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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

28話 慟哭Ⅳ:絆のレーザーブースト!

年少組のキャスティングに感謝を




絶体絶命の英寿。

駆けつけた景和と祢音のおかげでなんとか間に合いましたが、ベロバから手加減無しの攻撃を受け、初めて「死」という概念を感じたというジーン。


最初は皮肉交じりに見舞いに来ていた英寿も、そんなジーンを見てようやく自分の過去を話す。

2000年もの間、母親を探していること、何度も死んでいるし、大抵の不幸は経験している。

傷だらけの顔で「死」について苦しそうに話すジーンと、なんでもないことのように淡々と自分の苦労を話す英寿との対比が効いている。

彼の手元にあるのは1枚の金貨。なんど転生しても変わらないのは、今までの前世の記憶を全て持っていること・「エース」という名前である事・金貨を手に入れる事だとか。

転生モノで何かのアイテムに触れた/目にしたことをきっかけに前世の記憶が戻る展開ってありがちだし、これもそうかな?と思ったんですけどそうでもなさそうだ。この先何かしらに生きてくると思うんだけどなんだろうね


そんな英寿の話を聞いたジーン。

彼の今までの苦労に想いを馳せ、生まれて初めて涙を流す。



そんな感動的な話にも関わらず、ジャマトグランプリは再び開幕。

今回は大将ことニラムさんまで出撃。やはり舞台役者さんの殺陣かっこいいねぇ……。


英寿はベロバとの一騎打ちになる。

最初は副作用を警戒してかパワードビルダーフォームで戦っていたものの、やはり戦力差があったためブーストマークⅡへ切り替え。戦力差はやや埋まったように見えたが、副作用で長くは動けない。


一連の流れを陰から見守っていたジーン。

改めて英寿の話を反芻し、自分なりに「今」を生きることを決意。

英寿のもとに駆けつけて、自分のレーザーレイズライザーをベルトにセット。

仮面ライダーギーツ レーザーブーストフォームの誕生である。


未来人が持つ、自由にデザインする力を以て副作用を無くしたというのがこのフォームの特徴。なんでもありだな未来人。

ギーツと一緒に「ハイライトだ」するジーンさんが楽しそうである。



めでたく新フォームということで、無事にベロバに勝利した英寿。

残念ながら目当てであったヴィジョンドライバー道長が奪い取っていきました。ジャマトグランプリはまだまだ続く。

道長は一足先に創世の女神と対面しております。


ジーンは今回の一件を受けて、レーザーレイズライザーを英寿に預け、「今を生きる」ために一旦退場。

彼が心を入れ替えるイベントはあると思っていたんだけれど、そのまま退場までいくとは思っていなかった。前向きな退場だし、英寿からも「また」と言われているので何かしらの形で復活してくれると思っていますが。




そんなジーンさん。福くんさんをキャスティングしてくださり本当にありがとうございましたに尽きる。

英寿の話に感動して涙を流して困惑して、という一連のお芝居に確かな芸歴を感じましたよね……しばらく会えないのか、本当に寂しくなるなぁ。


そしてもう1人のサポーター:ベロバ。

今回実は350歳ということが暴露されておりますが、それを聞いた瞬間の「なるほど!」という感じ。今までの貫禄のある態度も何もかもそのおかげでしたか。

これを弱冠15歳が演じているんだからすごい。

前回も書いたけど、ジャマトグランプリが始まってからというもの、ベロバさんは目をかっぴらいた顔とか、変身して思う存分戦っているところとか、今までの小悪魔系地雷女子じゃなくて、350年間強かに生きてきた女って感じのシーンが多くて大変好みです。

やっていることがアレですが、もっと悪女っぷりを見せてほしい。




次回:闘牛🐂

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