残り70日。
【実録】
現われたのは画材眼魔。ひたすらに絵を描くのが好きらしい。イゴールの作戦の手伝いをしているようだが、それも本人の意志というよりは、ただ利害が一致したから良いように使われているだけ、という印象。
即ち、人間に対して非攻撃的な眼魔。
タケルと仲良くなれる可能性は如何ほどか
【天空寺タケル】
画材眼魔と心を通わせようと奮闘中。
同時に進行している問題はマコト兄ちゃん。
ただしやはり幼いというか、独善的なところが目立つのは変わらなくて。
「必ず、俺が分からせてみせる」
という台詞が今回はかなり引っかかった。「分からせる」というワードチョイス。
自分の考えが正しいという考え、ハッキリ言うならばすごく傲慢なものを感じる。
勿論タケルは知る由もないことですが、アランにはアランの事情や心情がある(だから何でもしていいというわけではないけれど)。でも現状、彼がそれを尊重してくれるのかどうかという点が不安。
ここまで19話分を見てきたから彼が優しいのはよく知っているので、最終的には良い感じに持って行ってくれるであろうと信じてはいます。
でも、16話でロビン・フッドから「正義は一つとは限らない。」と言われていて、さらに今回弁慶から「周りの言葉にも耳を傾けろ」と言われているのは…お前学習してるか?という気がする。どちらも“自分の正義に酔わずに相手の事もよく見ろ”という忠告だと思うので。
少し苦言が多くなってしまいましたが、彼の画材くんと仲良くなりたいという気持ちや、アランを説き伏せてマコトを取り返したいという気持ちは本物だと思うので、他のライダーたちとの交流で成長してくれると信じています
【アラン】
マコトを手中に収めて、ひとまずは安心したらしい彼。
けれど、「友」と言いつつもどう見ても操り人形にしています。
「友」と言うよりは、「自分にとって居心地の良い相手」≒「自分にとって都合のいいことしか言わない人」。
前回も書いたけれど、おそらく最初で唯一の友人だったマコトが、彼にとっては唯一の存在が、マコトから見れば「数多いる中の1人」だったことが耐えられなかったのでしょう。
だから「友」が何なのかもよく分かっていないし、今の関係性が明らかに歪んでいるというのも(タケルたちが思っているほど)ピンときてないのではないかな。タケルから激しく糾弾されているし、今までのマコトと違うことは明らかに本人も分かっているだろうし、ぼんやりと「思ったんと違う」くらいには思っているのではないかという気がする。
この点に関してはタケルの主張が全面的に正しいと思うので(さっきこき下ろしていてなんなんだお前という感じですが)、あとは2人がすぐに実力行使せずにじっくりと互いの考えをシェアする機会があればいいのだけど…
印象的だったのはアランと傀儡マコトの会話。
「一体何が気に入っていたんだい?海かい?」
「それとも空か?」
「向こうの世界の方がいいだろう?」
これに全て頷きで返すマコト。
マコトはアランにとって心の鏡みたいなもんだと思っているのですが、それならばアランは地球の自然を愛していて、その気持ちに蓋をして、眼魔世界を拡大すべく頑張っているのではないかな…?
どうか心にガタが来る前に、誰かが救ってくれますように
【以下雑記】
👻ゴーストの登場人物、みんな腹に一物抱えているのですが、いかんせんヒントが少ないため考察しづらい。眼魔世界の人たちとか、ほとんど「なんか企んでる。何かは不明。」としか言えない。もどかしいよぉ…
👻前回は「仲が悪い人間同士でも分かり合えるよ」という回。今回は「人間と眼魔」にランクアップ。これは次に「人間と眼魔世界の人」を持ってくる布石かな
👻アラン様、ステイシーくんと仲良くなれるから。絶対。
👻次回予告で、顔だけ映らない幹部登場。もしや…??
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