9話 思いは片道切符
- _ ぬぺ
- 2021年12月5日
- 読了時間: 3分
ミオ回。ちょくちょく挟まれる小ネタが時代を感じるのである。
【停車駅 大失恋駅】
車両メンテのため一時的にサポート烈車に移った一行。
トカッチが持っていた旅行雑誌の情報を頼りにやってきたのは北伍城駅。江戸時代くらいに栄えた宿場町という雰囲気がとても素敵な所。お土産はさくらもち・せんべい・三食団子などです。
先行していたのはマリオネットシャドー。声と能力を確認して鬼滅のあとに見るんじゃなかったと反省。
彼の能力は他人を操ること。女の子の前で男に王子様ムーブさせる→派手に気持ちを踏みにじる、という流れで闇を生み出す怪人。マリオネットを動かす木の枝を手裏剣に見立てたデザイン、秀逸すぎませんか
【ミオ】
本日の主役。
普段からガツガツ前に出て行く、根っからの学級委員タイプ。
そんな彼女が一目ぼれしてしまったのは千葉徹。SCRTC JAPANという会社のマーケティング部ブランドコネクションディレクター。ちなみに社名の読みは(一部見えてませんが間違いなく)「スクラッチ」。おかえりなさい我らがゲキチョッパー!!!
颯爽と現れてミオを救う彼は控えめに言っても滅茶苦茶にかっこいい王子様である。ゲキレンジャー見たくなってきた。
で、ひとめぼれした当人はというと…混乱。
普段から「守る」側の人間だった彼女は元から「守られる」という、いわばお姫様ポジションに憧れがあったようです。人間無いものねだりである。しかも展開がめっちゃベタな少女漫画のソレなのが「乙女チックな世界に憧れはあるけど恋愛経験はない人」という感じで絶妙なバランス。
仲間たちから半ば強引にデート(財布返却)を取り付けられた彼女は何を思ったのか、
「じゃ、ちょっとお財布返して勝負してくる」
?????
今から剣道します!という格好でお弁当持って出かけて行きました。完全に迷子じゃん。千葉さんが操られていたから良かったものの、普通にこんな子が来たら圧倒的に不審者である。財布を落としただけなのに。
ちなみに彼女、そつなくご飯作っちゃってるし、作ったものは綺麗な塩むすびと卵焼きなの、めっちゃ解釈一致。素朴なご飯とかパパッと作れそう。
彼女も怪人の被害者だったはずなのに、そもそも恋してない(と自分では思いこもうとしていた)ために助かったというオチ。
なかなか彼女らしくて良かったのではないでしょうか。
「守られたい」という願望は仲間たちが居るから何とかなるし、結局元の鞘が彼女にとっても一番やりやすかったのでしょう。
今回の描写を見るとヒントになりそうなのは
「剣道経験者」「料理できる」「恋愛絡みで過去に何かある」
ということくらいかな?
【ディーゼルオー】
ディーゼル・タンク・カーキャリアの3体合体で誕生。中にいるワゴンさんは無事ですか?
ディーゼルが持つ馬力ですべてを片付けるというパワータイプ。エンジンむき出しのデザイン画とても良い。
【以下雑記】
🚂コメント欄の指摘で気づいたけど、サラッとカグラの手をとって走り出すヒカリ、お前そういうところだぞ!
🚂なおその後めっちゃ飛び蹴りしてます。かっこいいの連続。
🚂メンチカツ入れてあげたら受け取ってくれたんじゃないかな、お弁当
🚂今作、割と巨大戦雑な気がする。私はあんまり気にならないけど、気になる人はめっちゃ気にしてそう。
🚂「倍返し」ネタに「お・も・て・な・し」ネタ。時が過ぎ去るのは早い。
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