26話 悪意をハバム、漆黒の風
- _ ぬぺ
- 2024年3月10日
- 読了時間: 3分
風と言うか突風と言うか
まずは、前回迷いを抱えて逃亡したミナト。
彼の前に現れたのはラケシス。
以前よりグリオンの所業に思うところがあった彼女。今回遂に、ミナトに対して「彼が導いてグリオンを倒すと思っていたのに」「自分を守って欲しい」と涙ながらに訴える。
雰囲気が完全に駆け落ち寸前のカップルなんですが。
とはいえ、あれだけアカデミーメンバーに容赦なく攻撃していた彼女が今になって「守って」とか、生徒たちと合流したいとか言ってもねぇ、という感じではある。
改心して味方になる方向も0とは言わないけど、現状のままならほぼあり得なさそう、寧ろ一番惨めなエンドに直進している気はする。
もちろんそんな彼女にグリオンが気づかなかったわけもなく。
クロトー・アトロポスは本格的にラケシス抹殺へと動き出す。
アトロポスも遂に変身。貫禄がすごいのは本当にどうしてだ……メインキャスト陣の中で一番年下なのに……。
スパナの乱入もあり、ミナト・ラケシス両名は逃亡に成功。
戦いは持ち越しとなりました。
その頃、グリオンは遂に最高のケミストリーのために動き出す。
「暗黒の扉」を開くために必要なもの。
ドレッドライバー、全てのレベルナンバー10のケミー、ガッチャードライバーの3つを揃えるために最後の仕上げに出る。
以前から所有していたドラゴナロスをマルガム化して、最後のレベルナンバー10:ガイアードの回収に向かう。
そんなドラゴロスとガイアードは最古のケミーであり、「古代の錬金術」と呼称されるらしいです。
キッチンいちのせ連合はドラゴンマルガムを倒すために出陣。
消耗が激しい宝太郎に無理をさせないようにしたものの、レベルナンバー10のマルガムに苦戦。
このあたり、りんねと宝太郎のツーカー感が上がっててよかったです。
そこに助太刀に現れたのが九堂風雅。
宝太郎のスタンスを肯定するような口上と共に変身。
字は仮面ライダーウインドである。
ギガバハム・クロアナの2枚で変身。マジェードと対になったら絶対お美しいデザイン。
めちゃ強いうえに攻撃の吸収に飛翔能力。もはや味方と言うよりは後半に出てきて味方を絶望させるタイプの敵。
というか、前回の東映ブログで「禁術を使っているほど黒くなる」って説明があったんですけどどれくらい真面目に受け取ればいいんだこれ。こんなに真っ黒なのにしっかり「仮面ライダー」を名乗っているの不安しかないんだが。
レベルナンバー10すら圧倒する実力を見せつけ、2体のケミーを回収した風雅。
……の背後に、グリオン。
グリオンは風雅の体を一突きすると、4枚のカードを回収してウロボロス界へ向かう。
倒れた風雅は、ウロボロス界へのゲートを開き、未来を宝太郎たちに託して力尽きる。
なおこちらに来ていた風雅は錬金術で作った義体。やっぱり本体はどこかで生きている感じか。
と、突風だった……。
何かが分かったような分からないような。
あとはそろそろミナト先生かな。
今回、生徒たちがウロボロス界に行くのを確認していたので、何かしらの形で切り札になってくれそうな気がする。
次回:パワーアップ!
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