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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

8話 司令官ショウ・ロンポーの秘密

ロボ戦から入ったらシリアス確定演出ですからね!




【あらすじ】

珍しく作戦を打ち出したショウ・ロンポー。


今後必要になるであろうラシンバンキュータマを探すためラシンバン座系惑星ジーシャックに向かう班

彼らはチキュウ残留組がシリアスしている分コメディを担当。ギャグマンガにしか出て来なさそうな洞窟をクリアして無事にキュータマを回収しました。


そして「スターダスト作戦」として、チキュウに設置された5つのモライマーズを連続して破壊する作戦を請け負ったのが残る6名。


しかしその作戦に懐疑的な人が1人。




【佐久間小太郎】

まずは脇道から先に行こう。

以前登場してスティンガーに助けられた男の子。

デカい荷物を背負って双眼鏡片手にキュウレンジャーを探し回り、インダベーに見つかって攻撃されているところをスティンガーが発見。

彼の行動の真意は、


「俺を、キュウレンジャーに入れて!」

 「俺、ジャークマターを倒したいんだ!」


まさかの仲間入りを志願。

スティンガーは困惑しつつ、彼の熱意に折れたのか何なのか小太郎をオリオン号のブリッジまで連れて帰りました。年下の子には甘いんだからもう。



なおその後司令が出かけてしまったために、まさかの部外者未成年がひとりでお留守番になりました。

小太郎も困惑、ラッキーも困惑。




【スパーダ】

司令の言動に不信感を抱く男。

司令の作戦は「モライマーズを倒せ」。確かにそうしないことには惑星ごとふっとぶので理にかなってはいるのですが、それよりもダイカーンを倒さないことには人々には安寧がもたらされない、というのがスパーダの考え。

一応司令に直接お伺いを立てるくらいには大人です。


もやもやした気持ちを抱えたまま戦闘に出たものの、ダイカーン:メシウバインダベーから逃げ惑い、すきっ腹を抱えている人々を見て黙ってはいられなかった。

ひとり離脱し、市民のもとに。追いかける形でラッキー・ハミィも離脱。



当然ながら怒りの連絡を入れる司令だったが、

「厨房では誰もシェフには逆らえない。言っていいのは、”Oui, chef” という言葉だけ」と押されてしまう。完全にスパーダのペースに乗せられた司令の「うい?しぇふ??」っていう言い方が好きです。


キュウレンジャーよりもシェフとしても自分を優先するというスパーダ。

彼らはエリアK-3管理区域収容所に出向き、そこで炊き出しを行う。

メニューは、どこからか調達して来た野菜とウオキュータマから出てきた魚を煮込んだスープである。



手際の良い彼。

母星にいたころはジャークマターの圧政下で、食事が少ない中でも幼い弟妹たちの面倒を見ていたというから、料理も他人の世話もお手の物。

辛い状況でくらい美味しい食事を提供したいという思いがそのまま「宇宙一のシェフになりたい」という思いに繋がっているという。



そこに襲い掛かって来たダイカーンとの交戦中、別行動していたガル・ラプター、そしてそこに合流したスティンガーがイカーゲンとマーダッコに倒されたという報告を受ける。

司令の指示は「合流して救出、その場を離脱」だったが、実際に現場に行くと3人とも気絶した状態で拘束されていた。

ここは命令違反もやむを得ない、と3人とも変身して交戦。しかし力及ばず変身解除。


ここで一旦物語はおしまいです。

うわ~ん来週まで長いよぉ。




【ショウ・ロンポー】

我らが適当司令官……のはずだった。

今回ずっと様子がおかしい。


真面目に作戦を立案したものの、イカーゲン・マーダッコには即「焦っている」と看破される程の急ぎよう。

度々「命令だ」と語気が荒くなる彼は、一言で言うなら「らしくない」。


「手間がかかる……いや、昔の私も同じか」


「たった一度の命令違反が、組織を壊滅に追い込むことだってあるんだ。それを肝に銘じておけ」



部下のピンチに、どこからか取り出した透明なキュータマを握りしめる。

9人が倒れたタイミングで満を持して参戦。司令初の外ロケ。ヒーローは遅れてやってくる。


🐙「お前が来るとはなぁ」

🦑「久しぶりだな、ショウ・ロンポー」

「今キュウレンジャーを失うわけにはいかない」


透明なキュータマを手持ちの杖:リュウツエーダーにセット。鳴り響く中華アレンジのかかったBGMが良い。



「Wish upon a star!」



《リュウバイオレット》

「龍の道を行き、龍の道を進む。私がやらねば誰がやる?!」

キュウレンジャーと同じく胸元に星の形のアーマー、彼らとは異なり金縁のメット、白いブーツと手袋にシンプルなベルト。

すらっとしたスタイルでリュウツエーダーを振り回す姿はさすがはレジスタンスの司令官。

爆破と共に走り出すリュウバイオレットで幕が下りたのでした。



予告の通りではあるのですが。

「星に願いを」という、まだ自分は救世主ではないとする立ち位置の変身の掛け声、ハッキリ言ってしまえばキュウレンジャーの下位互換のような装甲のスーツと、「キュウレンジャー」としての部下たちよりも一歩後ろに立っているようなキャラクター。

出番は今回次回オンリーで、おそらくスーツも秒でコマンダーにリメイクされているのですが、それはそれとしてかなり良きデザインです。

まあマント万歳派の自分からみるとコマンダーの方が魅力的なのですが、それはそれ。




【以下雑記】

暴れるカジキと龍の巻。



スパーダも安定しているように見せて割と変化しているメンバーの1人。

ラプター覚醒回、今回もそうなんですけどまあ我が強い。自分がこれと思ったことは何が何でも突き通す。しかも根が間違いなく彼の優しさと気遣いでできているからこちらも折れざるを得ない。

さらに相手を説得する時、結構有無を言わせない言い方するのよね。ラプターも割と一方的に叱るし、司令も乗せるし。

小さい弟妹の面倒見ていたって言っているし、意識的か否かは分かりませんが、他人に言うことを聞かせることや、聞かせるために自分の意見の出し方を変えることができるタイプの人なんだと思います。良くも悪くも生粋の長子タイプとも言う。


後半からは次回内容を踏まえた彼自身の成長もあってかだいぶ丸くなりますね。

個人的にはおてつさんの面倒見のよさや率先して繰り出すブリッジでのアドリブにもだいぶ引っ張られたんじゃないかなって気がちょっとだけします。



愉快にギャグしていたラシンバンキュータマ回収班。

心配ないさ~しちゃうバランスが可愛い。洞窟の中でデカい声出して上から土砂が降ってくるのはお約束。



司令の話は次回に温存しておきましょう。




次回:誰にだって失敗やトラウマがある

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