9話 終わらない一日
- _ ぬぺ
- 2022年9月30日
- 読了時間: 4分
……まともにループもの終わらせたの久しぶりに見たぞ
【あらすじ】
デスガリアンが現れた。
しかも、今回はいきなり巨大戦に突入。
難なく倒したものの、家に戻ると再びデスガリアン。しかもまた同じ敵。
短時間のループの開幕である。
【ハナヤイダー】
本日の敵。チームクバル所属。
女性的な喋り方が特徴の、花の怪人。
両肩についた花から出す花粉(とその匂い)で相手を強制的に悪夢に連れ込んで眠らせる。
その間に地下で食肉植物をせっせと育てており、それを使って人間を食いつくそうと企んでいた。
9話で盛って良い情報量じゃない。
その無駄のない能力は、ジニス様から「成功すれば一発でクバルの勝利」とお墨付きをもらうほどである。
【セラ】
巨大戦から帰還後、何やらやりたいことがある様子。
昼食を断り、真理夫おじさんのアトリエにこもる。
さらに謎の声を聞く。
●「怯えているような…助けを求めるような、叫び声」
そのままデスガリアンの出現でこの件はなあなあになってしまう。
戦闘中。
セラは、怪人の言動に既視感を覚え、自分たちがループしているのではないかと結論付ける。
それを聞いた大和は、何か大事なことを今朝話した気がする、と言い出す。
実は今日は、セラの両親の結婚記念日。
一家揃って忙しいセラの家庭は、結婚記念日だけはせめて全員で集まってお祝いをしよう、というのが決まり事になっていた。
だからこそ、今日までには帰りたいと思っていたし、それが叶わず泣くほど落ち込んでいた。
●「今見たこと、皆には内緒にして」
意地でも仲間(多分特にレオ)には泣いてたことを知られたくないセラ、分かる。
大和はその場で、せめて気持ちをしたためておくのが良いのではないか、と提案。
先ほど(夢の中ですが)アトリエに籠って何やら書いていたのはこれのこと。
内容を書き起こそうと思ったらジューマンの言葉で書かれていて諦めました。四角い字だ。
その話をした時に、セラが落としたブローチ。
自分のポケットに入れたままだということに気が付いた大和。
ポケットに手を突っ込んだことでブローチの針で手を刺し、目を覚ますことに成功。そのまま全員を叩き起こす。
ここでセラが聞いた声の正体が発覚。
地面に倒れた際に地下から聞こえた謎の声を、聴力の勝れた彼女だけが気づいていた。
地下に降りると、そこにいたのはハナヤイダーとすくすく育っている球根。
球根の根に拘束される5人の前に現れたのは、同じく球根に絡めとられていたところをなんとか脱出したキューブモグラ。
鼻の位置についたドリルで球根を破壊してジュウオウジャーに加勢。
続く3度目の巨大戦でも、装備品となって役立ってくれたのでした。
帰宅後。
ブローチを返しながら結婚記念日のことを口にした大和によって、再び帰りたい、とジューランドと家族に想いを馳せる4人。
●「……帰れるのかな」
●「帰れるよ!決まってんじゃん」
●「そうだ、大和のお母さんとお父さんはどんな人なの?」
急に歯切れの悪くなる大和。
助け舟を出したおじさんも、
●「我が家の炒飯と言ったら?」
●「キムチ!」
●「もってこい!」
と大和を逃がす方向に舵を切る。
これは…かなり何かあるぞ。
というかここで(「うちの」「俺の」などではなく)「我が家の」と言ったのも、おじさんが暗に「大和にとっての家、家族はここだからな」と言っているような気がするんだよね……
【以下雑記】
🦅…まあ仕方ないのかな。が感想かもしれない。
🦅「ループする1日」という話をやりつつ、セラの内面・ジューマンたちの家族・大和の家族に触れていきたかったのだろうというのは分かるし、そこに文句はないのだが。「ループしてんじゃない?」って気づくのが一足飛び過ぎたし、みんなが納得するのも早すぎて…。
優先度的にそうなったのも致し方ないのかもしれないけどもさ。
🦅セラと大和。今回のセラなのですが、
🦈泣いているのがバレても必要以上に隠さない
🦈それどころか結構ちゃんと事情を大和に打ち明ける
🦈長時間大和がブローチを持っていても特に不満を言ったり、「返して!」となったりしない
と、結構大和のこと信頼してるんだなと思える描写が多くて良かったです
🦅勝手な予想だが、ジュウオウの女性陣は泣いている時に誰かに見られたら、どっちも「他人には言うな」とくぎを刺してくるタイプだと思う。ただ、セラは「弱いところ見せるのは恥ずかしいから言わないで」タイプ、アムは「これで私たちだけの秘密ができちゃったね(小悪魔スマイル)」だと思っている。
🦅タスク。ループしているんじゃないかと言われた時に一番信じられていないの分かる。
多分彼は頭は良いけど現実に即した考え方しかできないタイプ。ファンタジー?そんな夢物語言われても…みたいなこと言いそう。
🦅そして嗅覚が災いして酷い目に遭う。たたき起こすためにその辺の水を顔にかけられまくったうえに、ティッシュを雑に詰めて対処。可哀想に。
次回:早くもラスボス降臨
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