25話 慟哭Ⅰ:ジャマトグランプリ♡
- _ ぬぺ
- 2023年3月8日
- 読了時間: 4分
「ジャマトグランプリ」こと「JDP」、満を持して開幕。
GMはベロバが務める。最終目的はギロリの持つドライバーであり、彼が実質ラスボス。
第1回戦は「かみなりジャマトゲーム」。
街に設置された太鼓を叩いて5つの櫓を組み、街を壊滅させられればクリア。
櫓のCGが普通にグロい。
けど、今回の戦闘シーンの奥にちょくちょく見切れていた太鼓叩いているジャマトは(やっていることに目を瞑れば)普通に可愛くて笑っちゃった。
参加者はベロバから鈴を渡されたジャマトたち。
彼女の攻撃でだいぶ人数が減ったとアルキメデルさんは嘆いていますが。
ちなみにアイテムとかはDGPから流用。スーツの換装が効く作品の利点を大幅に活かしてくれてます。好き。
DGP同様、クリアまでの間に設けられたミッションをクリアすればポイントを稼ぐことができ、それも勝敗やアイテムの入手に関わってくる。内容としては「人間緒大事なものを傷つける」「ライダーにダメージを当たえる」系が多いみたいです。
ちなみにベロバがお気に入りの道長に出したシークレットミッションは「至近距離からライダーに攻撃する」。完全に彼の得意分野に持ち込んでおります。
要は完全に人間とジャマトの立場がひっくり返ったわけで。
それは作中だけでなく、視聴者から見えている部分もそう。
OPは新シーズンの度にリニューアルされていますが、ジャマト陣営に割かれる尺が明らかに長くなっているし、「GMの性格に左右される」と明言されているサブタイトルもベロバ仕様、おまけに東映公式HPの「今回の整理」の図も完全にJGP仕様です。
ジャマト陣営で人でありながらジャマト化が進んでいるという理由で参加している道長。
今回大幅に衣装チェンジ。ハーフアップの髪に白シャツ+革ジャケット、黒いワイドパンツ。はちゃめちゃに似合っていて好きすぎる。今までの道長くんは基本作業着みたいだったのもあって泥臭さみたいなのが上だったのに今回からイケメン度がカンストしててヒェとなりましたとも。
彼が出会ったのは新しいナイトジャマト。
それも、親友:透の顔と記憶を持っているというやつ。
高校時代からの友人だった透。
一応今のところは「相手は友人の顔をしたジャマト」と線引きはできているようですが、これ境界があいまいになるのも時間の問題って感じするね。
そして人間なので参加は叶わなかった五十鈴大智。
完全にヴィランが板についてきています。楽しそうに笑ってるわね貴方。
彼が手に持っていたのは水色に白で狼が描かれたIDコア。もしかして冴さんの能力持ちジャマトを作って戦力増強しようとしてます……?
さて、これを受けたDGPは。
現在ゲームに参加している英寿・景和・祢音は人々のために参加を決意。
運営側もこの状況は看過できないので出撃を許可。完全にチラミさんを不審者の目で睨むツムリちゃんである。
「すずなり鬼祭り」なる祭りの開催を翌日に控えた神社に立ち入ったジャマトと交戦。
この祭りで入院中の母親を治す祈願をしたいという子供の気持ちすら踏みにじるジャマトたち。ちなみにこの男の子、ず~~っと見覚えあるぞ、と思っていたんですけど、キュウレンジャーで幼少期のラッキーを演じていた方でした。納得!
交戦したものの、ジャマトたちの方がやや優勢な印象。
次回新フォーム解禁みたいだし、逆襲はここからってところかな?
一方運営・オーディエンスたちはというと。
まずはオーディエンスたちがいた世界の話。
「なんでもデザインできる世界」らしい。設計図を書き、それを組み立てるようになんでも願いが叶ってしまう世界。だからこそ、現在のデザグラの舞台となる過去の世界を見るのが楽しいという。
創世の女神的なものがあるの?それとも単なるテクノロジーの進化?
そしてもう一つ。
最悪この世界からの撤退も考えている、というニラムに食って掛かるのは祢音の父親。
ニラムが皮肉交じりに返した言葉をそのまま受け取るならば、彼は過去のDGPの勝者であり、その商品として子供をもうけている。それが祢音。
祢音の両親が彼女に対する接し方が若干違うのはそういう……??
祢音パパは最終的に何かしらあるとは思っていたけれど、まさかこんな感じとは思いもしなかったよマジで。
次回:赤い狐
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