18話 ジョーズないっぽん
- _ ぬぺ
- 2022年7月3日
- 読了時間: 3分
追加戦士とは無から生えてくるものである。
自分の立場にどうしても納得のいかないジロウくん。
ちなみに彼が納得いかないのは自分がお供である事だけです。
他の仲間たちに引かれてる…というより嫌われていることにはまったく気づいてません。純粋というかなんというか。
そこでタロウが提案してきたのは彼から1本とるというゲーム。勿論負けた方には罰ゲームあり。腕立てやら縄跳びやらと完全に鍛える方面なのが相変わらず。
さらに他のお供たちも参戦してカオス爆誕である。
ジロウは正攻法で攻めるがアウト。
つよしは「ラーメンからもやしを”1本”とるという機転を利かせるがアウト。
真一は狙撃手に扮するが完全にバレている。
はるかは手製のクッキーと偽ってびっくり箱を手渡すが、「女性から物を貰うのが初めて」と言う純粋な彼の瞳にやられて撤回してアウト。いい子だ。
その後、全員総出で挑戦するも失敗。
タロウ、圧倒的に強い。まあタロウ強化担ことソノイくんも一緒にいたのは悪かった。
ではなぜソノイがいたか。
それは彼らは彼らで人助けゲームをしていたからである。わあ、平和。
宅配で行った先のお母さんには完全に怪しまれていましたが、その時に彼の服に触れたのがソノイ的には若干気に入らなかった様子。
彼、脳人界のファッションリーダーだそうです。
ふーーん。
(上から下まで目の覚めるような水色のシルクっぽい素材、短パンのスリーピースという組み合わせ、謎の羽を眺めながら)
さて、話はお供たちに戻って。
勝てないと踏んだ彼らは、攻略サイトこと陣のもとへ。
タロウの弱点は、「ギィちゃん」(男)。
夏休みに育てたカブトムシが窓から出て行ったことがかなりショックだった幼いタロウ。
いつかギィちゃんが帰ってくると信じて今まで生きてきたようです。純粋だ。なんでもできるが、カブトムシの寿命は知らないタロウくんである。
それを聞いたお供たちは嬉々として虫取りセットを準備。
タロウが通りかかったところで虫を探すフリをしつつ、
「ギィちゃんが帰ってきた!」
案の定引っかかったタロウ。
普通ならお前なあ…(苦笑)なのだが、タロウの顔があまりにも悲痛で苦笑が引っ込んだ。
クッキーもらって喜びすぎるのも含めて、対人関係で何気なく見せられる闇が深い。
ここで1本取れると襲いかかったお供たち…の手は、すんでのところで止まる。
なんだかんだで誰一人として「負けるタロウ」を見たくなかったようです。
勿論、彼のカリスマ性に惹かれたこととかもあるんだろうけど、彼ら目の前でタロウが消されているところも見ているから……。
そんなこんなしている時に現れたのが新戦士、ドンムラサメ。
お声は村瀬歩さん。前回の予告時点であれ?とは思ったものの、いやまさか、無から生えてくるわけないよね、夏美/みほあたりがまたテイストの違う感じで来たのでは…?
とか思って何も言わなかった私の気持を返せ。
マザーに呼ばれて目を覚ました、彼女の息子とも言うべき人。
本体は剣。モチーフはサメ・ニンジャ・ロック🦈。
その実態は「『脳人の世界から来た謎の暗殺者』ということ以外まだほとんど決まっておりません。」
……??????????
とりあえず考えたら無駄なことだけは分かった。
あと強いうえにかっこいいことも分かった。
ソノイはドンムラサメの正体を知っている様子。
それも尋常じゃない狼狽えよう。
一体何なんだこいつは。
次回:夏には怪談が一番である
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