23話
- _ ぬぺ
- 2022年11月8日
- 読了時間: 5分
「変わる運命」
【あらすじ】
誰がそこまでやれと言った?!?!
【北岡秀一】
蓮と戦うが勝負がつかず、一時帰還。
本当に吾郎は助けない、自分以外のために戦うのは美しくないと言いながらも、蓮がいなくなったあとは明らかに狼狽している北岡。素直じゃないなぁもう。
結局耐えきれずに駆け出したところに戻ってきたのは吾郎ちゃん当人。
やはり何でもできちゃう吾郎。
浅倉に捕まっても眉一つ動かさず、それどころか持っていた針金で手錠を外して逃走。その間何やってたんだ浅倉は。
しかも帰り道にご飯の材料を買って帰る余裕っぷり。
多分だけど、現状ぶっちぎり強いのは彼です。
【桃井令子】
珍しく真面目になった真司と連絡を取ろうとするが、電話が通じず断念。
聞き込みだから大丈夫、と言いながら1人で取材へと向かう。
向かった先は何を思ったかガッツリ山道。間違ってもその小さい車で登る所ではない。
案の定見事にぬかるみに嵌まってしまう。そりゃそうなるわ。
車を動かすためにあれこれ動き回っていた彼女が発見したのは廃墟。
なんとなく中に入った彼女の目に留まったのは、どこか見覚えのある蛇皮のジャケット。
おそらく、今後の話のために「令子と浅倉の対面」か「令子が浅倉が生きているという確信を得る」ためのイベントだと思うのですが、流石にこれは…。
あんなドロドロの山道に小型車で突っ込み、なんとなく見かけた廃墟にふらっとスーツ+ヒール+手ぶらで立ち入り、明らかに怪しい物品に素手で触るほど令子さんは抜けてない、と思っていたのだが。
(山道に入るなら多分それ用のレンタカーを借りるし、廃墟に入るなら最低でも取材できるメモ帳やらカメラくらいは持っていきそうよね。あと証拠見つけたらとりあえず写真撮る。)
でも今回脚本靖子にゃんなんだよな~……。
【秋山蓮】
手塚からサバイブカードを託されたライダー。
王蛇戦に遅れて駆けつけ、カードを使用。
《ナイトサバイブ》
ナイトの強化形態。属性は風?
剣の形のダークバイザーが剣と盾がセットになったダークバイザーツバイへと変化。
装甲もパワーアップし、明るめの青と金を基調にしたものへ変化。この頃のライダーの強化形態は分かりやすく上位互換って見た目をしていて好き。
(その点令和ライダーがその路線に戻りつつあるのは割と歓迎してる)
マントも健在。左右に分かれているので蝙蝠感がアップ。
明らかにワイヤーを通していることについて突っ込むのは野暮ですよ。現代ならCG処理しそうよね。
【手塚海之】
今回の主役。まずは過去編から。
斉藤雄一。
手塚の友人で駆け出しのピアニスト。
バイトを掛け持ちしつつ練習に励み、コンテストで表彰されるところまで来たところで、浅倉が起こした事件で手に怪我を負う。
(それを語る手塚が、雄一と同じように手に包帯を巻いているのがまた……)
右手の指を動かせなくなったことでピアニストとしての将来は絶望的となった彼にコンタクトを取ったのが、全ての元凶である神崎士郎。
彼は他者にしたのと同様に、戦いに勝ち抜きさえすれば元の腕が手に入ると告げる。
しかし雄一はこれを拒否。他人の命を奪ってまで力を手に入れるのは違うと思う、と。
これを聞いた士郎は雄一を見捨てる。
具体的に言うと、ガルドサンダーに食わせた。
いろいろと衝撃は大きいが、雄一関連は前回ある程度予想できていたし、そこまでのショックではない。
問題は士郎。
デッキを渡された時点で参加者に実質的な拒否権は無く、更にある程度意のままに操れるモンスターを所持していることが判明。思ったよりもやり方が汚い。
ということは真司がデッキを拾った家の人(榊原耕一)も同じように、なのでは……?
目の前で親友を喪ったから、自分もゲームへの参加を決めたという手塚。
●「それと、変えられなかった運命を変えるために」
しかし、蓮の事情を知ってしまったために迷いを抱えた真司は手塚に協力するとは言えず。
結局手塚は、これからは蓮・真司とは違う道に進むことになる、と告げて花鶏を出て行く。
……そういえばまだ居候してたんだ。寧ろ彼の家はどこなんだ。
彼は真司に優衣を、蓮にサバイブのカードを託して花鶏を発つ。
街中で士郎とコンタクトを取った手塚。
士郎は死に際の雄一が本当はライダーになれば良かったと思っていた、と手塚を焚きつける。そこにタイミングよく現れた浅倉。
雄一の本心はさておき、完全に煽りに来た士郎の性格は最悪である。
ミラーワールドにて。
王蛇対ライアのバトルに龍騎も乱入した戦い。
完全にターゲットを切り替えた王蛇に追い詰められる龍騎。
●「雄一。運命は……運命は」
真司を押しのけて攻撃を喰らったライア。
ナイトの助太刀もあり、一度現実世界に帰還。
本当は、占いの結果は「次に死ぬのは龍騎」と出ていた。
だからこそ、自分で動いて運命が変わることを証明したかった。
そこに現れたのは優衣。
鏡に映った方の彼女を指さす。
●「お前なら、雄一。お前は後悔なんてしてない」
「俺の占いが、やっと、外れる」
雄一が動いてくれたこと、おかげで自分が運命を変えられたこと、それを身をもって証明できたこと。
これでもかと言うほど、「手塚海之」を凝縮した最期でした。
【以下雑記】
🐉3人目の脱落者。今までは極悪人だったからあらまぁ退場したわね、くらいの気持ちでしたが、やはり仲間だとショックがデカい。そろそろ退場だろうなと気持ちの準備はしていたので割と受け入れられているのは事実だと思う。
🐉ただ、今回は手塚に全力注ぎすぎて他のキャラ崩壊があったのが気になる所。長文で書いた令子さんもそうだし、人質を完全に放置していたせいで脱獄を許した浅倉もちょっともやっているよ。
🐉倒れた手塚を引きずる龍騎の動きが全体的にドタドタしていて解釈一致。高岩さんありがとう。
次回:その程度で泣くなよ弁護士
Commentaires