10話 最も危険なゲーム
- _ ぬぺ
- 2022年10月2日
- 読了時間: 4分
ま だ 10 話 だ ぞ
【あらすじ】
町に現れたデスガリアン。
彼らを退治しに出動したジュウオウジャーの前に現れたナリア。
怪人もいないのに、と訝しむ5人の前に現れたのは、ジニスであった。
【ジニス】
デスガリアンのオーナー。
改めて肩書が出されたのは初めて?「ボス」とか「キング」とかではないんだね。「デスガリアン」というもの自体が、(あちこちに意匠があるように)カジノギルドみたいなものらしい。
部下たちが頑張っているのを見て楽しくなってしまったジニス様。
満を持しての参戦である。
彼が提供するゲームは単純。
街中にゲームエリアが出現。エリアは時間経過にあわせて狭くなっていく。
エリアの境にある壁に触れると生物は消滅する。(「生物」と言いつつ草は消えないのはご愛敬)
エリア内に設置されたスイッチを探し出して押せば壁は消滅してゲームクリア。
クリアしたらジニス様からのギフトがあるという。
ゲームのルールはとてもシンプルなのに、やることがえげつないの、流石オーナーである。
【ジュウオウジャー】
というわけでスイッチ探しに翻弄される5人。
手分けして探すうちに脳裏をよぎるのは、ここ2か月の記憶。
こちらに来てから毎日のように王者の資格を探しているにも関わらず、全く収穫の無い日々。
2か月頑張って何も無かった。
それならこれを頑張っても意味なんてないんじゃないか。
レオの発言も「とっくにジューランド帰ってる」と完全に王者の資格の話と重ねているのが分かる。
宥める大和の声も聞かず、口論になる5人。
ある程度割り切っているアムが無理矢理「探したい人は探す、諦めた人はお疲れ様」と話を畳む。
●「みんなじわじわ溜まってたんだよねぇ。」
「どうしても重なっちゃうんだぁ。王者の資格と。」
ここで自分の気持には折り合いを付けつつ、大和にも気を遣った言葉選びができるアムは本当にすごいと思う。
ジューマンたちの気持ちを理解していなかったと反省する大和。
●「スイッチ見つけられたら、王者の資格も見つかる。ジューランドに帰れるって、信じられるかもしれない。」
一方その頃、諦め組の3人は、壁によって引き離された親子と出会う。
女の子と一緒に逃げつつ、他の人間とも一緒に避難するうちに、あることに気が付く。
●「みんな不安なんだ」
●「人間も、ジューマンもない」
●「ここから無事に帰りてぇのは、俺らも、大和も一緒なんだ」
ようやく、探し物に前向きになれた3人。
丁度そのタイミングで、大和は強化された視覚を用いてタワーの上にあるスイッチを発見。
アムのアイデアで聴力の勝れたセラを信じて叫んでスイッチの位置を知らせ、
レオは持ち前のパワーでタワーに登ってスイッチを回収。
落ちていくスイッチはタスクが鼻を伸ばして拾い、スイッチオフ。
無事に壁は消滅。
彼らが互いを信頼し、全力を出した結果が形となったのでした。
咄嗟にジューマンの姿に戻るのは、一種の彼らの矜持なのかもしれない。
【ギフト】
……なんて簡単に行くわけもない。
相手はジニスなのである。
あの「スイッチ」。オフと同時に「ギフト」起動のスイッチでもあった。
ジニスが自ら開発させた殺戮マシン。
完成したその日に星を10個壊滅させ、ゲームにならないとして封印された代物。
人間たちの悲鳴が聞けるとワクワクのジニス様である。
そしてギフトは流石殺戮マシンとも言うべき才能を発揮。
単純に火力がすさまじいのみならず、敵の行動を先に見切って回避したり、他人を盾にしたりとかなりの強敵。
さらに自ら巨大化し、ジュウオウジャーのロボ2体も一蹴。
5人はロボットから落下して変身解除される。
瓦礫の下敷きになりかけた大和。
彼を救ったのは、赤い羽根を散らしながら飛ぶ謎の男だった。
踊ってる場合じゃねぇ!!
【以下雑記】
🦅遂にジニス様参戦。笑い方すら品のある圧倒的強者の雰囲気。勝てない。
🦅レオ。咄嗟の時に四足歩行が出ちゃうの可愛い。
🦅良い子はこの話の前後に某すぐ死ぬアニメを見てはいけません。私はあろうことかY談結界の後にこの回を見てしまい、結界とCV井上和彦というダブルパンチによって本編になかなか集中できませんでした。よよいのよい!!(やけくそ)(CV千葉繁)(ガブリンチョ!)
次回:全合体!!
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