20話 乖離Ⅳ:ジャマトからの宅配便!
- _ ぬぺ
- 2023年1月29日
- 読了時間: 4分
爆発!爆発!また爆発!!
今回のゲームは爆弾回収がテーマ。
アルキメデルからよしよしされたジャマトが、予告状と共にフルーツ形の爆弾を送り付けてきた。
爆弾の王道、赤と青のコードのどちらかを切って、爆弾に拘束されている人々を助けるのがミッション。起源は日没。
その被害者の1人が景和の姉:沙羅。
好きでもないパイナップルを開け、全然皮が剥けないと言いながら、一般家庭にあるのが普通な、凶器となり得るものを総動員して格闘していたらしい。
最近沙羅姉さんぶっ飛んだ行動しがちなんですが、その度に30分後の世界で暴れまくるはるか大先生がダブります。姉妹なのは存じ上げてますがこういう時の雰囲気が似てるなって重う。
唯一の肉親を助けるために、なりふり構わなくなった景和。
英寿の提案通り、同じパイナップルの爆弾を持っているジャマトを探し出して攻撃。
逃げられた際は他人のバックルを奪い取ってまであとを追い、討伐。
残ったコードは赤だったので、それをカットしてミッションクリア。
正直、最初見たときに「残ったのは赤」=「関係ない方が赤」=「切るべきは青」だと解釈してしまってました。良かった、DGPに参加してなくて。
その頃。
ギーツはサポーター:ジーンの援助を受けて相性のいいバックルを獲得。割と余裕のあるプレイをしていた。
戦闘先で出くわしたのは道長。
彼はアルキメデルの農園でジャマトのサポーター:ベロバと出会う。ジャマトにもサポーターいたんだ。確かに予算かかりそうだしいても不思議じゃないけど、そんな裏方みたいな方にもサポーターいるとは思ってなかった。
最初はアルキメデルおじさんがまた勝手に何かやってるのかなとか思ったけど、ジーンもしっかり認識しているということはそうでもないらしい。まあジャマトにもライダーいるし、ありなのかな。
そしてベロバさんの中の人が15歳だと知って震えている。大人っぽい美人さんだ。演技力含め。
ゴスロリ風の衣装に身を包み、ジェリービーンズを食べながら出てきた彼女。
やはりジャマトをサポートしているだけあって、ライダーを全部潰したいという道長の願いに乗っかることにした。
しかもその後、自分もライダーに推し変したんで!というノリでジーンのもとに突撃。自由な人だ。
一方のジーンさんは入って来た瞬間に銃口を向けるというピリピリっぷり。そこまでの溝がある?一応金持ちのただのお遊戯だと認識していたのだけれどやはり甘いか。
あとひとつ気になっているのは本来の道長のサポーターの存在。
彼の言動からして、道長は間違いなく何度もDGPに参加している。明言されているのは優勝で連続参加権を獲得した英寿、チラミによってわざわざ収集された人気プレイヤーの冴・大智のみ。一般人の彼が何度も参加できるなんであまりにも異常だから、考えられるのは道長強火担サポーターが存在していることくらいだと思うの。
その人は今何をしているのか…。
肝心のデザスターはというと、冴であった。
沖縄出身の彼女の実家は料理屋。
しかし父の体調不良をきっかけに店を畳み、幼い弟妹を養えるのは冴だけ。
だからこそここで勝って、老いない体を手に入れて、家族のためにバリバリ大会に参加したいという次第。
今回こっそりと爆弾を投げたりと妨害していたのも、彼女に課せられたミッションが原因。
祢音に家族の話を振ったり、バスケの練習に付き合ったりしているのも作戦の一環なのかしら。
正直冴さんなのは意外だった。
「レギュラーがデザスターにはならないだろう」という大方の予想を裏切ってくると踏んでいたので彼女は無いと思っていた。
英寿はスペックがカンストしているので無し、景和は前回まで散々疑わせておいて本当は、パターンは無し、一部ネットでささやかれていた「実はデザスターなどいない」「全員デザスター」パターンも、チラミの性格からは無い、と思っていたので、消去法で祢音予想をしていたのだけれど。
まあでも今回出てきた過去の話と次回予告で納得。
ここまで「自分の目的」と「デザスターとしての勝利」の狭間で揺れる描写がガッツリできるのはもう冴しか残ってないわ。
夜、東京にて。
南南東をわざわざコンパスで探してから恵方巻を食べるくらいには律儀だけど、途中で普通に他人と会話しちゃうくらいには雑なニラムさん。
ベロバが動き出したことを知って、彼もまた介入を決意した様子。
そして予告には新しいライダー、見た目はギロリと一緒、へぇ…………。
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