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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

25話 New game起動!

「ようこそ、究極のゲームの世界へ」




【Story】

遂に幻夢コーポレーションから「仮面ライダークロニクル」が発売された。

予告も一切なく発売された本作は瞬く間に一般市民に浸透していく。


そしてCRでは緊急通報が鳴りやまない。




【仮面ライダークロニクル】

幻夢コーポレーションから発売された新作。

事前告知一切無しという異例の売り方をしている今作。今のところの評判は良いようで、幻夢コーポレーションの株価は沸騰中。


そして我々には黎斗が心血を注いで、文字通り命を懸けて作ったゲームとしてお馴染み。



広告塔及び作中でのチュートリアル等はポッピーピポパポが一任されている様子。


「ゲームは新時代へ!リアルとバーチャルが融合する、究極のリアル対戦ゲーム!」

「ヒーローになるのは君だ!」


以前から予想はしていたし、おおむねその通りだったけれど、こうしっかり出されるとやっぱりすごいな……。



ゲームのルールは簡単。

プレイヤーはガシャットを使ってライドプレイヤーに変身。

茶色をベースとしたライダー。シンプルでモブ感満載。この手のゲームって大抵は差別化のために見た目変えられたりするもんじゃないのだろうか。



街にはランダムで13体のバグスターが出現。

初級から上級まで分かれており、全て倒すとラスボスへの道が開かれる。


この13体というのが地味に謎。

最初は運営が用意した10体+ライダー3人、とかかと思っていたがそういうこともなさそうだし。そもそもパラドが2枠使ってるのはアリなのか?という気もするし。

前回の考察通り天ヶ崎がバグスターなら1枠埋まるとしても足りない。

残る隠されたバグスターは誰なんだ?



プレイヤーはバグスターを倒していくわけだが、今のままでは歯が立たない。

そこで、レベル上げ・強いアイテム集めが必須となる。

そのためのギミックが「仮面ライダー」、すなわちCRのドクター。

彼らと戦ってアイテムを奪えば自分のものとして使用することが可能。


確実に、「彼らは一般市民には手も足も出ない」という運営の判断である。正しいが胸糞悪いな。

なお我らがM君はそれに対して「レベル99の衝撃波で黙らせる」という手段に出ました。流石トップゲーマー、貫禄が違う。



プレイヤーの皆さんの反応を見るに、幻夢コーポレーションの触れ込みも、彼らの認識も、「究極のVRゲーム」と言ったところか。

普段はゲーム機でやっているゲームがリアルに飛び出した至高のゲーム。

ゲームの起動及び変身はそのままゲーム病感染であり、受けたダメージは本当に傷になり、ライフがゼロになれば自分の命も尽きるなんて知らされていないし、考えもしないんでしょうね……。



そして案の定。

戦いに負けたプレイヤーは消滅する。コンティニューなど不可能。



リリースした幻夢コーポレーション…というよりはパラドの目的は分かりやすく人類滅亡。


「許せないんだよ。この世界で一番偉いと思い込んでいる人間どもがな。」

「仮面ライダークロニクルは人間がバグスターを攻略するゲームじゃない。バグスターが人間を攻略して、人類を滅亡させるゲームだ。」


「たっぷり味わえよ。ゲームで攻略される側の気分をな」




【以下雑記】

🎮今回より久々にOPが復活。映像もかなり差し替えられています。個人的に気になったのは

  • 目つきの鋭めなポッピーと画面の中に閉じ込められた明日那。明日那が帰ってくるのはしばらく先になりそう?

  • 変身者が出てくる場面。そして黎斗・貴利矢の枠が確保されているのもフラグだと思いたい

  • 順番に変身していく場面。ポッピーが既にお披露目されてます。早い早い。そして奥でライドプレイヤーに変身しているのもよく見たらニコ。だから早い早い。

  • シルエットのみ登場するライダーが2人。この人たちが不足枠を補うのか?


🎮11話の私の考察より抜粋。

 

究極のゲーム=現実世界のなかにゲーム世界を顕現させるゲーム

なのでは?

 

おおむね合っていて大変うれしい限り。

一番意外だったのは、ウイルス感染者がいっぱい出た=プレイヤーになれる人の増加、というところが外れてたところかな

ただし、最終的にリリースしたのはバグスターサイドなので、どれほど黎斗の意志に沿ったものかは分からないのがもどかしいところ。

二次創作許すまじな黎斗くんなので、多分今草葉の陰で発狂してると思う。


🎮前述の通り「クロニクル」の正体は大体予想ついてたし、パラドたちが乗っ取った時点で対人間用の仕様になることも見えていたのでそれ自体に驚きはほぼないのだが、やはり実際に出されると結構きついなと思う。

これまでのエグゼイドの傾向もそうだし、ゼロワンの時も時折思ったけれど、高橋脚本は突拍子もないことはやらない、寧ろ王道展開だがいざ目の前に出された時に感じるしんどさがすごい。


🎮一番考えたなあと思ったのは強化キャラとしての仮面ライダー。ここでライダーたちに戦いを躊躇させる手段としては最高で最悪な手段だと思う。


🎮「chronicle」とは「年代記」という意味。「歴史上の事件を年代順に記録したもの」(日本国語大辞典より)現状の今作には年代記要素はゼロ。これは黎斗の構想の時点ではその要素があったのか、それとも別の意味があるのか…。



🎮ポッピーピポパポ。完全に洗脳されている様子。今までドクターたちと一緒に何があろうと患者のために動き続けてきた彼女が、今までとなんら変わらない笑顔と共に一般人に死を宣告しているのがかなりダメージ来ている。何とも言えない気持ち悪さ。いい脚本だよほんと……


🎮そんなポッピーと天ヶ崎。急に踊り、流れるようにポッピーがビンタ、しかしそのまま一緒に楽しそうに回る2人。悪役なのは分かり切っているが、めっちゃ愉快な人たちなのでずっとつるんでいて欲しい。可愛い。


🎮プレイヤーにもっとゲームを楽しんで欲しいというポッピー。そんな彼女に「期待しているよ」という言葉と共に差し出されたバラの花束の中には、新たなガシャットとベルトが。ポッピー、覚醒です。cv諏訪部さんで期待しているとか言われたらそりゃ頑張っちゃうわ。




次回:久しぶりの女性ライダーです

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