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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

24話

えっ…え????




【あらすじ】

また1人、脱落者が出た。

現在残っているのは龍騎ナイトゾルダ王蛇の4人。

(脱落したのがシザースガイライアの3人なので、未登場ライダーは6人となる計算)


仲間の死に揺れ動く真司と、他のライダーたちである。




【城戸真司】

手塚の退場に最も動揺しているライダー。なまじ、彼の退場理由が「自分を庇った」なのがかなりの傷になっている様子。

共感を求めても、蓮は素っ気ないし優衣は取り乱しすぎだし。結局1人で抱え込むことになる。



思わず蓮を「冷血漢」呼ばわりして、若干呆れられ。

一番拗らせてた人が今は「まだまだだなこいつは……」みたいな顔してんの面白いな。


その場で出てきたモンスターは、真司を制し、子どもを逃がしたうえで追跡・討伐。

自然な流れで周りの一般人や傷心の自分に気遣いを見せる蓮を見て、真司は改めて謝罪。

意地でも怪我の応急処置をする真司と、嫌そうにしながらも結局なされるがままの蓮。2人もだいぶ仲良くなったよね



自分の考えをまとめるように蓮に話す真司。

手塚が他人の運命のために命を落としたのは間違っていると思う。


「ライダーの前に、人間そのものが変わればいいんじゃないかって。ライダーのみんなが変わって、自然と戦いが無くなれば、手塚もきっと、喜んでくれると思うんだ」


しかし現状の相手は偏屈揃い。そう簡単にはいかないと告げる蓮でしたが、やってみないと分からない、と押し問答。

そこに入った令子さんからの一報を受け、真司はまず浅倉から攻略することにする。




【ナイトサバイブ】

改めて初戦闘だったので若干情報整理。


ナイトの強化形態。青と金の装甲が美しすぎる。

ダークウイングも一緒に進化してダークレイダーとなる。デザインに蝙蝠感があんまりないよね。

変形してバイクになるシステム。ナイトがまたがった時の神々しさが半端ではない。かっこいいな…………


必殺技は疾風断

敵をビームで拘束した後、マントをドリル状にして相手を轢き倒すというなかなか野蛮な技である。名前で騙されちゃだめだぞ。




【浅倉威】

まさか彼に過去の掘り下げがあるとは思わなかった。



廃墟の隠れ家で令子と会った浅倉。

最初は警察に通報されそうになるが、彼の「どうせまた脱獄する」発言で警察に話がいくのだけは避ける。


ジャーナリストとして浅倉のことを、犯行の本当の動機を知りたいという令子に、浅倉は1つの交換条件を突きつける。

まだ条件は不明ですが、ライダー関連の何かかな。北岡・真司あたりを呼びつけてほしいとか、と思ったけど、浅倉は令子さんが2人の連絡先知っていることは知らないし、なんだ……?



鉄パイプを差し出して自分を殴れと告げる浅倉。

殴るか殴られるかしていないと落ち着かないらしい。確かに今までも自分で壁とか机に頭突きしているところは何度か見たけれど、そういう動機があったのか……

自分は殴られながら生きてきたから、というのが理由。


唖然とする令子に、彼は続ける。


「お前、泥を食ったことがあるか?」

 「俺は何度も食ったぜ。食い物が手に入らなかった時に。俺の口の中には、まだ泥の味が残ってる。残ってるんだよ……泥の、味が」


この一連の萩野さんのお芝居がすごくて。

間違いなく殴られながら、文字通り泥水啜りながら生きてきたんだろうと思わせる説得力。画面を食い入るように見てしまった



彼の発言、そして右肩に除く痕が引っかかった令子さんは北岡のもとへ。

(意外とあっさり逃がしてくれた浅倉。彼女と何を約束したんだ)


以前弁護を担当していた彼ならば何か情報を知っているのではないか、と考えた令子さんの推測はビンゴ。


浅倉威。

1977年生まれ。(25歳)

13歳の時に実家が火事に遭い、両親と2歳年下のアキラが死亡。

威自身は生き残ったが、1人野良犬のように生きてきたらしい。

しかし実はアキラも生き残っており、親戚に引き取られて今も健在。このことは威は知らない。

これ、兄だけが引き取られなかったのも闇が深いよな。

親戚が2人は引き取れないと思ったのか、威にもまた別の問題があったのか。



ともかく、まずはアキラを探すところから始めることになった令子。

しかし真司への電話をガッツリ聞かれており、この件は威も知ることとなる。


大丈夫かな、彼なら弟のことも手にかけかねないとおもうんだが。




【以下雑記】

🐉意を決して神崎邸に入った優衣。最奥部の鏡の部屋を確認し、研究室との類似から兄の部屋だと確信。兄には会えなかったものの、窓をふさぐのに使っていた新聞の中に、海に浮かぶ船の絵を発見。何か覚えがあるようで……。


🐉令子さんをデートに誘う北岡。

📰「ごめんなさい。私、浅倉にしか興味がないの」

フラれました。清々しいほどに。

2つのティーカップを運んで、気まずそうな顔をする吾郎ちゃんである。

「聞いた?吾郎ちゃん。俺より浅倉の方がいいんだってさ(涙)ハッ…俺より…浅倉……?ハハハ」

思ってたよりダメージ受けてたよこの男。寧ろ今まで望みはあると思っていたことが驚きだわ。一旦冷静になって過去を思い出してみなさいよ。


🐉浅倉。今回弟が出てきたので「威」表記を使用していますが、違和感しかないな



🐉なぜか変身可能時間があまりにも短かった今回。

しかも契約カードに描かれたモンスターのイラストも消滅。

怪訝な顔のライダーたちの前に現れたのは神崎士郎。


「終りだ。ライダーの戦いは中止する」


何が原因か分からない。今回動きがありすぎたせいでどれが直接的な原因か見当がつかないよ?




次回:不穏に次ぐ不穏

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