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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

29話 慟哭Ⅴ:サプライズ!闘牛ゲーム♡

そうきたか




続いての競技は闘牛ゲーム。

ジャマト側・ライダー側双方が3人ずつ出場して1対1のバトルを行い、先に2勝をつかみ取った方が勝つ。

負けた方は問答無用で全員負け判定となる。要は、どちらにとっても大チャンス。なんだ、その最後の問題だけ10万点です!みたいなシステムは。


なおこのゲームの考案者は前回ベロバさんからドライバーをぶんどった道長さん。

「闘牛」と言いつつ、最初に赤い布が振られて対戦相手が招集されることくらいしか共通点が無かったり、そもそもお前が牛ではないかと当然のツッコミを受けたりしていますが。

まあ、根本的にグランプリそのものには全く興味が無さそうな彼らしいとも言う。



第一戦は景和が出陣したものの、相手は2体で襲い掛かってくるという反則じみた行動により敗北。

第二戦の対戦相手には祢音が指定されている。ここで精神的に彼女に揺さぶりをかけて勝利し、強敵ギーツと戦わなくても勝つ……というのがベロバの狙い。




でもって今回の主役は祢音ちゃんである。

4月1日は彼女の誕生日。そして彼女にとっては、人生のターニングポイントとなった誘拐事件が起こった日でもある。


30分見終わった後に、彼女の誕生日をエイプリルフールにするとはまた粋な…と思っていたら、

4/1が祢音のお誕生日、ということで(と書いていますが、29・30話が祢音回と決まってから誕生日決まりました!)
東映公式ブログより引用)

なんとまあ。


彼女のもとに現れたのは、スポンサーのキューン。

誕生日プレゼントとしてブーストバックルを持ってきてくれたみたいです。本人は箱を見たからプレゼントかと思うのは自惚れだ、とかなんとか言ってますけど。

彼が自分のスポンサーの正体だと気づいていた祢音は彼に思い切って自分のスポンサーではないかと尋ねる。嘘を吐くのが苦手だったらしいキューンさん、素の反応で面白い。


いつものサポーターの観覧席に移動して、祢音は対面した時の皮肉屋な彼と手紙での王子様然とした彼と、どちらが本心か問い詰める。

キューンは前者だと言うが、実際は後者。面と向かうと本心が言えなくなるタイプらしいです。ツンデレか。

東映ブログでも触れられていますが、「サイアク」と言い放つ祢音ちゃんの小悪魔感が堪らない。




その頃。祢音の父:光聖さんは1人、誘拐事件の現場に行って花束を置いていた。

どう見ても「献花」と言うべきその言動を咎めた英寿だったが、むしろこのことは誰にも言うなと口止めをされる始末。

彼の言動が気になったからか、英寿は祢音が出場すべき第二戦に割って入る。


最初は英寿の乱入にキレているベロバ様でしたが、予定通り作戦を決行。

悪趣味なことに配信者の祢音に重ねるような画面をわざわざ用意して彼女の過去を暴露。

さらに同じタイミングで祢音は誕生日プレゼントがある部屋に入室。暴露内容を聞いたオーディエンスたちに詰られる形で真実を知ることになる。



以前、ニラムと光聖との会話で明かされていた通り、彼女は創世の女神によってつくられた存在。

鞍馬家の本来の娘の名は「あかり」。例の誘拐事件の際に殺されていた。

光聖はその現実に耐えきれず、DGPに参加。勝利した場合、鞍馬財閥がDGPスポンサーになるという条件のもと戦い、理想の娘「祢音」と、彼女が無事に誘拐事件から帰って来たというシナリオを作り上げる。


正直、以前のニラムの発言の時には、光聖が子宝に恵まれなかったとか、家族が欲しかったとか(奥さんまで作られた存在っていうのも視野に入れてた)とか予想していたんだけど、まさかそこまでキツい内容だとは思わなかった。

伊瑠美の現実を見られない「ハッピーバースデー」も、光聖の血走った目もこちらが見ていて精神的にやられるよね。


しかも名前が「祢音」なのがね。

「あかり」を生き返らせるとか、誘拐事件を無かったことにするとかもできたんじゃないかと思うんだけど、それでも自分の子と同一視はできない、という気持ちもありつつ、

主にライトとして使われる物質「ネオン」と同じ音にするあたり「あかり」からは逃れられてないんだろうなって。


それにしても光聖さんはどこからDGPの情報を得たのかしらね。

ニラムさんと直談判できるって相当なコネがないといけない気がするけどねぇ。



事実を知って、2000年分の人間の生死を経験している英寿が見たこと無いくらいブチギレているのも良いです。




今回光聖が持ってきた花束は白いチューリップ。

花言葉は結構いろいろあるのですが、主なものとしては「失われた愛」。同時に「新しい愛」というのもあると紹介しているサイトもあり……。




次回:祢音&キューン組、満を持して出陣

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