21話 乖離Ⅴ:ゲイザーの鉄槌
- _ ぬぺ
- 2023年2月12日
- 読了時間: 3分
遂に明らかになるデザスター
まずはゲームそのものから。
まだまだ続く爆弾ゲーム。
続いてのターゲットは冴の家族。先週の景和同様、なりふり構っていられなくなった冴。
彼女と仲よくなっていた祢音も一緒になって、冴の家に仕掛けられていたメロン型爆弾を探し回る。
冴の家族を助けなくては、幸せな家族はそのままでいるべきだと言う祢音。
家族仲が良好な冴と、良好とは言えない仲をなんとかするために戦う祢音。ベタだが綺麗な対比。
しかし冴の手元にはデザスターカード。
メロン爆弾を運ぶジャマトの前で、冴は祢音に話を切り出す。
じつはあのデザスターカード、祢音の部屋にあったものを冴が発見したもの。
つまり冴だけは祢音がデザスターだと分かっていたわけです。
本来ならば冴が祢音を糾弾すべきなのだが、彼女は祢音から家族事情を聞いてしまっていたし、祢音が自分の家族も含めて大事にしてくれていることも知っていた。それに彼女も賛成してしまった。
なので、思い切って祢音を庇うことにした。
景和のバックルを奪い取り、自分がデザスターだと言い切って他のライダーを攻撃。
ジャマトを倒してコードを確認した後、家に戻って線を切る。
残り1本のところで同じく爆弾に取り込まれてしまうが、駆けつけた祢音のおかげでギリギリでクリア。
最後の投票では自分に投票し、満場一致で冴に評が入ったことで脱落。
消える瞬間の祢音への表情が優しい。
祢音はというと、チラミが勝手に自分の部屋に立ち入ってカードを移動させたことにお怒り。運営とは言え女性の部屋に入って物色してたの、控えめに言って最低ですが。
何はともあれ、2人を騙しとおせば彼女の勝利である。
一方、チームジャマトには。
先日脱落したはずの五十鈴大智が復活。ベロバさんが彼のコアを回収して渡したことで記憶が復活したらしい。スポンサー何でもありだな。
道長も少しずつ人間の道から外れつつも貴重な戦力として活動していますし、大智は言わずもがな頭脳担当。じわじわと勢力を増しているチームジャマトです。
しかも彼らは自分の目的のためなら何も省みない人たちである。常に火事場の馬鹿力状態。強くないわけがない。
メタ的な視点で言うと、超英雄祭にも大智の中の人が出演しているわけで。
これはもうしばらく出番あるね?
彼らの狙いは「創世の女神」。
自分たちの思う世界にするためにデザイアグランプリに喧嘩を売っているらしい。
女神かあ……これで詳細不明の女性を追っている人が2人、ねぇ…。
ゲームに乱入する彼らの事を当然ながら快く思わないのが運営。
しかも現在の支持率グラフの中に道長が名を連ねる程注目されているわけで。
英寿は祢音に頼んでニラムと接触、食事をしつつ道長について話す。
ついでに互いがこの時代の人間じゃないということに突っ込む。お互いに絶対に自分の弱みは見せないぞって感じで怖い。
ということで、ニラムさん遂に出陣。
リアリティーショーにフィクションは不要。満を持して仮面ライダーゲイザーに変身。
演じる北村さんが王子様フェイスなのも相まって、優雅な変身ポーズが映えること。
また変身後の姿も白と金で……。大丈夫?英寿様の最終フォームで使う色使いでは?
なお実力はまあ当然ながらゲイザーの方がはるかに上。
しかしながら必殺技を喰らってもゾンビの如く立ち上がる道長を見て、ニラムも少々考え方を変えた様子。
彼をリアリティーと認めて帰還。目が笑ってないのが怖い。
チラミさんは普通に楽しそうだからという理由で彼の事受け入れそうだし。来週には彼の寝床が準備されていても驚かないよ。
次回:チラミ出陣!
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