11話 キャッチ！スパイだ！？ライダー失格！

遂に本筋が動き出すか

今日も今日とてケミー集めに励む錬金アカデミーの4人。

手持ちのカードも増え、ガッチャードの戦術も多様化しつつある。

その裏では、冥国の三姉妹が新たなベルトの作成に成功。

そして、ガッチャードを見守る男が1人。

アカデミーでは、錆丸先輩を中心にユーフォ―エックスの話題で持ち切り。

レベルナンバー10という強大な力を持ち、ケミー好きの錆丸も見つけたいと思ってはいるが、そもそもレアなうえに、ナンバー10を捕まえるのは掟で禁止されている。

錬金アカデミーの生徒に招集がかけられた。

やってきたのは、錬金連合から派遣されてきた調査官の釘宮リヒトと針馬汐里。

目的は、冥国の三姉妹に情報を流していると思しきスパイの存在の調査。

……が、釘宮はそれよりもガッチャードの方に興味がある様子。

裏切り者からもらったドライバーを使い、無駄だらけの戦いをする宝太郎のことが気に食わないらしい。

本来の目的を放ったらかして強制的にライダーの権限を剥奪しようとする釘宮に対し、珍しく錆丸とスパナも反抗。

胡散臭い新キャラが反感を買うのはいつもの事ですが、こうも全員の地雷原を綺麗に践んでいくことってあります？？

そこにやってきたのは、高校に冥国の三姉妹が出現したという報せ。

全員で探し回っていると、りんねの前にアトロポスが登場。

彼女の過去を知っているような言葉を吐きながら、彼女に宣戦布告。

乱入してきたボディーガードことスパナを適当にあしらい、「これから起こることは全て君のせいだよ」と言い残し消失。

その頃宝太郎と錆丸は別のところで合流。

そこに現れたユーフォーエックスを追いかけると、その先に居たのは本日冒頭に倒したはずのスパイダーマルガム。

居合わせたユーフォーエックスの助太刀を受けて勝利。明らかに宝太郎の意志を汲んでいる感じはあったので、「支配下に置くことはできないが仲間になることはできる」的なルートで強化アイテム入手かな？

さて、肝心のマルガムの正体は針馬調査官であった。

簡易的なワープ機能を使って盗みを繰り返していたらしい。

思ったよりもアッサリの犯人開示に拍子抜け。

あの状況下だから、針馬さんが犯人だ！ そんなことはない！ で揉める感じかなぁ。

ようやく話のメイン部分が動き出した感がある。

何度か言ってるけど、現状私にとってガッチャードはよくも悪くも無味無臭なので、そろそろ何かしらの味が付いてくれるんじゃないかなと期待してます。

新ライダーはスパナあたりかなぁ。

何かしらの理由でりんねに精神的ダメージを与えるなら、本人に干渉するよりも「彼女のせいで周りが大変なことに」ルートに行く気がするのでね。