12話 その着せ替え人形は恋をする
- _ ぬぺ
- 2022年4月27日
- 読了時間: 3分
いいなぁ(余韻)
前半はホラー。
夏だもの、涼しげに行きたいよね
事の発端は海夢からの「たすけて」メール。
父親と夏祭りに行く約束をしていたものの、宿題が終わらないために流れてしまったらしい。それは海夢ちゃんが悪い。
息抜きにホラー映画鑑賞タイム。。
新作出るから、という理由で見始めた海夢ちゃんでしたが、こちらはダメでした。
一方の五条くんは衣装の設定やメイクに興味深々。
分かる、彼はホラーは飄々と乗り越えるタイプ。
宿題のことから派生して、海夢が数学のテキストを学校に放置してきたことが判明。
学校に取りに行きました。ちゃんと制服で行こうね…。
こっそりと侵入したのはプール。
ここで判明したのは、海夢ちゃんはカナヅチだということ。
泳げないけど、海が好きな海夢と、
面相筆を上手く扱えないけど雛人形が好きな五条くん。
好きなものは堂々と好きって言えばいいじゃん、の延長のような考え方と、
それを大袈裟に言い立てないことがじんわりと優しい。
2人は一緒に夏祭りに行く約束をし。
後半は一緒に神社へ。
お爺ちゃんのお見送りにも気合が入っている…。
「可愛い孫が友人とお出かけをしている」ことが本当に嬉しいんだろうな…。
神社にて。
浴衣に身を包んだ海夢に見とれてしまう五条くんと、舞い上がる海夢ちゃん。
相変わらず好きな人のことになると完全に周り見えなくなっちゃう海夢ちゃん本当に可愛い。恋に恋する女子高生最高。
メインの花火大会。
大量に屋台で買い込んでのぞんだわけですが、まあとにかく美しいこと。
この作品が光の描写に力を入れているのは今に始まったことではないけれど、今回は群を抜いていた。
台詞も音楽も最小限に絞って、空一面の花火。
これほんとにアニメ?実写の間違いでは??
そしてそれを青くなった舌で台無しにする海夢ちゃん、流石。
残念ながら、海夢ちゃんが派手に花緒で靴擦れ(で良いのだろうか)を作ってしまったため、本日はここまで。
好きな人に半分無理矢理おんぶしてもらってご機嫌な海夢ちゃんです。可愛い。
そして自然と、「来年も一緒に行く」約束。
今までとこれからを比較してきた往に胸を膨らませる五条くん。
いいなぁ甘酸っぱくて!!
Cパートは通話編。
1人でホラーを見てしまい、寝られなくなった海夢ちゃんと通話。
先に寝てしまった五条くんに話しかける海夢。
「2人でいろんなことして、楽しかったね」
「五条くん、好きだよ」
スマホを挟んで一緒に寝ているような映し方が良いなぁ
「じゃあね、五条くん。おやすみ。またね。」
本編放送から大幅に遅れての完走!面白かった~!!
あんまり恋愛ものは嗜まないので恐る恐る、探り探りでしたが本当に楽しかった。
2人の距離感やピュアさが私に合っていたのだと思う。必要以上に2人がくっついたり離れたり、喧嘩したりベタベタしたりするのが苦手なもんで…。
ずっと甘酸っぱい!可愛い!しゅき!!ってなりながら見ておりました。
光の当て方。
何度も言及してきたけど、いろんなところで光の使い方が本当に綺麗だし、自然な美しさを見せつつも主人公たちの心の描写を上手く演出していて見とれてしまった。
あとは役者さん。
もとはと言えば石毛さん目当てで見始めた今作でしたがとても良かった…
こういうちょっと弱気なところもあるけど芯のある好青年がよく似合うお声だなと改めて。
お芝居もお上手なので真面目に売れてほしいと思っている声優さんなんです。所属事務所を抜きにしても。
直田さんも可愛かった…
新しく推したい人が見つかって嬉しい。
あのギャルど真ん中を行く彼女を、キラキラし過ぎず、かといって陰キャには寄らないようにというバランスが最高だった。
あとこれを見ている時に某呪いアニメの劇場版を見に行ったりしたのですが(サイトウさん娘役で出演なさっている)、全然雰囲気違ったからますます気になっている。本当に同じ人か…?って映画館で首傾げたもんで。
「またね」の言葉を信じて、続編を気長に待とうと思います。
それまで原作やらラジオやらも全制覇しなければ!
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