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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

26話 フィナーレいさみあし

レッツ・総集編!!!




仮面ライダーリバイスが最終回を迎えた。

日曜朝から喫茶どんぶらに集ってリバイスの最後を見届けたドンブラザーズ。

ドンブラザーズの軽快なBGMとともにリバイスの最終回見せられた時には夢かとおもったよね、いや割とガチで。


だからそう、そろそろドンブラザーズも終わりにしよう。


──ちょっと何言ってるかわからない──!!




マスターの問題提起。戦隊の活動はいつ終わるのか。

そりゃ、メタ的に言えば1年間という期限があるわけだけど、作中の人物たちにしてみればそうではない。

特に今作、鬼は人間の過ぎた欲望から生まれると明言されている以上、実質終わりはない。


ということで、こっちで強引にでも最終回を決めなくてはならないのである。


それっぽい理屈で丸め込もうとしています。



最終回を記念してMVPを決めようではないか!!勿論プレゼントもあるぞ!!!




ということでここからは「証言」と題して振り返り。

人によっては他人に振り返らせたり、セットに1人しか入れないことで密を避けつつ、体調不良で休んでいたキャストの不在を誤魔化す作戦である。



まずは鬼頭はるか

高校生であり、漫画家であり、ヒーローでもある彼女。

しかしヒーローになってしまったことで盗作の汚名を着せられてしまい、今に至る。

現在はソノザに感情を教える漫画をかくべく頑張っている。



続いて猿原真一

わびさびを愛する教授。しかし現在はわびさびとは遠く離れた戦いの中で活躍中。

やっていることそのものは変身できるようになる前の人助けのようです。

分かりにくいけれど、自称しているように多分一番ヒーロー然としているのは彼。



雉野つよし

平凡なサラリーマンで、自分ではない誰かになりたかった彼も、今となってはヒーローの一員。

何よりも愛しているのは妻のみほ。



犬塚翼

未だに正体不明とされているイヌブラザー。冒頭の嵐吹き荒れるどんぶらの店内にいたじゃないかとか突っ込んではいけない。

ということで彼の証言をするのはなぜかソノニ。

夏美が獣人に攫われるところを目撃してしまったために、指名手配犯となって1年間逃げていた。

実は脳人とも獣人ともかかわりがあり、この世界の真相に一番近いところにいる男。

ただし仲間との縁は一番遠いところにいる男。



桃井タロウ

傍若無人だが唯一無二のリーダー。

その強さは確かに規格外。しかし、それはお供たちの働きあってこそ。

特に全員で合体して作り出すドンオニタイジンは最強無敵の力。

しかしこれは「全員で」作るので、彼1人の手柄ではないというのが猿原の見解。

それでもやっぱり本体はタロウだし、MVPはタロウでは…?



となったところに待ったをかけたのは、いつの間にか来店していたソノイ



ドン王家の者をもう一人忘れていないか?



彼こそ、桃谷ジロウ

敵に存在を教えられないと思い出してもらえなかった男。追加戦士が元からいたメンバーと仲よくなるのに時間がかかることは往々にしてあるが、彼はまた別のベクトルで拗らせている。

タロウの後継者となるべくドンブラザーズに合流したが、本人に「お供に過ぎない」と宣告されて闇堕ち。

しかし、今は闇の自分も大切な自身の一部として受け入れ、共に戦っている。




さて、これで出揃ったね


という流れになった時点で私は察しました。これはもう、「唯一触れられていない仲間」がMVPになる流れであると。




MVPは五色田介人

喫茶どんぶらのマスターとして陰に日向にドンブラザーズをサポートする人物。

そしてそのヒーロー歴は合計して1年半。

どさくさに紛れてゼンカイジャー時代もカウントしやがった。リバイスに続き他作品を2個もぶっこんで来るんじゃない。


ということでMVPとなった介人くん。なんか高い鼻が見える気がする。気のせいかな。


MVPからみんなへのプレゼント。そのサイズ感と厚みでなんとなく察したが。

介人、写真集第2弾出してました。

何やってんだマスター。いい加減にしろマスター。初給料を宣伝にするんじゃないぞマスター。


ドンブラザーズの3名は写真集を押し付けるように返品して帰宅。


いつの間にか来店していたソノイとソノザ。

スイーツを食べながら、ソノイはタロウとの決着を望むのでありました……。




次回:本当に決闘します。するんだ?!?!

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