したり、単純に相手をパイプで殴ったりする。
意外と英寿くんが脳筋なところを見せてきて笑ってる。
🔨HAMMER(ナーゴ)
ハンマー。上部を叩いて装備。
🏹ARROW(ギンペン)
弓矢。矢を引いて装備。
ボウガンを装備。飛び道具は大変とよく聞くがいつまで活躍するのだろうか。
🛡SHIELD(メリー)
盾。盾全体を押して装備。
腕に小さめの盾がつく。はずれらしい。
小さいパーツを動かして装備するの斬新で結構好きかも。
コレクトアイテム系の中では特にきちんと集めたい欲が高まっている。
さて、宝探しゲームの途中でボスが乱入。
よってゲーム内容もボスの討伐に変更、同時にアイテム未所持のプレイヤーは自動的に脱落となる。
残ったのは、グランプリ出場経験有の
🦊浮世英寿(ギーツ)
と
🐄吾妻道長(バッファ)
に加え、
🍃桜井景和(タイクーン)
🐈鞍馬祢音(ナーゴ)
🐧平孝人(ギンペン)
🐏小金屋森魚(メリー)
🐼墨田奏斗(ダーパン)
の計7名。
祢音は1人じゃ無理だと他の仲間に協力することを提案。
小金屋さんが応じてくれましたが、下心ありありのおっさんにしか見えないのは気のせいだろうか。
祢音本人はその辺に気づいていないのか、分かっていて利用する気なのか。
協力を提案してみるのも含め、初回から世間知らずのお嬢様っぷりが止まらない。
墨田は単独行動。道長も単独行動。
この2人の一匹狼感がすごい。そして怖い。
また役者さんが端正なお顔+目つき悪めなお芝居だから迫力がすごいんだわ
景和は平と合流。
まさかの、落された企業の人事さんでした。き、気まず~~!!!
平の願いは、難病の息子を救うこと。
(なんか話しぶりから今の医療技術では云々、的なやつかと思っていたのだけど、どうやら単純に貯金が足りなかった様子。)
しかし運悪くボスに捕まり、攻撃を受けて消滅。
それを見ていた景和。
懸ける願いは「世界平和」だが、他のメンバーに比べてやや意思が薄弱に見える。
おかげで生き残りステージに入った時点ではずっと逃げ腰。
平を看取ったあとに一念発起するかな?と思ったけど、全然そんなことなくってびっくりした。
まあでも、1話で受けた「意識は高いが行動は伴っていない」な彼らしいとは思う。今回みたいに強制変身じゃなければ、変身すらし無さそうなイメージある。
そこに合流したのは英寿。
自分が戦うのは恵まれない子供たちのためだ、と言って景和のブーストバックルを要求。
そのまま渡しちゃう景和。
よく言えば「同じ理念を持つ、自分よりもできる人に後を託す」行為であり、
悪く言えば「全部人任せ」な行為でもある。
で、そのギーツ君ですが。
🦊「キツネは人を化かす動物って、昔から相場が決まってんだろ」
恵まれない子供のために云々、全部嘘でした。
うっすらそんな気はしていたが、もう種明かしするんだな。
まあ、生き残りと自分の願いがかかっているのでこれくらいの裏切りがあった方が楽しい。
個人的にはここのギーツの肩ポンの時の指が最高に最高なので見てほしい。
なんだあの指の置き方は……
とはいえ。
キツネが化かす存在であるのと同様に、狸だって人を化かす存在なのです。
キツネよりも若干ドジが多いイメージはありますが、そこはご愛敬ということで。
今は完全に「中身無し」、たぬき蕎麦な景和くんがどう成長してくれるのか楽しみな部分は結構ある。
ラストでは、匿名で平家に大金を振りこんだ英寿の姿で幕。
悪い人ではないんだけどね、というやつでしょうか。
その金の出所が気になる所ではあるがな。
次回:祢音ちゃん回かな?
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