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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

20話 はなたかえれじい

ジロウ、見てて飽きない




桃谷ジロウの幼馴染が東京にやってくる。

周りからすれば「元カノ?」という反応ですが、彼らは今まで何度もくっついたら離れたりを繰り返していたようです。

ジロウも愉快なら周りの人も愉快だな


当然ながら良いところを見せたい欲が出たジロウくん。

自らがドンブラザーズのリーダーとなりたいと申し出る。


タロウはそれに乗る。そんなところで優しさを発揮しないで……。

しかしタロウがいると、彼女に嘘がバレかねない。

そこでタロウは今日限りで一時脱退。これから彼女さんが来るまでジロウがリーダーとして活躍し、自然体で彼女を出迎えるべきだと主張。


というわけで、新戦隊「ドラゴンファイヤーズ」誕生である。

どうしよう、字面だけならドンブラザーズよりもかっこよくなっちゃった




まずは特訓。

雨ももろともせずに階段を上り下りする4人。はるかちゃんの嫌そうな顔といったら。


途中で翼くんが参加。

「俺は戦士だぞ」と言いながら他ならぬ戦士の中に加わり、体力の限界を感じて離脱。

1年も逃亡生活を続けていれば、人間は警察を理由に使えるくらいには図太く生きられるようになるみたいです。




さらに、トラックを止めたことをきっかけに、人助けにも力を入れるようになる。


正直に言うと、今までも自分たちの力を人助けに使ったことはあるわけで、それを全く知らずに「これからは人助けだー!」と言っちゃうジロウくんにちょっと心の距離を感じている



ドラゴンファイヤーズの人助けはニュースでも話題に。

「名乗る程のものではありませんが、ドラゴンファイヤーズです!」という宣伝が功を奏し、一躍有名に。

公式HP開設、マスコミから取材の申し込み、写真集出版の打診まで。

最初は嫌そうだったメンバーも今はまんざらじゃない。あの教授さえもめっちゃ楽しんでいる。権力とはこうも簡単に人を変えるのか。


流石にマスターも彼らに鼻が高くなっていることとその危険性を説くが、馬耳東風。

代わりにタロウの援軍になってました。優しい……。



なお、そんな彼の正体は


「ヒーローとして生まれ、ヒーローとして戦い、ヒーローであり続けるもの」


結局ゼンカイジャーと関係があるんだかないんだか。有耶無耶なままもう20話ですよ……




その後。ドラゴンファイヤーズは大臣栄誉賞を受賞する運びとなった。

こんなに表彰式の会場が出てくる作品もなかなかない。


その頃には完全に物理的に鼻が高くなっている4人。

ボリュームたっぷりのお姫様風ドレスのはるか、

和装の真一、

スーツでチャラめな雉野、

スーツ+マントのジロウ。

みなさん衣装がお似合いで。


さらに鬼が現れたというしらせにも「チェンジ拒否」。

完全に目的が迷子。



駆けつけたマスターによって、彼らの「人助け」の真実が明かされる。

影で手を貸していたのはタロウ。

寧ろタロウがいなければできなかったことも多々あったレベル。


ついでに、「遂に素顔をさらすつもりか」という台詞で、彼らがまだ「謎のヒーロー」であったことをようやく思い出しました



おかげで目が覚めた4人。

はるか・真一・雉野はタロウがいる戦場に急行。


そしてジロウは…真実を知ってやみおちスイッチ、オン。




虎柄の羽織をまとい、隈取をし、重心を低く治安の悪い顔で登場。

そのままトラボルトに変身。邪魔者と見做したタロウを排除すべく大暴走。

自分の邪魔をするやつは容赦しないので鬼も退治。

しかしそのまま巨大戦にもつれ込んでしまったため、その後のジロウくんの行方は誰も知らない、状態。

大丈夫かあの子…?スイッチ切れたか??





で、その頃。

我らがマスターは何を思ったかドラゴンファイヤーズの代わりに授賞式に出席。

自分が彼らの長官だと名乗り、写真集を出版。写真集は本屋さんで入り口近くに平積みされていました。

もちろん、鼻は物理的に高いですとも。


楽しそうだな介人!!!なにやってんだ!!!!





また一方、脳人は。

映画にスカウトされました。やったね。

こんなところで雑に映画の布石を持ってくるんじゃない!!!!!





次回:次代回があるなら先代回があってもいいじゃないの

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