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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

新♡初恋ヒーロー

好き放題やりやがったな




【あらすじ】

もう本当に、予告が全て。以上です。


はるかの『初恋ヒーロー』の後に書かれ、はるかが表舞台を追われる原因となった今作。

そもそも「新」とついているのにはるかが追われた理由が知りたいもんである。


で、それを実写化することになった。

スカウトされたソノイとソノニだったが、監督の黒岩のせいでクビになる。なぜなら完璧すぎたから。

代わりに三枝Pがスカウトしてきたのがはるか&タロウ。



というわけで主演を変更して撮影が始まった今作。

ただし問題なのは、監督の黒岩。


彼があまりにも今を生きるタイプであったこと。今を生き急ぎすぎである。


基本的にその場のインスピレーションで行動する。なんてったって映画は爆発なのである。

その場で良いと思ったからという理由で物語の方向性も、展開もジャカジャカ変えていく。結果として、学園恋愛ものと思ったらゾンビが出てくるし、なんかヒロインが磔にされてるし、変身するし。


しかもその監督の意向を受けて出演陣もそうでない奴も脚本を書き換えていく。なにしてんだほんと。

クソ映画ってこうやって出来上がるんだろうな……(遠い目)



内容は以上です。

30分ずっとこのテンションでした。嵐だった……。




【演者さんについて】

まずは出演陣。



「今人気の漫画の主人公を完璧に演じる」という役どころのソノイ・ソノニを演じる富永さん・宮崎さん。

純粋にめっちゃ爽やかな美男美女なんだわ。

普段の敵キャラとしての妖艶さが嘘のよう。役者さんってすごいや。



そしてそこに代わりに入ることになった「壊滅的に演技が下手なド素人」役のタロウとはるか役の樋口さん・志田さん。

マジで何やってんだ(最上級の褒め言葉)

どこまでが台本の指示なのか。どこからが本人たちのオリジナルなのか。

ぶっ飛んだお芝居で好き放題やっていて腹筋崩壊するかと思った。めっちゃ面白かったです。

なのに、要所要所でめちゃくちゃ美男美女なところを見せつけてくるのほんと何??



あと柊太朗さんをスタッフは何だと思っているのか。

あれだけ顔も良いし演技力のあるお兄ちゃんを悪魔メイクしたり変な馬の被り物被せてみたりさあ……。

そしてご本人が全力で演じ切ってくださるのでまた面白いのよ。あの白馬の王子の鳴き声を映画館の音響で聞いてくれ。面白すぎるから。

というか翼くんはどういう経緯でスカウトされたの?



それとソノザことタカハシさん。

画面に映っている9割ゾンビメイクでしたが、言動がずっと可愛い。

こまめに台本チェックしているの、妙な真面目さが見える。「続編が欲しくて漫画制作キット全部揃えてくる」というキャラにマッチしすぎていて好きです。あれ、どれくらい台本にあったのかな。しかもソノニちゃんと一緒に確認しているの可愛い。



個人的には他のメンツの活躍の場が少なかったのがちょっと不満かもしれない。

30分だから仕方ないと言われればそうなんだけどね。



で、なによりも黒岩監督役の姜暢雄さん。

ずっとはっちゃけた演技で今作のカオスっぷりを牽引してくださったわけです。


で、問題は鬼だよ。忍風鬼て。なあ。

あろうことか元ネタのハリケンジャーの出演者を起用し、鬼にさせるとかそんなんありかよ。

しかも姜さん、鬼に変身するときにしっかり名乗りポーズしてました。いいんだ……。


そのあとの展開では忍風鬼から戦隊としてのダメだしをいっぱい喰らうドンブラですが、演者が演者だけに全部先輩からの苦言に聞こえるの面白すぎません?




【その他ドンブラ脳について】

本当にやりたい放題だった(褒めてる)



冒頭の「ヒーローは仮面ライダーに任せておけ」発言


ひまわりの下には犬と猫が埋まっている猿原の俳句


「目立ってはいけない」といいつつしっかり出演し、ゼンカイ時代の仲間たちをバックにノリノリの介人


「名乗っていいんだな?」→見覚えが微塵もない名乗り


雑過ぎる扱いのジロウ(いつも通りとも言う)


オチそれで良いのかよ



という感じでしょうか。

スタッフが5秒に1回は客を笑わせないといけないという縛りでも課したんじゃないかと思う勢いと畳みかけでした。濃かった。


パンフもパラパラっと見ましたが、クレジットのページその写真で良いの???という感じでした。

同じ終盤のシーンを切り取ったリバイスと比べてほしい。酷いから。(褒めてます)



映画ではこのあとリバイスの前に「お昼のショッカーさん」が挟まりますので、そこで頑張って頭を切り替えてください。



いやはや満足度高かった。楽しかったです、でもお代わりは良いかな……。

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