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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

27話 ガッチャ!クロスホッパー

折り返し、一段落。




ウロボロス界に乗り込み、あとは暗黒の扉を開く鍵になる宝太郎のドライバーさえあれば良い、という段階まで状況を整えたグリオン。


キッチンいちのせ連合も遅れて乗り込み、正面衝突。



グリオンはドレッド弐式・参式で対抗。

マルガムに冥国の三姉妹も総動員。


いちのせ連合もライダー3人に加え、過去の失敗を糧に今まで戦闘訓練に励んできた先輩ズも参戦。

先輩ズの台詞良かっただけに、実際にそういう訓練をしていた匂わせが無かったのが惜しまれる。



ドレッドを使いこなすグリオンは宝太郎からドライバーを奪うことに成功。

前からちょくちょく言ってましたが、ドライバーは宝太郎の性格で育っているとか。この辺まだ回収しきれてない…よね?


そんなグリオンの目指す世界は、全てが黄金になった世界。

お、急に本来の錬金術っぽいこと言いだしたじゃん!

……と思ったら公式も自覚あるらしくて流石に失笑してしまった。

「錬金術」をテーマに掲げているのに実質魔法みたいなことずっとやってることに対するわだかまりを抱えながら見てるんですけど、そこで開き直られたらこっちはもう何も言えないんですけど。メインテーマなんだからそこはなんとかしてくれよ。



グリオンが宝太郎に手をかけようとした瞬間、間に割って入ったのはミナト。

向こうの世界にとどまった鏡花がミナトの説得に向かっていた。

戻るに戻れず、過去のフラッシュバックに苦しむミナトに戻ってくるための道を示す。


なお、彼女にミナトの居場所を伝えたのはラケシス。

本格的に合流ルートを視野に入れ始めた?



仲間たちの加勢を得て、宝太郎は1人ケミーたちの元へ。

闇に呑まれかかっているケミーたちに、今までの自分たちのように、自分の力で戻って来いと呼びかける。

あくまでも友人としてケミーと接してきた宝太郎だからこその彼らを尊重したアプローチ。

レベルナンバー10のケミーたちがホッパー1に手を貸し、クロスホッパーが誕生。

宝太郎はテンライナーとクロスホッパーの力を借り、白いボディのプラチナガッチャードへと変身。


プラチナガッチャードの能力は「ユニゾン」として2つのケミーの能力を同時に行使できること。

演出の、腕の所に一瞬ケミーが見えるのなんか見覚えあるな…と思ったんですけどアレでした。グランドジオウ。



新たな力の前に敗れたグリオン。

既に開いていた暗黒の扉から出てきた「何か」の腕に捕まれ、扉の向こうへと連れていかれたのでした。


アトロポスも言ってたけど、まあまた帰ってくるだろうなあの男……。




ミナトも帰って来て、第3部は無事に幕が下りました。

目下のところ、ラスボスはあの扉の向こうの奴……かな?





次回:箸休め箸休め

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