19話 りんねの夜明け!変身・マジェード!
- _ ぬぺ
- 2024年1月21日
- 読了時間: 4分
マジェード、再び。
キッチンいちのせ連合。
今のところ、キッチンいちのせの一角を借りて活動中。
が、4人の方向性が微妙にかみ合ってないし、一般人が出入りする中普通に会議してるし……既に先行きが不安。
その後、りんねの元にミナトが接触。
彼女に父親の教えである「ルールを守れ」という言葉を突き付けつつ、自分の元に来るように言う。
宝太郎が参戦するやいなや、即ドレッドに変身。
ミナト先生、今出てきている人間の中で一番物事に対する判断が早くて的確なのが好き。でも同時に目的や思考回路が一切見えてこないのがモヤモヤする。
ミナト撤退後。
宝太郎は過去に行ってみてきたことをりんねに伝える。
その中で風雅が言っていた「ルールを守る」という言葉を聞き、揺れるりんね。
そんな彼女ですが、宝太郎特製シュー肉まんは微妙。
宝太郎の変な創作料理の微妙な既視感の正体がようやく分かった。オモコロで無を錬成する匿名組だ。
その頃。
街ではケルベロスマルガムが暴れていた。
出動した宝太郎とりんね。性懲りなくりんねにちょっかいをかけるアトロポス。
宝太郎はりんねを守ることに成功するが、なんとケルベロスが3体に分かれてしまう。
残りの2体もすぐに倒そうとしたものの、なんとイグナイター、オーバーヒートという概念があるらしいです。連戦はできないよ、と。
フォームチェンジして戦闘継続。
りんねもそれに加わりたいと願うが、指輪は全く反応しないまま。
そんな中、マルガムの攻撃がアトロポスに当たる。
映像では今一つよく分からなかったのですが、一応「金属化して重たくなり腕が動かせない」ということらしいです。一応腕に塗装してあるけど、いや分からんて……。
アトロポスが動けなくなったことで、ケルベロスマルガムは犬笛を破壊。敵味方関係なくひたすら襲い始める。
思わずアトロポスの口から漏れ出た「助けて」という言葉に、思わずりんねは動いた。
アトロポスを庇いつつ、幼い頃の自分とアトロポスとが似ていることに気づく。
だからアトロポスを見捨てられないと。
敵を庇うなんてルール違反じゃない?と煽るアトロポスに、りんねは返す。
風雅が守れと言ったのは「ルール」であり、「掟」ではない。
「私のルールは、私が決める!」
アルケミスドライバー、復活。
マジェードに変身したりんねは宝太郎のもとに参戦。
やっぱり何から何まで美しいなこのライダー……!
2体のケルベロスマルガムは2人の手で倒されたのでした。
りんねは最後にアトロポスを治療してから解放。
その後、キッチンいちのせでは。
りんねはちょっとだけ今までの在り方を変えていた。
ミナトには自分の道が決まったと宣言。
仲間たち相手には真面目一辺倒から自分らしさのある行動になっていたのでした。
その裏では。
スパナと鏡花も独自に行動していた。
鏡花は皆との行動を「今は何とも言えないなぁ。まずは見てみないと」と発言。
この人、限りなく中立的な立場で物事を見ているので安心して見ていられる。なんなら現状一番好感度高いかも。
そんな鏡花さんはりんねの覚醒を見てベルトの回収を決意。
しかし、スパナはというと自分より先に後輩たちがライダーになったことに思うことがある様子。
次回からスパナのターンに入りそうなので楽しみですね。
とかなんとか書きましたが……少々わだかまりが残る回でもあったなぁという印象。
りんねがアトロポスを守ったのが一番モヤったなぁ。
いや、りんねがアトロポスに自分を重ねるのはアリだと思うんだけど、正義感のある彼女が何の躊躇いもなく敵を救うか?っていうのが。
せめて治療した後に「これで貸しだからね」とか念を押してくれたらまだ良かったのかな。
そしてオチも。
とにかくルールを守ることが第一、と他人が作ったものに縛られていた彼女が自分の意志で動けるようになったんだよ、というオチは素敵ですが、その表現方法が「他人の意志を確認せず、その場で自分に都合の良いルールを錬成してほしいものを貰う」って……それもう暴君じゃん。
なんか良い感じに収まった風になってたけどいやダメじゃね?という。
あと、コメディパートの多さ。
コメディを入れるのは別にいいんですけど、その場合どこからどこまでが真面目なのか分からなくなるのが困る。
今回一番迷っているのはイグナイターのオーバーヒートですね。
なまじ冷ます件をギャグっぽく消化しちゃったもんだから、これが最強アイテム故の縛り(公式設定)なのか、今回限りのオモシロ設定なのかちょっと判断しかねている。
前者だと思いたいけど。
前回の東映ブログで、これから脚本家は3人体制で行く、なんて言っていたけれど正直不安だな……と思わなくもないです。
次回:なんかスパナさんが雁字搦めになってる
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