12話 謀略Ⅲ:スロット★フィーバー
- _ ぬぺ
- 2022年11月28日
- 読了時間: 3分
脱出ゲーム:後編!
まずは景和。
完全に後ろ向きの彼を奮い立たせたのは、体を張って姉を守った良樹。
自分も誰かを守りたいと考えた景和は、英寿・祢音に相談。
英寿のコアに触れることで過去の記憶を取り戻し、再びライダーとして戦うことを決意する。
肝心のベルトは、一徹お爺ちゃんから譲り受けました。
勝手な行動だと英寿にキレ気味のゲームマスター:ギロリさんですが、一応ゲームのルールとして、「GMから許可が下りればライダーの権利の譲渡は可能」というものがあるらしく、今回はそれを使用。
どこからともなく回収して来たニンジャバックルを片手に、タイクーンが再び参戦。
2つ目の彼の願いは、「退場した全ての人たちが蘇った世界」。
自分が退場したことによって少々思うことがあったのかもしれない。
続いてゲーム本編。
ウィンが攻略を邪魔しつつ、真面目に攻略の鍵が無いかと捜索していたところに英寿が乱入。
完全にウィンの功績だけを掻っ攫っていった形の英寿様である。
ウィンが運営にも関わらず参戦していることを指摘した英寿によって一触即発の雰囲気が漂う2人でしたが、そこはツムリちゃんが阻止。
とはいえ本当はどっちにも味方したくないんだけど、とでも言いたげなツムリちゃんの顔が可愛い。
ゲームは前回の予想通り、絵画の題名から照らし合わせればOKという単純なもの。
ウィンの細工に気づく理由は祢音の写真かなと思っていたのですが、ウィンが傷に気が付くことなくブロックを入れ替えたのが原因だったみたいです。思ったよりアホの子だぞこいつ。
ウィンが妨害していたことも把握済みの英寿。(「把握済み」と言うよりは「察した」という方が適切か)
自分たちが戦っているのは自分たちの意思であること。
それだけの想いを懸けていること。
だからこそ、自分たちの事を玩具の道具か何かとしか思っていない運営が気に食わないこと。
一気に心情を吐露する英寿。
ここまでいろいろ言うこと言ってる彼も珍しい。よっぽど運営に思うことがあるんだろうな。
どうしても叶えたい願いがあるからこそ、何度でも体当たりで挑むのだという台詞に合わせ、全員が特別アイテムであるフィーバースロットを回し続ける絵面が良い。
ぶっちゃけ、フィーバースロットは東映側の財布事情に噛んでるアイテムだと思っているのですが、そんなアイテムを上手く活かしている演出に普通に唸ってしまった。
無事に敵を一掃した一行は出口へ。
出てきた言葉「ヒラケ」を口にするもエラー。
なぜならば、ここはジャマトの言葉で述べないといけなかったから。
「音声認識」というのは確かに前回ちょっと気になったけど、どうせ最後に映像として映えるからだと思っていました。本当にごめんなさい。
本来ならばここはジャマト語を確認して照らし合わせて、という果てしない作業が必要だったのだが、先人が残してくれたノートのおかげでかなりスムーズにクリア。
このノート、ちらっとしか映らなかったけれどかなり書き込まれてるよね…すご。
無事にゲームをクリアしたライダーたち。今回の脱落者は無し。
一徹は今回のゲームを通して「若返りたい」という望みを叶えなくとも、今のままでも十分幸せだと再認識。
景和に完全にライダーの権利を譲渡して退場という形になりました。
一方、ウィンは同じくアンチギーツ派の道長に声をかけています。
まあ彼は靡かないだろうね。ライダーアンチだし。
その頃。
例のジャマト農園では、農家のおじさんが改めて野望を燃やしていました。
何度でも言いますが、この人見た目が本当にどこにでもいる農家のおっちゃんなのが怖い。
次回:新キャラ登場!!
Comments