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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

27話 けっとうマジマジ

9割5分書き終えたあとに消えた感想を再現していこうと思います(涙目)




プールにやってきたドンブラザーズ。


タロウは誘われるまではビーチサイドでくつろいでおり、マスターから差し入れを貰い。

はるかは可愛い水着でウォータースライダーではしゃぎまくり。

猿原はダボっとした青いズボンタイプの水着で、ねじねじは意地でも手放さない。(以前一度売り飛ばそうとしていた模様)

雉野の水着にはよくみたら白い四角が……名札?もしかして学生時代に買ったスクール水着??

そして正体ばれしていないのでハブられる犬塚翼と、

正体はバレているし交流もあるのに当然のようにハブられるジロウくんである。



さて、タロウがプールに飛び込むと、そこにいたのはソノイ。

両者、なぜか水中で会話しながら決闘を約束。

対戦は3日後と相成りました。

このシチュエーションに突っ込んだら進まないので次に行きましょう。




残った3日間。

カウントに使われたのは3輪の彼岸花。花言葉は「情熱」「悲しい思い出」「独立」「諦め」など。(花言葉事典より)



まずはソノイ。

ビリヤードを通して作戦を練る。

ビリヤードってなんでこんなお洒落に作戦練る時に使われがちなんだろうか。メタファーとして使われるスポーツランキングがあればぶっちぎり1位になりそうだよね。


さらに仲間たちと共に鍛錬に励む。

自分だけ変身せずにたたかうことで、相対的に相手の速度をタロウのそれに近づけることで練習。


最終的に彼が下した決断は、「相討ち」。

そのままの実力勝負では勝てないと踏んだ決断であった。



一方その頃、タロウは。

いつも通り労働していた。


心配する仲間たちも、「勝つときは勝つし、負ける時は負ける」と一蹴。

自分の強さも疑っていない、かといって相手の強さも馬鹿にしてはいない。

それに、言動の端々から「今回のソノイは真正面から戦ってくる」って信じているんだろうな~っていうのが見えるのがとても良い。





遂に当日。

正午からの決闘、という約束に、タロウは、来なかった。


勤め先の同僚に欠勤が出たらしく、その穴を埋めていたそうです。

よいこのみんなはどんな理由があろうとも、約束を守れなさそうと思ったらその時点で相手に謝罪の連絡をしようね!!



で、それを知ったソノイは、タロウの手伝いを始めた。

代わりに車を運転し(免許だいじょぶ…?)、

ともに荷物を運び、

クレーマーの客にも応対する。


なおこのクレーマーのおばちゃん、以前も出てきたキャラクターでした。

鬼になり果てても何も成長してないの、ある意味人間らしいとも言う。


ちなみに、この時彼女が食べていたのがおでん。

おでんにドンペリって合うの?酒飲まないから分かんないんだけど…。


彼女のおでんを見て、どこか満足げに笑みを浮かべるソノイであった。





改めて、いざ決闘。

ソノイが相討ちを狙っていることに気が付いたタロウ。命すら投げ打つ姿勢の相手と、お供を遺していくわけにはいかないと考える自分との差を考え、本当に勝てるのかと疑問を抱いてしまう。




しかしここはドンブラ世界。ただで終わるはずがなかった。


まずはタロウ強化担:ジロウが乱入。

この子に「一対一の決闘」という美学を理解してもらうなんて土台無理な話である。


そして久々にムラサメが乱入。

この子、一応現在の登場人物全員敵なのである。大変だ。


さらに手裏剣鬼改め魔法鬼が登場。

一方的にタロウに恨みを覚えていた彼は、何を想ったか魔法を身に着けて再戦を挑む。

最初に使うのが雷魔法なのが変なところで原典に忠実である。ヤッキー見てる~??


鬼が出たということは自動的にドンブラメンバーも召喚されるということ。

序に脳人もやってきます。


そして異次元から獣人が参戦。


みんな来ちゃった。



ひとまず有象無象はそれぞれの仲間たちが相手をすることとなり。

2人は別の場所に移動。




それぞれ同じ場所を怪我していたのでそこの手当から。

決闘の前に、改めて獣人の話を。


獣人とは、ドン家が作った人工生命体。

しかし彼らは獣人を制御しきれず、彼らを封印。

しかし何が原因か、封印が解かれて野放しになっているのが現状。


ここでもドン家が噛んでいるとは。

それにしてもドン家、今のところ割とろくでもないエピソードが多いけど大丈夫かな





改めて、決闘。

ソノイが「種を捨てるように」と形容したのを、「それだと次世代ができてしまう」と否定するタロウ。

ソノイ的には気に入った言い回しだったみたいです。珍しく拗ねたような台詞が可愛い。



橋の上で向かい合う。

望遠レンズを利用した撮影、陽炎、静かな変身と演出がめちゃくちゃ好みでした。

一太刀で勝負がつくのも好き。

「かっこいい決闘」を皆さんで追及したんだろうな~と。


結果はタロウの勝利。

……というか、ソノイ、自分から剣受けに行ってなかった?



変身を解いた両者。

タロウは静かに、振り返ることなくその場から立ち去る。


ソノイは崩れ落ち、どこからともなく現れたムラサメは彼を担いで回収していきました。

一体彼はなんなんだ……?




ちなみに。彼岸花の花言葉はもう一つ。


「再会」だそうです。

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