29話
- _ ぬぺ
- 2022年11月29日
- 読了時間: 5分
テ ン シ ョ ン が ド ン ブ ラ ザ ー ズ
【あらすじ】
夏。
この灼熱地獄にて、エアコンがぶっ壊れたオレジャーナル。
真司くんが作業に駆り出され、椅子から転落してバク転でなんとかするも(10.0の白Tがまたいい味出してる)、後ろから飛んできたバケツにより無事落下、という素晴らしいピタゴラスイッチに見向きもせずに編集長が取り出したのはお見合い写真。
何でも、彼の知り合いらしいが、同性の編集長から見ても難有りの男。
令子に写真を見せつつ、彼女には合わないだろうと判断して絶対に無理させまいとする編集長が良い上司である。
しかしそこは令子さん。何事も挑戦、とお見合いを受けることにしました。
お見合い現場にて。
一目見るなり「令子はお見合いへのやる気がない、本気じゃない」と判断して拗ねる相手の男:蔵井忍。この男の人、終始言動がキモい&めんどくさい陰キャって感じでとても良いキャスティングでした。
収穫が無かったお見合いの帰り道。令子は何者かの気配を感じる。
これはストーカーかもしれないと同僚にぼやく令子。
彼女は自分が守ると宣言する真司。
自分だってストーカーされたことがあると謎のマウントを取り始める菜々子。菜々子さん、恋愛が絡むと本当にポンコツになる。仕事させてるだけならちょっと独特だけどバリバリ仕事できちゃうかっこいいOLさんなのになぁ……
なお菜々子さんのマウントは「気のせい」で封殺する真司。令和ならセクハラで一発アウトである。
で、そのストーカーの犯人は、令子に花束を渡したかった北岡、に頼まれた吾郎ちゃんでした。
立派なストーカーです。悪いのは北岡。
この真司が吾郎に詰め寄るシーン、やっぱり真司が(相対的に)小柄なのが本当にいい味出してるのよ……
誤解は解けたものの……いや解けてないです、ストーカーの犯人は判明したものの。
令子さんは行方不明になった。
真司が吾郎とバトルした後の行方が分からない。
そこに蓮も合流。
令子の様子がおかしいのを気にかけて後を付けていたものの見失ったらしい。
警察の方!!こいつが2人目のストーカーです!!
ということで、令子さん捜索共同戦線が組まれた。
令子を心配する真司、なんだかんだ面倒見の良い蓮、そして令子に恋する北岡。
夜の公園で、2022年でも通用しそうなソーシャルディスタンスで同盟の結成と休戦を約束する3人。
あんたらほんとは仲良しさんだろ。
暫定的な犯人は、令子にフラれて傷心の蔵井。
ということで、お見合いがしたくてたまらないのに編集長から「見合いとはにらめっこのことではない」と子どもみたいな説得をされていた菜々子さんを利用。
今度は高そうな料亭でお食事。蔵井さんはお見合いに乗り気である彼女に最初は惹かれていたものの、奇天烈な髪型と上品な着物もなんのそのな彼女に幻滅したのか、お付き合いするには至らず。
というかそれをずっと腕の筋力だけで眺めている真司くんもなかなかよ。
菜々子は帰り道にコンビニかどこかで購入したと思しきお酒を煽りながら帰宅する途中で消失。
少し目を離している隙に被害者が2人に増えました。
菜々子を探して歩いている最中、モンスターに遭遇。
ひたすらにわちゃわちゃしながら変身して鏡の中に流れ込んでいく3人、面白すぎる。作中では真司だけが小学生呼ばわりされてますが、こっちから見たら全員小学生です。
さて、島田さんもいなくなったので優衣が駆り出されました。
淑やかな女性として蔵井とのお見合いに参加し、頭を下げてお付き合いを申し込んだ後、そのまま蔵井宅へ。
付き合い始めた流れでそのまま自分の家に連れて行く男、絶対にヤバい。
優衣に出すコーヒーが無かったので買いに行った蔵井。
その隙に家宅捜査を開始する優衣。着物の裾を勢いよくまくり上げるシーンが好き。おしとやかな役が剥がれ落ちた瞬間とでも言いましょうか。
家じゅうの扉と言う扉をあけ放ち、「島田さん?!」「令子さん?!」と叫びまくる。しかしその成果は無く。
それどころか、うっかり手をかけた棚が丸ごと倒れるというアクシデントが発生。
いやそうはならんやろ!なっとるやろがい!!
その他にもあれこれ破壊した挙句、お隣さんから「もう少し静かにしてくれ」とクレームを受ける。
問題はそのお隣さん。
ちょっとキツい印象のある女性の名前は竹内真理。
過去にオレジャーナルが書いた記事によって自分の会社が倒産した過去を持っており、そのせいでオレジャーナルに恨みを持っていてもおかしくない。
しかも、身に着けていたネックレスが令子のそれと同じだった。
蔵井のアリバイがあったことも分かってしまったため、捜査対象を切り替えた令子捜索隊。
各々、なぜかここに来て打合せというものを放置して竹内のもとへ突撃。
スーツ+眼鏡スタイルで花鶏の鍋を持ち出してセールスに訪れた真司、
既に到着していた弁護士北岡(あんた顔割れてるのにセールスマンするんか、と思っていたら真っ当な営業で笑った)
さらにスーツ+眼鏡スタイルで花鶏のティーカップを持ち出してセールスに訪れた蓮。
わーイケメンのスーツって良いよね(思考放棄)
さて、再び小学生男子sがわちゃわちゃしている隙にいなくなってしまった竹内。
彼女を追いかけたが一足遅かった。竹内は彼らの目の前でモンスターに襲われて鏡の中へ。ギャグ回でも人は死ぬよ!!
慌てて追いかけた先で見つけたのは蝉のモンスター。
真司が途中で見たような気がした例のモンスターであった。
もし、こいつが犯人だとしたら?
ということで後を追いかけた真司。
結果はビンゴでした。無事に2人を救出、モンスターも倒して事件は解決。
謎のレストランでみんなで食卓を囲んで締め。
井上脚本は食事を大事にすると聞いたことがありますが、最後にみんなで食卓を囲むってやっぱりいいねぇ。しかもみんなで楽しく完食っていうのが良い。
あとなんか真司くんの暴走が原因で~みたいなオチになってたけど、君たち全員同じレベルだと思うからな、私は。
【以下雑記】
🐉いやージェットコースターだった。これが井上脚本+石田監督の合わせ技。もはや暴力。
🐉今回は所謂夏の単発回というやつでしょうか。本筋にはあまり絡んでこなかった感じ?頭からっぽで見れるし平和だしで良かったです。もう一生これやってようよ。もうデスゲームは間に合ってるって。
次回:なんでこの作品偏屈な人間に限って恋人がいるの??
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