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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

27話 決死!覚悟の潜入!

残り61日。陰謀渦巻く眼魔世界…



【実録】

眼魔世界に乗り込んだタケル・アラン

棺から解放されたマコト

人間世界に残った御成とアカリ

そして力を手に入れたアデル

情勢が目まぐるしく変わっていくね…



【タケル・アラン】

目標はマコトの救出と、大帝に会う事。


一緒に向かう2人だったが、途中でアランは(勝手に)離脱。

タケルに道だけ教えてからだったので若干丸くなってはいます。その後、「1人にしてごめん」って謝ろうとするあたりも含め。


タケルは無事にマコトがいた部屋にたどり着いたが、まさかのすれ違い。マコトを探して王宮を走り回ることとなる。


アランはまずはアリアに会い、大帝に会うことを勧められる。

大帝の幽閉場所に向かう最中に例の棺の部屋で、体が塵と化す民を見てしまう。

この時まで、割と真面目に何も知らなかったうえに、おそらくタケルの発言も妄言程度にしか受け取っていなかったのか…

無意識の驕りと無知って怖いわね


大帝の元に合流するも、欲しがっていた答えは得られないままアデルからの襲撃を受ける

大帝はアランを庇って攻撃を受け、アデルからの攻撃が致命傷となって消滅。


「理想に心を殺されるな。自分の心に従え。自分の信じる道を進め。」

「アラン、愛してるぞ」


祈りばかり捧げているイメージだった大帝の、最初で最後の父親らしい顔が見られた気がする。

彼の忠告。

おそらく、大帝自身も崇高な理想を掲げたものの、それを達成するためには歪んだ手段しか取れなかった

表面上は完璧だと言っていたし、そうなるべく行動していたものの、どこか自分でも「こんなはずじゃなかった」みたいな後悔をずっと抱えていたのでは。

でも一度作ったものを壊すのは、精神的にも立場的にも難しかったんだろうな


だとすれば、アデル(おそらく何も知らされていない、盲目に大帝を信じている存在)がトップに君臨するのはかなりまずいのでは?

そして本当の大帝の遺志に沿えるとも思えない


父親を目の前で兄に殺され、茫然自失のアラン。

次回はそれを、おそらく人間として乗り越える回。



【マコト】

棺から脱出。

あの棺、誰かが開けるのかね、それとも体が大丈夫そうになったら勝手に出してくれるのかね


行った先はイーディスの研究室(でいいのか、あの部屋は)

そこでスペクターの眼魂を回収。


「私の目的をなし遂げるまで、協力する約束ではなかったのか?」


まさかの序盤の協力関係にあったのはイーディス。

アランが相手だと思い込んでいたけどそういうわけではなかったのか…?

そしてやっぱり序盤の彼の行動の軸であった妹救出作戦、ほんとうに独断で行動してたんだ。

よく今まで生きて来れたな…?


「お前がやらなければ、侵入者にやらせるしかないな」


タケルが聞きに陥る可能性があると踏んだマコトは怪しい代物、「恐ろしい力を持った眼魂」を入手。


「力の根源、魂の深淵を覗く覚悟が、お前にはあるか?」


その名は「DEEP SPECTER」。

怒ったような目の眼魂。ちょっと可愛いなお前。


怪しさが留まるところを知らないイーディス長官。ついに闇堕ちフラグしかないアイテム作っちゃいました。

流石に闇堕ちはしないかな。マコト闇堕ち2回目はさすがにくどいし。


そして思い返せば、マコト・アランのことは器用に避けてきていたのね…。



【人間世界】

自分達にできることをやろう、という御成とアカリ。


アカリは引き続きモノリスのデータベースを捜索中。

眼魂をはじめとした様々な技術は、人間世界には無い、独自の技術で構築されたものであることは間違いない。

ここでアカリは「未知の科学だ!」と反応し、御成は「人智を超えた存在の作ったものだから当然」と言い返すのが彼ららしくて好き。

データベースは一定の所でロックがかかっており、閲覧不可能な状態。

入っているとしたら、眼魔世界の真実とか?


御成はキュビくんに人間世界の礼儀作法を教えようとする。

が、フリーダムな彼には一切伝わらず。


しょんぼりしながら外に出ると襲ってきたのはジャベル。

人間に近い状態になってから完全に弱り切っていた彼を見かねて、中和剤の入ったパッチとおにぎりを渡す

この時の彼の顔の優しいこと。お母さんのような包容力。


「拙僧も昔はいろいろありましたが、人の優しさに触れ、変わったりするものですぞ」

…エッ昔やんちゃしてたとかそういう感じなの?もっと詳しく聞かせて???


キュビくんは修行を抜け出して外でお絵描き。

が、スランプに入ったらしく、かなりウダウダしております。

ここで唐突にスランプ描写を入れてくるの、違和感。音符眼魔の描写を挟んでくるから、余計に。

スランプかも、というミスリードor作中人物にそう勘違いさせるための流れだと思うのだが…


一方のイゴールは再び作戦を展開。

中和剤がどうしてできたか怪しんでいます。現状思い当たるのはアカリのようですが。

問題は、現在大天空寺の戦力が0であるということ。

ジャベルが味方してくれることを祈るしかないのかね…



【眼魔世界】

祈りの間にて、自分のコピーのような人間たちと出会ったアデル。

彼らの正体はガンマイザー。(クレジットではアデルファイヤー。おそらく服のアクセントが紫の個体を指す)

この世界を守る存在であり、この世界を脅かすものを消去する存在。

アデルは自分が完璧になれると楽しそうですが、「この世界を脅かすもの」がなんなのかはっきりしていないのが気になる所。

最悪、アデル自身がこいつに殺されかねないよ…?


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